井上篤夫「志高く 孫正義正伝 新版」(実業之日本社文庫)

2015年刊


 
 まだ読み始めたばかりですが、

 孫さん、すごすぎです(^^♪


 
 高校1年生の孫さんの心境・・

「自分は韓国籍だから、大学を出ても日本では認めてもらえない」

「アメリカで結果を出せば、日本で評価される」

「人生は短い。若いうちに行動しなければ、後悔する」

「人生は限られている。だからこそ、思いきり生きなくては」

 そして、「おれは天下を取る!」


 日本の高校を半年で中退し、サンフランシスコの公立高校に入学する。

 日本の高校1年生にあたる、高校二年生のクラスに編入します。

 ここまでは普通なのかもしれませんが、

 同級生のレベルが低い、低すぎると感じた孫さんは、校長先生に、飛び級を願い出ます。

 熱意がかなって翌日から高校三年生。

 それから5日間、食事中もトイレでも、かたときも教科書を離さず猛勉強する。

 その姿を見た校長先生は、さらに高校4年生になる特例を認めます。

 高校4年生となり、大学入試のための検定試験を受ける権利を得た孫さんは、

 間髪入れず、検定試験の受験に挑もうとします。


 検定試験は、一日2科目、3日間にわたって行われる。

 朝9時に、試験がはじまる。
 
 その問題を見て、数十ページもある問題用紙と、

 その問題文の理解そのものに時間がかかることに愕然とする。

 ・・ここで諦めないのが、孫さん。

 試験管に、辞書の使用と時間の延長を申し入れる。

 当然、試験官はノー。

 孫さんは、直接、職員室に行き、アピールする。

 好奇の目で見る職員の中の一人が、孫さんの熱心な様子に、教育委員会に電話してくれる。

 そして、電話を受けた教育委員長は、その熱意に負けて許可します。


 かくして、検定試験の時間延長を認められます。

 すごいのが、何時までと決まっていなことを利用した孫さんは、

 問題が解けるまで取り組むこととする。

 結果、他の学生たちが午後3時にタイムイズアップする中、

 初日の試験を終えたのは午後11時。

 二日目も午後11時。

 三日目の最終日は、午前零時、日付が変わっていました。


 ・・二週間後の結果は、「ACCEPT(合格)」
 
   
 こうして孫さんは、わずか3週間の高校生活で、大学生になることができた。



・・以下もすごい話が続きます(^^♪



<目次>
第1部
(正夢
男の出発
飛び級 ほか)
第2部
(青春のドン・キホーテ
巨人と天才
事を成す ほか)
第3部
(不退転
夢の実現
三〇〇年先の未来 ほか)
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堀江貴文・真鍋 昌平「バカは最強の法則: まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」負けない働き方」

イラスト 松本 勇祐

小学館

2017年刊




 なぜ「バカは頭が良い人よりも成功しやすい」のか?


 それは・・

「バカは、打席に立つ回数が多い」から!


≪周りの空気や意見なんか全く気にせず、

 とにかくバットを振りにいく図々しさが、

 高い打率を引き寄せている。≫

≪バカだから平気でリスクを取れる。

 バカだから失敗が怖くない。

 失敗してもダメージを受けない。

 いい意味で鈍感。

 だから何度でもチャレンジを仕掛けられる。≫


 同調性圧力が「空気」として蔓延している社会において、

 あえて「協調性なんか無視」!

 「覚悟」を持って自分の好きなことをやることが必要!




 目からウロコの指摘・・

 「カネとは、信用を数値化したものにすぎない」ということ。

≪モノを手に入れる、人に貸す、ビジネスを進めるなど、

 互いの必要に応じて国家が数値で信用を保証してくれている。


 モノとしての実体なんて別になくても構わない。

 信用、それ自体が本質なのだ。≫


 だから、

 「カネがなくて困っている」ということは、

 「信用がなくて困っている」というのと同義になる?!

 
 つまり、

 「一時的に借金して解消できる問題というワケじゃない」

 「信用をいかにして取り戻すかという考え方をしていかないと

  カネで困る人生はいつまでも続く」




<目次>
主な登場人物

Prologue ビジネスで一番大切なもの

はじめに

Episode1 バカは頭が良い人よりも成功しやすい

Episode2 デキないヤツを助けていると転落する

Episode3 カネ儲けで一番大切なリスク管理の話

Episode4 SNSで簡単に「いいね」するヤツは危険

Episode5 カネの本質を知らないヤツは失敗する

Episode6 ビジネスはギブ&ギブ、おまけにギブ!

Episode7 ブラックな勤め先はすぐに飛び出せ!

