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赤川次郎「赤いこうもり傘 」



 音楽が聞えてくる小説。


 今回は、

 ベルリオーズの「幻想交響曲」 と、


 
 バーバーの「弦楽のためのアダージョ」でした(^^♪




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赤川次郎「イマジネーション

赤川次郎「イマジネーション 今、もっとも必要なもの」(光文社文庫)




 1996年から2001年にかけて、

 金沢学院大学、群馬大学医学祭などで行われた講演会の内容を再構成したもの。



 本の表題になっている「イマジネーション」・・

 もしドイツまで行くことがあれば、ノイシュヴァンシュタイン城を見るよりも、

 オットポイレンに行った方が、より充実したものが見られる。

 そこには、『薔薇の名前』と同じ、ベネディクト派の教会がある。

 教会がこんなに美しくていいものか、という思う一方、

 当時の民衆がきわめて貧しかったこと。この歪みの中で、魔女狩りという現象

 が起こったことを知ることができる。

≪私が魔女狩りの事件を通じて考えたのは、人間というものは

 想像力を失ったらどんなにひどいこともできる

 ということです。≫


≪自分の思いどおりにならないということがごくあたりまえではなくて、

 何でも思いどおりになってしまった人に限って、自分の思いどおりにならないことに

 対する免疫ができていません。

 それは想像力を働かせる訓練ができていないということだと思うのです。≫

 また、対人関係は、お互いの相手への思いやりが基本なので、

 想像力を訓練することを怠ってしまうと、人間関係はぎくしゃくしたものとなる。

 そのぎくしゃく・・失恋などは、人を傷つける。

 しかし、それを面倒なものとして、人間関係そのものを拒絶してしまうと、

 人は成長することができなくなる。



≪読書とは、人生の予防接種≫

 本を読むことは、いわば予防接種をするような効果を持っている。

≪つまり、読むことで自分がまだこれから経験することを先に経験することができる。

 これが本を読むことの非常に大きな意味なのです。≫


≪とくに、若い頃に本をたくさん読みなさい、というのは、

 決して漢字をたくさん覚えるからとかそういう意味ではなくて、

 自分がこれから生きていくための体力づくりをする、というふうに考えれば

 いいと思うんです。≫


≪本を読んだり、ものを書いたりするということ、これを重ねていくことが、

 自分を外から眺める能力を身につけるための基礎的な栄養になっていきます。

 問題は、ただ数を重ねていくだけでは、それが自分の身につくわけではない、

 ということです。

 つまり、どういうふうな目で本を読むか、すぐれた映画を観るか、

 すぐれたドラマを観るかということ、例えば、同じ数だけ本を読み、

 同じ数だけ映画を観ていても、それが自分の身につく人とつかない人がいる。≫

 
 ちょっと見て、読んで、「わからない」「つまらない」と思ってしまう。

≪それは、自分が見る目を育てていないからかもしれないんですね。≫
 
≪・・自分の中に注がれた内容をどれだけ受け取ることができるかというのは、

 自分の持っている器の大きさによるわけです。

 つまり、自分が受け取る器というものを大きくするのは、

 自分の責任なんですね。≫




<目次>
1 作家になるまで
(損な誕生日
ねむい毎日 ほか)
2 私の小説作法
(読書とは、人生の予防接種
自分を外から眺める訓練 ほか)
3 想像力―イマジネーション
(ロマンチック街道を旅して
ヨーロッパ文明の光と影 ほか)
4 次の世代のために
(「誰かに必要とされている」という気持ち
本当に“十七歳”の犯罪は増えているのか ほか)
5 語りつづける
(「原爆の日」の意味
欧米の映画の変容 ほか)

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≪M学園の女子高生3人が、立ち入り禁止の教室を探検した後、次々と死んでいった。彼女たちが自殺するなんて……。真相を突き止めようと探る真知子に忍び寄る恐怖の影! 17歳の名探偵が活躍するサスペンス・ミステリー≫

 学園祭・・今頃になって赤川さんの作品を固め読みしているのは、
 
 あの頃の雰囲気を味わいたいからかな~(*_*;


 でも、自分の中にないものは、作品の中でも見つけられないのかも、と思ったりもしています。


 ・・オチは、便利な「組織」の手になるもの、いやはや(+_+)



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赤川次郎「子供部屋のシャツ」(文春文庫)



 血に染まった子供部屋のシャツ・・

 お風呂に入りながら読みはじましたが、しばらく本を手放せませんでした。

 つかみはとても上手いな~、と今更ながら思いました。

 
 ・・でも、このオチはなんとも?!

 赤川さん、ちょっと折りたためませんでしたね~(>_<)



赤川次郎「三毛猫ホームズと劇場に行こう!」

角川グループパブリッシング

2011年刊





 オペラの世界の「三大テノール」など<華>のある歌手の存在・・

≪<華>とは、生まれだけでなく、精進と修行のもたらす「自信」が半分以上を占めて

 いるのではないか。≫



「肩の力を抜く」

≪言うはやすく、行うは難し、という言葉が、これほどぴったりはまることも少ないだろう。

 楽器でも踊りでも芝居でも、むだな力を入れずにすむようになったら一人前、

 とはよく言われることである。

 もちろん、それは手を抜くことでも、いい加減なところで満足することでもない。≫




≪オーケストラにとって大切なのは、調和と自発性の共存である。

 ただ指揮者にとついて行くのではなく、自らの音楽を作って行くこと。

 「オーケストラの邪魔をしないのがいい指揮者だ」と言ったのはカラヤンである。≫




『組曲虐殺』・・

≪フランスの哲学者サルトルが、第二次大戦時のドイツ占領下ほど、自分が自由だった

 ことはなかったと言っていたことがある。

 占領下では、自分の書く一つ一つの言葉が生命の安全をおびやかしかねなかった。

 「命がけで書く」というその覚悟がサルトルをきたえたのだ。≫



山路芳久「愛の妙薬」・・






<目次>
生の舞台、生の息づかい
伝統芸能、ときどきフランス映画
背中しか見えない
「語り」の力、基礎の力
“華”の時期、“華”の記録
くたびれる舞台、寛げる舞台
もっと気楽に、肩の力を抜いて
ハンディは多目的ホール
経済危機とチケット価格
断る勇気、続ける決意〔ほか〕

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