幸せとは、気づくことである [ 茂木健一郎 ]
茂木健一郎「幸せとは、気づくことである 仕事も人生も最高に楽しくなる脳の活用法」

プレジデント社

2015年刊




 まずタイトルになっている「幸せとは気づくことである」から。


≪幸せとは、「気づく」ことであると、さまざまな研究結果が示している。

 自分の人生の中の、ごくあたりまえの恵みに目覚めることが、

 汲めども尽きぬ幸せの泉となるのだ。≫


 毎日を「いつか幸せ」になるためのプロセス、手段にしてはいけない。


≪本当は、今日という日は、二度と帰ってこない。

 だからこそ、日々の足元を見直すことが、幸せにつながる。

 つまり幸せとは、一つの「発見」であり、「認知」なのだ。≫


 まさに、メーテルリンクの『青い鳥』・・

 他人の人生、別の生き方を知ることで、自分自身の幸せを見直すきっかけとなる。


≪結論。

 幸せの青い鳥は、すぐ身近にいる。

 しかし、その存在に気づくためには「旅」をすることが必要。

 幸せは、手をたたくくらい簡単なことなのだが、そのためにこそ、

 他人との出会いが大切だ。≫





○人生からストレスをなくす秘訣

≪ストレスを感じないで働くための秘訣は何か。

 何よりも大きいのは、自分でコントロールできることと、

 できないことの区別をすることである。
 
 そのうえで、前者については全力を尽くす。

 後者については、うまくいかなくても諦める。

 そのようにして拘らないことが、人生からストレスをなくす秘訣である。≫





○一目置かれる人には「役に立たない」能力がある

 これもとってもいい話です(^^♪

≪今やっている仕事や、置かれている立場に比べて、その人の知識や技量が過剰だと、

 いわゆる「オーバースペック」の状態になる。

 「あんな‎に知っているのに」「あれほどできるのに」もったいない、

 などと周囲から言われる。

 オーバースペックは、「宝の持ち腐れ」などと言われるがちだが、そうでもないと私は思う。≫


≪「あいつ、あんなにモノを知っていて、すげえなあ」という驚嘆の心。

 それが、人間の能力というものに対する「青天井」の認識を開いてくれる。≫


≪オーバースペックな能力は、決して、役に立たないのではない。

 それは、役に立つ日が来るのを待っているのである。

 いわば、いつ当たりになるかわからない宝くじのようなもの。

 しかも、有効期限はない。≫

 ・・なんだか、オーバースペックは、とても素敵なことに思えてきます。
  
 「言われたことしかやらない・できない・知らない」なんて、なんの魅力もありません。

 だから、、周りの素敵な人の多くは、オーバースペックで、オーバーアチーブな人が

多いと思います(^^♪ 





<目次>
第1章 幸せになるチカラを育てよう
(人生からストレスをなくす秘訣
幸せとは気づくことである ほか)
第2章 ビジネス力がぐんぐん上がる脳の磨き方
(「休眠モード」の脳を叩き起こせ!
面倒でイヤな課題が「地頭」を鍛える ほか)
第3章 人間関係のマエストロを目指せ!
(悪口には大きなチャンスが潜んでいる
世間の風圧は悪いことばかりではない ほか)
第4章 学びは人生の最上のご馳走
(一目置かれる人には「役に立たない」能力がある
人生の成功に教養は必要か? ほか)
第5章 悩みも不安も脳科学が吹き飛ばす!
(無駄な不安より「根拠のない自信」を持て
あらゆる悩みは「数字」で解決できる ほか
スポンサーサイト

走り方で脳が変わる! [ 茂木健一郎 ]
茂木健一郎「走り方で脳が変わる!」

講談社

2016年刊



 先日、業後の」「皇居ラン」に誘われたものの、

 客先対応が入ったため、直前キャンセルしてしまいました。

 来年には再挑戦しようと思っています。

 ・・っていいながら、走ることはもちろんのこと、ジョギングさえ

 いつぶりになるだろう、といったところです(*_*;

 スポーツ用品店の福袋で、ランニングシューズでも手に入れようか、

 なんて考えています。

  

