「見えてる人」になるたった1つの法則 [ セス・ゴディン ]
セス・ゴーディン「見えてる人」になるたった1つの法則

監修 佐藤 可士和

訳 阿部川 久広

実業之日本社

2012年刊


 

 「うまくいっている人」とは、「たくさん失敗もしている人」でもある。

≪新たに何かを始めれば多くは失敗する。

 それはそれでいいのだ。≫


 だから、まずは始めること!
 

「始めるための公約」なるもの・・

1.やると決めたら、とことんやること

2.成功するまでやり続けること

3.事をなすこと



世界を変える7つのアクション・・

第一に、気づくこと。市場に、機会に、そして何より自分自身が何者かに。
第二に、学習し続けること。周囲にあるものをよりよく理解するために。
第三に、ネットワークを築くこと。人々と信頼関係を結ぶために。
第四に、首尾一貫していること。ぶれていない軸を持ちつつ、変化に対応するために。
第五に、資産を持つこと。顧客に向けて材やサービスを提供するために。
第六に、よく働くこと。あなた自身の付加価値を高めるために。
第七に、まず物事を始める習慣をつけること。



≪他人から選ばれるのを待つのはやめよう。≫

≪「私を選んでください!」と訴えることは、

 第三者に主導権や責任を明け渡すことだ。≫

 だから、

 主導権を自らとり、自分で自分を選ぼう。



≪いわれたことを一生懸命やることが、エクセレントなのではない。

 やる価値があると自分で決めたことを、自ら始めることこそ、

 エクセレントなのだ。≫


≪幸運は、地図に従い行動する人にではなく、

 自ら地図を描いた人のもとにやってくる。≫



でも、

≪自ら始めた物事が、すべて正しいとは限らない。

 だが、行動を起こさない限り、何も始まることすらない。≫




≪評価を気にしていたら一歩も進めない≫



≪リスクのないものは始める価値もない≫



≪行動を起こせないときというのは、

 決まってあなたが何かを恐れているときだ。≫



≪物事を始める人は少ない。

 だからこそ、価値が高い。≫


≪さあ、始めよう。

 今すぐ、事を起こす人になろう。≫










<目次>
解説 今すぐ始めて、突き抜けよう!(佐藤可士和)
STEP1 扉を開けよう。あなたの番がやってきた。
STEP2 変化する者だけが抜け出せる。
STEP3 グーグルは決して昼寝をしない。
STEP4 人生も仕事も自分でコントロールしよう。
STEP5 これからのイノベーション。
STEP6 スターバックスの「失敗の成功」。
STEP7 始めたからには遂行あるのみ。
STEP8 ブーイングを浴びた後のボブ・ディラン
STEP9 楽しくなければ仕事じゃない。
STEP10 先駆けて、主導権を握る。
STEP11 始めることを習慣化する。
LAST STEP 今すぐ、実行!
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佐藤可士和のクリエイティブシンキング [ 佐藤可士和 ]
佐藤可士和のクリエイティブシンキング

日本経済新聞出版社

2010年刊




 「クリエイティブシンキング」とは・・

 アーティスティックな感性や表現方法ではなく、

 「創造的な考え方で、問題を解決していくこと」



01 その前提は正しいか?

