定年が楽しみになる生き方 [ 吉越浩一郎 ]
吉越浩一郎「定年が楽しみになる生き方」(WAC BUNKO)

ワック

2011年刊




 「ワーク・ライフ・バランスが取れない人は仕事ができない」

 逆に、

 「仕事ができる人でないと、ワーク・ライフ・バランスがとれない」




 「ヨーロッパの人が言う仕事の対極とは”遊び”であり、

  日本人の言う対極は”休み”」である。

 でも、これは、日本のホワイトカラーが「つるはし仕事」をしてしまっているから。




 人生の中で最も重きを置くべきものは、

 自分の「家族」であり「家庭」である。少なくとも、そこがすべての出発点になる。



 仕事=ゲームと考えていた人にとって、定年は単に一つのゲームが終わっただけのこと。

 そう割り切って、これからの人生を楽しむために、貯えていたお金と体力で、

 新たなゲームに進んでいくことができるのです。

 特に、「体力」はとても大事で、人生、すべての基礎になっている。


 だから、

 仕事ができる奴ほどよく眠る。

 実際、ヨーロッパのトップエグゼクティブは、皆よく眠っている。

 体力を温存した上で、仕事をしていく方法を知っている。

 頭のキレもよくなり、なにより意力・気力・ヤル気が違う。




 
 定年後の人生は、「本生(ほんなま)」である。

 「本生」は、生まれてきて本当に良かったという人生の幸せを改めて感じつつ、

 残された人生を楽しく過ごす時期という意味である。


 
 人脈は、定年退職で跡形もなく消える。

 社内でしか通じない「共通言語」は使えなくなる。


 定年後に無理して働く必要はない。

 退職金と厚生年金をベースに、月々20~30万円程度の年金で夫婦二人生活をする。

 この限られた条件の中で、楽しみや幸せを感じる生活を見つけることが大事である。





<目次>
まえがき
第1章 定年退職が楽しみになる生き方・考え方
第2章 定年後に輝く人、見苦しくなる人
第3章 ヨーロッパのエグゼクティブに学ぶ知恵
第4章 吉越流「本生」を輝かせる10のポイント
第5章 人生を左右する「妻の活用術」
エピローグ 「本当の人生」を謳歌する日々を迎えて
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一流の上司、二流の上司 [ 吉越浩一郎 ]
吉越浩一郎「一流の上司、二流の上司 リーダーは「語る」な、「実行」せよ」