 ある米国の社長さん曰く、

 「毎日1時間走るようにしたら、人生観が変わった」

 この言葉に深く同意する茂木さんの解説は、

≪脳は体の一部。

 体を鍛えることで脳も鍛えられる≫から。

≪脳と体は一体のものである。

 これは、僕自身の考えであるとともに、脳科学の知見を総合したときに見えてくる

 全体像だ。

 基本的に体の基礎体力と脳の基礎体力は同じものであり、

 体を思い通り動かすためにいろんな筋肉を鍛えるように、脳だって鍛えることができる。

 脳と体は分けて考えなくてもいい。≫

 「脳トレ」は、脳の認知能力向上を図るものであるが、
 
 そもそもの「脳の基礎体力」の向上が必要とされている。



≪脳のスイッチは体にあるのだ。

 脳の働きを向上させたければ、机の前でうんうん考えているよりも、

 まず立って体を動かしたほうがいい。


 具体的に、脳の運動や感覚に関わる部分、つまり運動皮質、小脳、感覚皮質、

 大脳基底核などはランニングによって鍛えることができるだろう。

 体を動かすことによって、そういった運動関係の回路が鍛えられることが

 期待できる。≫


≪また、ランニングを続けるということは、

 いつ、どこで、どうやって走るかを毎日計画しているということでもある。

 それによって、計画を立てて遂行するという働きに関係する、

 前頭葉の回路が鍛えられるだろう。≫




≪僕は、走っているときによく頭のなかでTO DOリストが更新される。

 「あれをやろう」「これをやろう」と考えるのではなく、

 ふと、やるべきことが思い出されるのだ。≫




≪今も「挑戦しよう!」と思えるのは、走っているから≫

≪物事に対してどれだけがんばれるかは「自分のスタミナの予算額」によって

 規定される。≫

≪精神が若い、とはどういうことか。

 生活のなかで「できるかどうかわからないこと」をやる時間が多ければ多いほど、

 精神年齢が若いということではないだろうか。≫




 とっても魅力的な提案は「旅ラン」・・

≪「旅ラン」の発見は、人生における革命だった≫

≪「旅ラン」とは何か。

 走りながら観光すること。

 歩いて観光するのも素敵だが、知らない土地を走るのはまた違った良さがある。

 走ることで景色が早回しになり、映画の中にいてしの流れを体感しているような

 気分になるのだ。≫




<目次>
はじめに 48歳でむかえたターニングポイント
第1章 わかってきた! ランニングの脳への効用
第2章 仕事力アップに、ランニングがもたらすメリット
第3章 「めんどうくさい」から「走りたい」へ、ランニングを習慣にする
第4章 ランニングをもっと楽しく「旅ラン」&フルマラソン
第5章 ランニングでマインドフルネスを体験しよう
第6章 走るとは人生そのもの
おわりに あなたの人生は変わり始める

もっと結果を出せる人になる!「ポジティブ脳」のつかい方 [ 茂木健一郎 ]
茂木健一郎「もっと結果を出せる人になる! 「ポジティブ脳」のつかい方」

学研プラス

2016年刊



 ニセモノのポジティブと、ホンモノのポジティブの違い。

 
 ニセモノのポジティブの特徴は、

 根性論、評価的な言動、いうことがデカい、でも行動が伴わない、

 「他人の評価」・「世間の基準」で生きている。


 
 一方、ホンモノのポジティブの特徴は、

 具体論が好き、アスリート的な言動。

 いうことのスケールが等身大。

 人と自分を必要以上に比較しない。



 自分軸を持って生きることが大切である。


 競争に身をさらしている人こそ、「自分の中」に基準を持たねばならない。

 なぜなら、

 「自分の外」の基準で自分を認識することを繰り返していると、

 人生が順調に進んでいるうちはそれで問題はないものの、

 少しでも停滞すると、外の基準と合わない自分に大きなストレスを抱え込んでしまう。

 そんな時、ストレスに立ち向かうには、「自分に中」に価値観の基準をしっかり

 設けることが重要になる。

 重要なのは、「自分の中」に基準を持って、楽しく毎日を過ごせるかどうかである。


≪周囲の価値観を気にする時間があったら、自分の価値観を尊重して、

 オンリーワン、つまり「自分ならではのスタイル」を選んだほうが、

 望む未来に続いていくように思うのです。≫




 誰も見ていないところで、全力を尽くせるか?

≪いちばん大切なこととは、評価や結果じゃなくて、自分で努力を続けている

 その「時間」なのかもしれない -。

 そう考えると、人生がラクになりませんか?≫




<目次>
1 ポジティブ思考には「ホンモノ」と「ニセモノ」がある
(「ポジティブ思考」の大きなカン違い
ネガティブな感情に気づくと、ポジティブになれる ほか)
2 「好き」を見つけて、ストレスに負けない「ポジティブ脳」に!
(なぜ、「ポジティブ脳」でなければいけないのか?
「好き」なことなら、人間は本当に頑張れるのか? ほか)
3 弱点を長所に!「発想の転換」で脳を味方につけよう
(あなたの弱点は、一瞬で長所に変わる!
長所も弱点も、あなたの「オリジナリティ」 ほか)
4 「論理」のチカラで、悩みは消える!
(頑固なネガティブ感情を退治する、とっておきの方法
「運のいい人」は、いつも何を考えているのか? ほか)
5 「ポジティブ脳」で人生をラクに、楽しく生きる!
(七百万回再生された「ウェーイ!」
誰も見ていないところで、なぜ全力を尽くすのか? ほか)