 疑うことがクリエイティブの出発点


 現実で問題解決に糸口が見つからず、八方塞がりになった時、

 常識を疑ってみる・・

≪自ら意識を積極的に切り替えてみると、ガラッと新しい扉が開き、

 視界が広がるのではないかと思います。≫



02 人の話を聞く

 相手の本意を引き出す問診力


≪うまく本音を引き出そうと思ったら、”仮説をぶつけてみる”ことが一番でしょう。≫

≪もし違ったら、どう違うのかを聞き出して、もう一度自分の頭の中で整理し直してから

 再度ぶつけてみるのです。そうやって何度も少しずつ軸を修正していけば、

 お互いの間にイメージのブレが少なくなっていきます。≫



03 悩んだら気持ちを書いてみよう

 自分の気持ちを整理する

≪仕事のことだけではなく、身の回りのあらゆることについても書いてみても、

 思わぬ発見があります。≫

 たとえば、「何となくやる気がでない」とき、思い当たることを、かたっぱしから書いてみる。
 
 そうするうちに、思わぬ解決策が見つかるかもしれない。


≪ポイントは、気持ちをこまめにアウトプットすることです。≫




04 見立ての習慣、身につけよう

 比喩することで本質が伝わる

≪全く別々の事象を的確につなげることは、モノの本質をつかむ絶好のトレーニングになります。

 本質を捉えた見立てができるようになると、ブレない仮説が立てられるようになり、

 コミュニケーション能力の向上につながります。

 改めて考えてみると、視点を変えて再解釈することで、本質が浮き彫りになるという

 見立ての行為自体が、非常にクリエイティブだと思います。≫





11 主体性の引き出し方

 仕事を”自分事”にさせる


 「部下やチームメンバーたちは、言われたことはするけれど、自ら積極的に取り組もうと

 いう主体性がない」・・

≪この課題において最も大切なポイントは”自分事にさせる”ことではないかと思います。≫




16 オンとオフに無理に分けない

 仕事と休暇をリンクさせる


 スケジュールは、オンとオフをはっきりと線引きし、夏休みや年末年始はしっかり休む。

≪しかし実は、頭の中では仕事とプライベートをあえて分けてはいません。≫

 理由は2つある。

 一つは、長期休暇は、仕事やキャリアの長期的ビジョンを考えてみるのに絶好の機会だから。

 心身ともにリラックスすると、自然とポジティブな活力が湧いてくる。

 もう一つは、普段オフィスではできない体験ができるから。 

 オンとオフを断ち切らず、リンクを張っておくことで、いい相乗効果がでる。



<目次>
1 クリエイティブマインドを作る
(その前提は正しいか?―疑うことがクリエイティブの出発点
人の話を聞く―相手の本意を引き出す問診力
悩んだら気持ちを書いてみよう―自分の気持ちを整理する
見立ての習慣、身につけよう―比喩することで本質が伝わる
自分の仕事を描いてみる―言葉より伝わるビジュアルの力
記憶の検索エンジン―気になることにタグを付ける
心をつかむプレゼンテーション―説得よりも共感を)
2 試してみようクリエイティブ
(リサーチよりもリアリティ―時代のキーワード“リアリティ”
お客様目線とお茶の間目線―似て非なるユーザーと世間
何でもメディアになる―既存メディアの枠を打ち破る
主体性の引き出し方―仕事を“自分事”にさせる
強いチームの作り方―適材適所のプロデュース能力
ストーリーを描けるか?―コンテンツからコンテクストを作る
デザインは付加価値か?―ビジョンを形にする)
3 こんなところまでクリエイティブ
(働き方をデザインする―環境から組織まで
オンとオフを無理に分けない―仕事と休暇をリンクさせる
ハマれるものを見つける―突き抜けると本質が見えてくる
アナログ感覚を取り戻す―リアリティのセンサーを研ぎ澄ます)

聞き上手 話し上手 [ 佐藤可士和 ]
聞き上手 話し上手 38の可士和談議

佐藤可士和、ウオモ編集部

2013年刊




Talk.02 大前研一・・

 大前さんの洞察力はどこからくるのか?