三笠書房

2013年刊




≪一流の上司と、二流の上司。

 この二つを分けるものは、意外とシンプルだ。

 それは「実行力」、そして「徹底度」である。≫




≪上司は、部下に「好かれる」必要なんてない。

 それより「信頼される」ことが必要なのだ。

 そして、部下から信頼されるためには、「部下に結果を出させる」ことが必要だ。≫




≪リーダーの仕事とは、「改革」である≫

≪「改革」を志向するということは、安定を望む人たちとは敵対することになる。

 安心安全な箱を壊そうとするのだから、既得権益にしがみつく人にとっては

 煙たい存在だ。だから、「抵抗勢力」が当然のように生まれる。


 しかし、「自分の会社がいつまでもある」というのは、「幻想」なのだ。

 誰から反対されようが、リーダーは「私利私欲」を捨てて会社にとって正しい

 改革を続けないと、組織はやがて、間違いなく衰退していく。≫






≪”ヘッドハンティング”されるような部下を育てよ≫

≪最悪なのは、自分のキャリアに対する戦略もないまま、いまの会社に自分の人生を委ねて、

 「つるはし労働」のようなことに専念してしまうことだ。≫

≪リーダーの仕事は、「部下につるはしを持たせてこき使い、夜になったら慰労のために

 飲みに行く」というものではない。

 やはり、自分に対しても同じであるように、部下に対しても、どこに行っても通用するだけの

 スキルを身につけさせることが重要だ。≫





≪仕事ができない人というのは、厄介な問題に直面すると、すぐに「できない理由」を

 見つけ出して、目の前の問題を投げ出してしまいがちだ。

 しかし、上司たるもの、それではいけない。

 厄介だろうが、複雑だろうが、難しかろうが、その問題解決のためにあらゆる手を打つ

 のが上司の役割である。≫


≪やると決めたら腹を据え、「結果が出る」まで医師にかじりついてでもやる。≫







<目次>
1章 リーダーの本質を理解しているか?―一流の上司、二流の上司の“分岐点”
(“滅私奉公”ができない上司は、失格である―部下に好かれるな、信頼されよ
リーダーの仕事とは、「改革」である―「いい人」は、無能な上司の代名詞 ほか)
2章 部下を半人前に扱っていないか?―部下の仕事にあれこれ口を出すな
(二流の上司は、「最後は結局、自分でやる」―部下を育てるのは「上司」ではなく「仕事」である
部下に教えるべき、“仕事の喜びの頂点”とは?―最後までやり抜く部下の育て方 ほか)
3章 世の中の変化に気づいているか?―グローバル時代に求められるリーダーシップ
(“オールドタイプ”の上司に成り下がるな―“変化”できない組織は必ず滅びる
あえて問題を探し出してでも改善をする―「いまのままでいい」という姿勢は許さない ほか)
4章 自分の役割をまっとうしているか?―タフな上司になるための「考え方」「働き方」
(リーダーは“無事故無違反”が当たり前―「一〇〇%勝てる方法」を追求せよ
リーダーは、「リスク」など取ってはならない―「蛮勇」も、「臆病」も、同じ失敗につながる ほか)
5章 自分を信じて努力をしているか?―吉越流「これだけは守るべき」上司の心得
(上司として生き抜くための「武器」を持て
チームのみんなの気持ちを「明るく」せよ ほか)

日本人は日本を出ると最強になる [ 吉越浩一郎 ]
吉越浩一郎「日本人は日本を出ると最強になる 海外で働こう、学ぼう、暮らしてみよう!」

幻冬舎

2013年刊



 グローバル人材に必要なこと・・


「いつでもよく寝る人」・・

 映画『悪い奴ほどよく眠る』の中でも、

 片や徹夜で働く一方、「悪いヤツ」はよく寝ている。

 でも、良く寝ている方が仕事はでき、優位な立場に立てる。




「8時間の中で効率よく仕事ができる人」・・

 29歳のドイツ人は、就任直後、いきなり秘書を雇う。

 でも、事務処理、経費精算、さまざまな手配などを秘書に任せた彼は、

 帰社する手間を省き、8時間集中して仕事ができた。




「一匹狼になって、独立できる人」・・

 「一匹狼」になってやっていこうとする意志を持つこと

 その覚悟とそれに必要とされる「意力」がついていれば、怖いものはない。

 普段から「独立」を想定して働いている人なら、心構えも含め準備ができているので、

 海外に行っても充分やっていける。




「できない理由」を「できる方法」に転換できる人・・

 「できない理由」をクリアすれば、「できる」ことになる。

 「できない理由」と「できるために解決すべき問題点」は裏表のものである。





「残業漬け」から脱却する・・

「日本人は『玉砕覚悟』の働き方に甘んじている」

 残業し、同僚と飲み会に付き合い、深夜に帰宅する。

 通勤に1時間以上かかるため、睡眠時間を削り、満員電車で体力を消耗する。

 頭も体も消耗している状態で、グローバルな世界に対して戦おうとするのは、
 
 玉砕覚悟のバンザイ突撃と同じ。メンタリティは、当時と変わっていない。

 これを変えることから始まる。




<目次>
1章 海外でも仕事ができる人10の条件
(外国人を怖がらない人
いつでもよく寝る人 ほか)
2章 外国人にも負けない人10の特徴
(日本の知識・技術を応用できる人
会社色に染まっていない人 ほか)
3章 海外で暮らすと得られる10の幸せ
(生活費が3分の2で暮らせる幸せ
子供にグローバルな教育ができる幸せ ほか)
4章 日本にいてはもう成功できない10の理由
(もはや「安全・安心の国」ではない
日本の政治は国民のためではない ほか)
5章 日本をもっとよくする5の提言
(若い人が決定する社会
トップダウンを徹底しリーダーが育つ社会 ほか)