Eplogue バカになって走り回ったら…

堀江貴文「君がオヤジになる前に」Kindle版

徳間書店

2010年刊



≪僕が本書で定義する「オヤジ」とは、年齢的なものではない。

 あらゆること―家族との向き合い方や仕事への接し方、服装や体型に至るまで―

 を、より良き方向へ改善しようとすることを放棄してしまった者たちへの表現だ。≫


≪・・将来に不安を抱えながら、そこを打開しようという意思すら奮い起こせない。

 ・・それを僕は「思考停止状態」と呼ぶ。≫


≪思考停止とは安定を求め、自分の皮膚感覚や感情、生き方そのものに、

 こだわりを捨てるところから始まる。≫

≪安定を求めようとする努力のプロセスの中で、人は不安定になっていく。

 そのことに多くの人は気づいていない。

 むしろ不安定であるという真理を悟った上で、その不安定さの中でうまく生きていく

 スタイルと取るべきなのだ。

 だからこそ、思考停止に陥ってはならない。≫



≪オヤジ化は、思考停止した瞬間から始まる。
 
 思考停止すると、身動きを縛っているモラルの危険性が、判断できなくなる。

 モラルに身を委ねれば、本来得られるはずの幸福は遠くへ去っていくのだ。≫



≪「面倒臭い」は、思考停止をした人間の、自覚のない敗北宣言だ。

 面倒臭がり屋に、アドバイスできることは何もない。・・

 思考停止した人へのケア方法は、残念ながら皆無だからだ。≫




≪敵は会社でも

 システムでもない。

 己の思考停止だ。≫




<目次>
25歳の君へ(起業という選択
本当の働き盛り ほか)
28歳の君へ(結婚と保険と
「待つ」という言い訳 ほか)
32歳の君へ(クリエイティビティとは
人脈とスキル ほか)
35歳の君へ(利益を生む経営
友人と包容力)
38歳の僕へ(充実した人生の定義)
対談 「これから」を生きる君へ(福本伸行×堀江貴文)

鈴木信行「宝くじで1億円当たった人の末路」

日経BP社

2017年刊




 タイトルの「宝くじで1億円当たった人の末路」とあるから、

 1億円当たった23人のさまざま末路が描かれている・・と思って買いました。

 が、宝くじの話は冒頭の一話のみ(>_<)

 看板に偽りありでした。

 でも、まあ他の話も面白かったです。

 ・自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路
 ・「友達ゼロ」の人の末路
 
 など、なかなか良い末路でした(^^♪


 やはり、次回作、1億円当たった23人の末路を読みたいですね~




<目次>
はじめに

【第1章】 やらかした人の末路
 ・宝くじで1億円当たった人の末路
 ・事故物件を借りちゃった人の末路
 ・キラキラネームの人の末路

【第2章】 孤独な人の末路
 ・「友達ゼロ」の人の末路
 ・子供を作らなかった人の末路
 ・教育費貧乏な家庭の末路
 ・賃貸派の末路

【第3章】 逃げた人の末路
 ・自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路
 ・留学に逃げた人(学歴ロンダリング)の末路
 ・「疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたい」と思った人の末路

【第4章】 変わった人の末路
 ・電車で「中ほど」まで進まない人の末路
 ・グロい漫画」が好きな人の末路
 ・外国人観光客が嫌いな人の末路


【第5章】 怠惰な人の末路
 ・癖で首をポキポキ鳴らし続けた人の末路
 ・8時間以上寝る人の末路
 ・いつも不機嫌そうな上司の末路
 ・体が硬い人の末路

【第6章】 時代遅れな企業の末路
 ・禁煙にしない店の末路
 ・日本一顧客思いのクリーニング店の末路
 ・リモコン発見器の末路

【第7章】 仕事人間の末路
 ・ワイシャツの下に何を着るか悩む人の末路
 ・ワイシャツの下に何を着るか悩む人の末路2
 ・男の末路
 ・アジアの路上生活障害者の末路

おわりに

内館牧子「終わった人」

講談社

2015年刊


 
 以前から気になっていたものの保留にしていましたが、

 先日のアマゾン・キャンペーンで7割引ほどになっていたので、購入したものの一冊。


 現役時代、仕事一筋だった人の定年後の心境、心の動きが実に上手く描かれていると思います。

 前半が特に面白いです。

 主人公の上から目線が抜けないのが、すべての元凶のように思いますが、

 地方出身東大卒でメガバンク部長、役員手前で左遷・・という設定のため、こうなるのかもしれません。

 会社員人生を「成仏」できなかったため、手痛い失敗・・いや大失敗をやらかすところは、

 とっても身につまされます。




≪何よりも「余生」という言葉がおかしい。

 人に「余りの生」などあるわけがない。

 八十であろうが九十であろうが、患っていようが、生きている限りは「生」であり、

 余りの生ではない。≫

 「人は死ぬまで誇りを持って生きられる道を見つけるべき」ことが大切だ、と。

 「人生を二度生きる」こと。

 そのためには、

≪自分が変わればいいのだ。

 社会や人心はそうすぐには変わらない。

 変わる前に、俺があの世に行くだろう。

 ならば、自分が変わればいいのだ。≫
  



 下山逸蒼(しもやま いっそう)さん・・盛岡生まれの明治の俳人・・の言葉。

「完全な肉体の所有者でも、死んで埋められてしまえば一切平等、

 唯ホンノ一寸の間、悠久な宇宙に対比しての不自由や苦痛に過ぎぬ」

「もしこの大患が来なかったら、生命を掴むこともできず、真の生活に入ることも

 出来ずに、落ちていったのではないか」
 

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