≪論理性の左脳と直観力の右脳、これをドッジボールをするように左右、

 左右と絶えず交互に使ってなきゃいけないんだよね。

 僕が企業戦略や商品企画をやるときは、インスピレーションとデータの裏づけ、

 その両方を激しく駆使する。≫

 それが一人でできる理由は・・音楽、クラリネットをやっていたから。




Talk.21 松岡正剛・・


 松岡さんの講演会での取り組み・・

≪かなり過剰に「組み合わせ」と「引き算」をしています。

 全体が部分に分割できないよう、組み合わせを明示しない。

 ただ、引き算をしてもすべてなくなるわけじゃなくて「余韻」として暗示が

 残されたものになるわけです。≫



≪これからのデザインは物質的な形を超えて、気配的空間や意図の流れに行き着かないと

 ダメだと思います。

 日本には元来「引き算の美学」があって、色目の重ねや着物の半襟にしても、

 引いて引いて最後の一つだけ残すことによって着物の緋色だとか藍染めだとかが

 畳の縁一本のところで立ち上がっていく。≫





<目次>
Talk.01 坂本龍一 (音楽家) 世の中は知らないことだらけ。
Talk.02 大前研一 (ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長) 大切なのは右脳の解放。
Talk.03 小曽根 真 (ジャズピアニスト) シンプルなほど美しい。
Talk.04 中村 元 (水族館プロデューサー) 水族館の達人と語る"素人目線"のススメ。
Talk.05 竹田恒泰 (作家、慶応義塾大学講師) 皇室に学ぶ、日本的ブランディングの秘密。
Talk.06 安藤優子 (レポーター、キャスター) 普通の振れ幅の中で生きていく。
Talk.07 松任谷由美 (ミュージシャン) トップであり続けるということ。
Talk.08 竹中平蔵 (経済学博士) これから日本が求めるのはクリエイター型のリーダー。
Talk.09 古川展生 (チェリスト) 時代に最適化する。
Talk.10 竹中直人 (俳優、映画監督、エッセイスト、ミュージシャン、絵本作家) ホラーと笑い。
Talk.11 三木谷浩史 (楽天代表取締役会長兼社長) アントレプレナーに必要な要素。
Talk.12 早野龍五 (東京大学大学院理学系研究科教授) 人類がもつ好奇心のパワー。
Talk.13 松田公太 (参議院議員、タリーズコーヒージャパン創業者) 「小」が勝つ時代。
Talk.14 亀田誠治 (音楽プロデューサー、ベースプレイヤー) "横から目線"のリーダー論。
Talk.15 谷川俊太郎 (詩人) 心に響く言葉はどうやって生まれてくるのか?
Talk.16 池坊美佳 (華道家) 省くことで生かす。
Talk.17 柿沢安耶 (野菜スイーツパティシエ) 身体と土は離れられない。
Talk.18 岩下志麻 (女優) 男性は40歳から。
Talk.19 林 真理子 (小説家) 年を重ねるほどに美しくなる方法。
Talk.20 松任谷正隆 (音楽プロデューサー) 飽きることこそエネルギー。

SAMURAI佐藤可士和のつくり方改訂新版 [ 佐藤悦子 ]
SAMURAI 佐藤可士和のつくり方 改訂新版

佐藤悦子

誠文堂新光社

2013年刊





仕事の基本は「ちゃんと見る」こと・・

≪サムライの仕事は、「ちゃんと見る」というスタイル。

 これは、問題の本質を掴み、解決のために何をすべきかという提案に始まり、

 それを形として定着させ、結果、クライアントのビジネスとして成功したか

 といったところにまで気を配るということ。

 ブレストだけ、広告の監修だけといった部分的なかかわり方、

 すなわち「ちょっと見る」のではありません。≫




感性の言葉への転換・・

≪企画書づくりは、私が佐藤の思考のプロセスをヒアリングし、

 まとめるという流れで進めています。≫

≪おそらくクリエイターというのは、そのデザインに辿り着くまでに言葉では

 表明できない勘や感性を働かせ、様々な思考の過程や、

 時には飛躍を経ているのでしょう。

 それを既成の言葉に置き換えるというのは、困難な作業なのかもしれません。


 けれども、”伝える”ためには、言葉にしなければわからない場合もあります。

 ”感性だから説明できない”ではなく、結果に至るまでを明確に言語化して

 いかねければ、クリエイターの意図をプレゼンという限られた時間内で正確に

 理解していただくのは難しいと思います。≫

 だから、徹底的に、クリエイターにヒアリングして、言語化する。
 
 コンセプトの説明の仕方やロジックを精査し、デザイン案と一緒に企画書として

 読みやすいように整えて、提案書を完成させる。



 
体を鍛える・・

≪フリーランスの立場にあると、

 健康であることの重要性を身に染みて感じます。

 今は平日の朝1回と週末の計2回、パーソナルトレーナーについて、

 体を鍛えるようにしています。

 このトレーニングの時間を、仕事と同じくらいのプライオリティで考え、

 優先して佐藤のスケジュールに入れているのです。≫

 その結果、仕事のクオリティも上がる。





<目次>
第1章 「SAMURAI佐藤可士和=アートディレクター」プロジェクト(時代のアイコンになりたい
「アートディレクター・佐藤可士和」
“メジャー"のフィールドへ ほか)
第2章 サムライの仕事の内側(仕事の進め方
クリエイターのブランディング
オフィスに求めること)
第3章 これからのこと
(親という立場が加わって
地平線の向こう
新しい表現方法 ほか)