仕事ができる社員、できない社員 [ 吉越浩一郎 ]
吉越浩一郎「仕事ができる社員、できない社員」

三笠書房

2011年刊




・「結果がすべて」と考える人

≪仕事はアウトプットがなければ何も始まりません。

 したがって、

 「成果は出せなかったけれど遅くまで残業してよく頑張った」

 といった評価基準が入り込む余地をつくってしまうのは間違っています。≫

≪仕事とは結果がすべてであり、その結果を出すためには正しいプロセスが

 絶対に必要なのです。

 プロセスが正しければ結果を出せるし、結果が出たのならそのプロセスは正しかった

 ということになります。≫

      「努力」に満足する二流、「成果」に満足する一流




・ あえて逆境に身を置ける人

≪人間は、逆境にあるときに育つものです。

 だから一流の人は、自分を逆境に置こうとするし、その結果伸びていくのです。

 逆境を自分の力で乗り越えようとするとき、人は大きく成長します。≫


≪上司が頼りなく、会社がアテにならなくても、自分にできることは必ずあります。

 そして「何とかしよう」と思い、行動を起こしていく人が「成長できる人」であり、

 ひいては一流の「人間力」を持つ人になれるのです。≫





・「ムダな体力」を使わない人

 「ここぞ」の場面で力が出せるか、出せないか

≪とにかく、「いい仕事」をしたいのなら、体力を維持することが非常に重要です。

 体を鍛えるために運動をしたり、健康維持のために早めに就寝し、

 十分な睡眠を取ったりすることを、常に意識してください。


 よく運動して、よく眠る -。≫


≪体力勝負で乗り切ろうとするのは、軍隊でいえば一番格下の二等兵の働き方です。

 それが「間違っている」「このままではいけない」という感覚を自分の中に養っていけば、

 滅私奉公の働き方から脱却し、仕事ができる社員に近づいている自分に気づく日も

 そう遠くないはずです。≫






<目次>
はじめに──私が経営者として、絶対に手放したくなかった社員とは?

1章 こんな「考え方」ができる人
・「勝ち負け」にこだわる人
      この世は弱肉強食──ライオンの餌になるな

・「結果がすべて」と考える人
      「努力」に満足する二流、「成果」に満足する一流

・ あえて逆境に身を置ける人
      上司を頼りにするな、会社をアテにするな

・ 運、不運にとらわれない人
      「成功には運が必要だが、運だけの成功はない」

・「損な役回り」を買って出る人
      敗軍の“しんがり”は、実力者にしか務まらない

・ いつか独立したいと考えている人
      “滅私奉公”から抜け出せる社員、抜け出せない社員

・ バカになれる人
      今の一〇倍給料を稼ぐための絶対条件

2章 こんな「習慣」がある人
・ 楽観的な人、悲観的な人
      「イメージ」一つで仕事はここまで変わる

・「ムダな体力」を使わない人
      「ここぞ」の場面で力が出せるか、出せないか

・「始動」するのが早い人
      「仕事がはかどる環境」は自分でつくる

・ 本をよく読む人
      「人の上に立つ」ための勉強法

・「なぜ、なぜ、なぜ」と考える人
      論理的に仕事をするとは、こういうこと

・ 整理がうまい人、へたな人
      なぜ、できる人の机は一目瞭然なのか?

3章 この「能力」を持っている人
・ 走りながら考える人
      「六割正しいと思ったら実行に移せ」

・ 初志を貫徹できる人
      「成功するまでやれば、成功する」法則

・「決着をつける」のが早い人
      常に「スピード」を意識して仕事せよ

・ 一歩先を見て動く人
      行き当たりばったりの仕事を防ぐ段取り力

・ アイデアを形にできる人
      目の前の「宝の山」に気づくか、気づかないか?

・ 感情をコントロールできる人
      あえて“怒り”を見せるべきとき、隠すべきとき

・ 敵を敵のままにしておかない人
      あなたの“器量”はここで試される

4章 この「仕事の基本」を守る人
・ 常に先手必勝で動く人
      「緊急ではないが重要な仕事」に価値がある

・ 締め切りを必ず守る人
      すべての仕事に「デッドライン」を設定する

・「打ち合わせ」が多い人、少ない人
      仕事は人から教わるものではない!