「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 [ 茂木健一郎 ]
「ほら、あれだよ、あれ」がなくなる本 物忘れしない脳の作り方

茂木 健一郎、羽生 善治

徳間書店

2015年刊



 本書の冒頭に紹介されている印象的な話・・

 聖路加病院の日野原重明先生は、今年、105歳になりますが、
 
 先生の手帳には、10年先の予定が書いてあり、

 その予定を楽しみにしている、とのこと(^^♪

 
 私たちも、2020年の東京オリンピックはもちろんですが、

 2027年開業予定のリニアモーターカーに乗って名古屋に行くのを楽しみにする

 など、先々の楽しみを持つことは大切だ、と指摘されています。


 日野原先生にとって、100歳を超えても毎日が挑戦、チャレンジの連続。

 私たちも新しいことに挑戦するとドーパミンが出て、脳が若々しくなる。


 ドーパミンは、初めてのことをした時に一番出る。

 だから、旅をして初めての場所に行ったり、

 美術館で初めての絵画を見たり、

 仕事で初めての人に出合うことを重ねることは、

 脳にとって本当に嬉しいことになる。

  
 迷ったら、「不安になるくらい新しいことに挑戦す」ればいい。





<目次>
第1部 老いない脳の作り方 茂木健一郎
(若々しい脳を保つには
安全基地を作ろう ほか)
第2部 棋士の脳の使い方 羽生善治
(棋士の記憶力とは
プレッシャーを制する ほか)
第3部 特別対談 将棋脳を読み解く
(羽生善治に喜怒哀楽はあるか
羽生善治は肉食獣? ほか)
おわりに
(「三手の読みと多様性」羽生善治
「脳の成長に終わりはない」茂木健一郎)

脳を最高に活かせる人の朝時間 [ 茂木 健一郎 ]
茂木健一郎「脳を最高に活かせる人の朝時間 頭も心もポジティブに!!」(河出文庫)

2013年刊




 朝、脳を最高に活かすための前提として必要なことは、

「朝時間を楽しもう」というマインドを持つこと。

 朝の貴重な時間を、ワクワクすることに使う。

「朝起きると、どんな一日が始まるのだろうとワクワクする」


 朝、起きたばかりの脳が素晴らしいのは、前日までの記憶が整理され、

 フレッシュな状態にあるからです。

 


「目覚めから3時間」は、脳活のゴールデンタイムである。

 誰にも邪魔されない時間

 =家を出るまでの時間

 =ゴールデンタイム

 脳のパフォーマンスが低下前に、やりたいことに取り組むために、

 朝食を摂る前=「朝飯前」に行う。

 


 脳は「やらされている」感があると喜ばないので、
 
 「積極的にやっている」という意識を持たせるひと工夫を考えてみるよう

 心がける。自分でゴールを作り、達成する喜び・・ゲーミフィケーションを取り入れてみる。





○脳を活かすために、朝やりたい10カ条

1.朝イチバンに太陽の光を浴びる。

2.起床後、メールやツイッター、フェイスブックをする。

3.インターネットで、「今日何が話題になっているのか」などをチェックする。

4.ウォーキングやジョギング、または座禅や歩行禅をする。

5.朝食は控えめにとる。朝カレーはおすすめ。

6.新しいことや今まで未達成で終わっていたことに挑戦する。

7.目標や夢を具体的に書き出したり、想像したりして、アウトプットする。

8.クリエイティブな仕事や勉強をする。

9.ポジティブな言葉を発するようにし、また周りの人とも掛け合う。

10.「朝食会」や「勉強会」「読書会」などに参加し、出逢いを広げる。


 ・・2や3は、もったいない時間の使い方では?!



<目次>
第1講 朝こそ脳が喜ぶことをやりなさい
第2講 脳科学者は語る!脳を最高の状態にする習慣
第3講 自分を変える 幸せを引き寄せる『ポジティブ脳』のススメ
第4講 けだるい朝が一気に変わる脳科学的・快眠管理術
第5講 悩みや不安に負けない!『朝型脳』をつくるヒント
第6講 脳の長所をとことん活かす超朝時間マネジメント
第7講 『朝イチSNS』活用術で脳が歓喜する情報を入手!


PAGETOP