佐藤可士和の超整理術 [ 佐藤可士和 ]
佐藤可士和の超整理術

日本経済新聞出版社

2007年刊




≪この本で僕が述べる整理術とは、

 整理のための整理ではなく、快適に生きるための本質的な方法論。

 
 ですから、デスク周りなどの空間から仕事上の問題、人間関係に至るまで、

 あらゆる場面に応用できるのです。≫



≪そう、整理というのは、価値観を変えてしまうほどものすごい力を秘めているのです。≫


 
 なぜ、整理術が必要か?


 世の中は複雑化している。

 なのに、私たちは、複雑な世界を複雑なまま見ることを早々に諦め、

≪自分の目の届く限られた範囲内で現実を理解し、あまり疑問をもたず、

 世の中をシンプルにとらえている・・≫

≪まず、こうした状況に危機感をもつことが、問題解決への第一歩となるのです。

 現状把握のむつかしさを認識しないままだと、物事の本質に迫り、

 筋道を立てて考えてみようとまでは思えないでしょう。

 また、自分で判断ができず、他者の表面的な分析に振り回されてしまう羽目になります。≫


 
 整理術のプロセス・・

1.現状把握

 対象(クライアント)を問診して、現状に関する情報を得る。

≪問診とは、現在置かれている状況をきっちり把握し、

 問題点や重要な点を浮かび上がらせるためのものなのです。≫


2.視点導入

 情報に、ある視点を持ち込んで並べ替え、問題の本質を突き止める。

≪問診によって状況を把握したら、次は問題の本質を突き止めるために、

 情報の因果関係をはっきりさせていきます。≫

≪そのために不可欠なのが、自分なりの視点を導入することです。

 バラバラの情報を、ある視点に沿ってつなげていくことで、

 状況の根源となっている問題の本質が表面に現れてくるのです。≫



3.課題設定

 問題解決のために、クリアすべき課題を設定する。

≪課題を見つけるということは、いうなれば、登るべき山を見つけることです。≫

だから、

≪課題を見つければ、問題の半分は解決する≫



 整理の対象は、3つのレベルに分かれる。

1.空間の整理術

「モノを絞って、すっきりと気持ちいい環境のなかで、効率的に仕事をしたい」


≪整理とは、自分のなかの不安や”とりあえず”との闘い。

 それに打ち勝つためには、”捨てる”勇気が必要。

 捨てるモノを決めるためには、プライオリティをつけることが不可欠。

 厳しく自問自答して、下位のものは時間軸で区切って処分するといい。≫


2.情報の整理術

 プライオリティをつけるためには、視点の導入が不可欠
 

≪視点を引いて客観視することも、

 視点を転換することも、

 思い込みを捨てることも、

 すべては「多面的な視点で物事を見る」ということのバリエーションです。


 情報という、実体のないものを整理するために、

 こうした柔軟なアプローチが不可欠なのです。≫



3.思考の整理術

 視点を導入するためには、まず思考の情報化を


「他人事を自分事にする」

 他人事を自分事にできると、リアリティが生まれる。

≪これは思考の整理で非常に大切なポイントです。

 あいまいなものを情報にして、さらには問題点を見出して解決していくわけですから、

 自分との接点を見出さないと実感がわかず、目指すビジョンも空々しいものになってしまう。≫











<目次>
1章 問題解決のための“超”整理術
2章 すべては整理から始まる
3章 レベル1「空間」の整理術ープライオリティをつける
4章 レベル2「情報」の整理術ー独自の視点を導入する
5章 レベル3「思考」の整理術ー思考を情報化する
6章 整理術は、新しいアイデアの扉を開く

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