・ 集中するコツをつかんでいる人
      私が「がんばるタイム」を活用した理由

・ 得意・不得意がはっきりしている人
      どんな難問も小さく分ければ必ず解ける

・ 指示された以上のことができる人
      “のびしろ”がある社員、ない社員

5章 この「要領」をつかんでいる人
・ 周りの協力を得られる人
      できる人は、自分の考えを“周知徹底”させる

・ 情報収集に熱心な人
      いい話も、悪い話も耳に入ってきているか?

・ 人脈がある人、ない人
      「また会いたい」と思われる人の共通点

・ 人を上手に使える人
      結果が伴っていない人に説得力なし

・ 人をおだてるのがうまい人
      相手をほめる前に、考えておきたいこと

・ 自分の権利を主張する人
      「今いうべきことか」を冷静に見極めよ

・ 女性社員に好かれる人
      「優しく」するより、「信頼」してやれ

6章 こんな「性格」をしている人
・ 自分にも他人にも厳しい人
      リーダーに必要な「四つのE」とは?

・ 社風に染まる人、染まらない人
      「落ちこぼれる社員」はここでわかる

・ 一度決めたことは最後までやる人
      「悪い奴ほどよく眠る」人になれ

・ 自分の頭で考えられる人
      感覚だけで仕事をしている人の落とし穴

・ 何でも自分でやろうとする人
      「上司」ではなく「仕事」が部下を育てる

・ 短所を必死で直そうとする人
      “ムダな努力”はしなくていい!

・ プライドが高い人、低い人
      「自己評価」は毒にも薬にもなる

7章 こんな「価値観」で動く人
・ 会社を利用しようとする人
      「会社に勤めるのはゲームのようなものだ」

・ 仕事とプライベートをはっきり分ける人
      ワーク・ライフ・バランスが「働き方」を変える

・ 減点主義の人、加点主義の人
      なぜ、同じ失敗を繰り返すのか?

・ 本音で動く人、建前で動く人
      会社は“ここ”からおかしくなり始める!

・ 目上の人と付き合う人、付き合わない人
      仕事の話は職場で完結させるのが基本

・「仲間意識」が強い人、弱い人
      チームプレーよりもまず大事にすべきこと

・「過去のやり方」にこだわる人
      こうすれば「最善手」が見えてくる!

・ リスクを取る人、取らない人
      できる社員は、「一か八かの勝負」はしない!


クラウド版 デッドライン仕事術 [ 吉越浩一郎 ]
クラウド版デッドライン仕事術

吉越 浩一郎・立花 岳志

東洋経済新報社

2014年刊



 高生産性の仕事法・・
 
 「ポモドーロ・テクニック」で「一人がんばるタイム」

 
 「ポモドーロ・テクニック」とは、25分集中したら5分間休憩を取る、

 というサイクルを4回繰り返し、4回目が終わったら20分以上の長い休憩を取る、

 という仕事の進め方である。


 「一人がんばるタイム」を上手く回すコツは、

 25分間は目の前に仕事に完全集中することと、休憩時間にはデスクを離れて身体を動かし、

 積極的にリラックスすることである。


 「一人がんばるタイム」は、機内モードにする。

 機内モードでは、すべての通信機能が遮断されるので、電話もならなくなり、

 メールも、SNSの通知もまったく来なくなる。
 



 長い時間集中力を保つコツは、朝からちゃんと休憩をとることにある。

 休憩も、マラソンの給水と一緒で、朝のまだ疲れていない時間帯から、

 こまめにしっかり休むことが大切である。


 「疲れたから休む」のではなく、「疲れないように休む」。




<目次>
第1章 なぜデッドライン仕事術が優れているのか
第2章 吉越さんからの指令!「デッドライン仕事術をデジタル化せよ!」
第3章 計画・実行・結果 デッドライン仕事術を回す技術
第4章 EvernoteとScanSnapをコアにした使えるペーパーレス!
第5章 クラウド時代の「会議」の技術
第6章 ひらめきも気合いもデジタル化!
鼎談 「デッドライン仕事術」こそが日本経済復活のカギである

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