「賢人の勉強術 時間は作るもの!大人になってから真の知識は得られる!」

和田秀樹・竹中平蔵・藤原和博・池谷裕二・伊藤真

幻冬舎

2012年刊



 伊藤真・・・

≪スランプに悩んでいる人へ


 たいして努力していない人にはスランプさえない。

 スランプは努力している証。

 
 スランプだと思ったら、

 不安や悩みをすべて紙に書き出してみること。≫





 和田秀樹・・・

 社会人にとっての「知的体力」とは?

 1.仮説を立てられる能力

  仮説を立てるには、勉強や経験の積み重ねによる知識が必要


 2.思いついたことを実行する試行力

  頭で考えただけでは、何も生まれない。
  一歩踏み出す力が必要。  


 3.あきらめない精神力

  たった一回の失敗であきらめては、成功はない。
  挑み続ける力が必要。




 藤原和博・・

 一万時間の練習や勉強を通して、自分の可能性を広げる。

 目指すべきは、一流でなくてもよい。

 一流を目指して、燃え尽き、挫折するのではなく、

 二流の一番で十分だというやわらかい発想を持つ。

 1日3時間作るとすると、

 3時間 × 365日 = 1095時間

 1095時間 × 10年 = 10950時間

 つまり、

 一日3時阿を10年間続ければ、1万時間を達成できる。 






<目次>
1 なぜか結果を出す人の共通点―「頭」と「時間」の使い方
(目標は未来が求める“頭のよさ”
頭がよくなる3つのプロセス ほか)
2 世界で勝負できる武器を持て―将来を約束する「勉強科目」
(マトリクス勉強法が成功への第一歩
武器となる勉強で人生を切り開く ほか)
3 これまでの方程式は通用しない―「やわらか頭」で生き抜く法
(時間が求めるのは組織内自営業者
正解主義から修正主義へ ほか)
4 脳科学から見た効率学習メソッド―大人のための「記憶勉強法」
(コンピュータと脳はどう記憶するのか?
命にかかわる情報以外は消去される!? ほか)
5 司法試験界のカリスマが語った「試験突破」の大事なルール
(試験勉強を成功させるには「合格後を考える」
敵を知り最短ルートをとれ(ゴールからの発想) ほか)
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池谷裕二・上大岡トメ「のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!」

幻冬舎

2012年刊




≪解剖学的知見からは、脳の神経細胞の数は、

 3歳以降はほぼ一定で、100歳まで生きてもほとんど変化がないことが報告されている。

 つまり、脳という装置は経年劣化しない。≫

 実は、忘れ物は、大人よりも子供の方が多い。

 大人が忘れっぽくなった、というのは「思い込み」。

 子どもの頃に比べて、記憶すべき量が2ケタ以上増えているにもかかわらず、

 復習やテストをして再確認する時間をとらなければ、覚えられなくて当たり前。


「もの覚えが悪くなった」と感じるのは、

 すなわち、

≪好奇心自体が働かなくなっているとき

 「新鮮」と感じられず何でも「当たり前」で片付けてしまう

 つまり

 人生に慣れてしまっているんです≫

 

「記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!」



「尊い好奇心を失うな」

Never lose a holy curiosity. Einstein





<目次>
第1章 記憶力の減退は加齢が原因ではない!
(なかなか思い出せない!!
なかなか覚えられない!!)
第2章 加齢で脳の神経細胞は減らない!
(記憶の役割って?
短期記憶と長期記憶
キーパーソン カイバ ほか)
第3章 睡眠を記憶力増強に利用しよう!
(眠ることも記憶のうち
レミニセンス効果
魔法の記憶・方法記憶 ほか)
第4章 好奇心があれば記憶力は衰えない!
(脳は入力するよりも出力を重視する)

池谷裕二・中村うさぎ「脳はこんなに悩ましい」

新潮社

2012年刊



 脳ができたのは、生物にとって、とても最近のことになる。

 地球上に生命が誕生して38億年経つが、

 生物が脳を獲得したのはわずか5億年であり、

 身体はまだうまく脳を活用できていないのかもしれない。




 脳は、常に、膨大なエネルギーを作って、

 目一杯にフル活動している。

 でも、物を認識したり、手を動かすといった感覚や運動に使われているのは、

 わずか5%にすぎない。

 残りの暗黒エネルギーの意味はわかっていない。


 それがわかれば、うつや統合失調症なども解明できるかもしれない。

 
 ところで、

 妄想や幻覚を見る統合失調症は、通常十代後半以降に発症するが、

 その発病率は、なんと人口の1%・・・べらぼうに高い。

 症状は、前頭葉のドーパミンのシステム不全から現われる。

 ・・世に、幽霊話が多いのも、さもありなん、と思います。




 実は、太平洋戦争の最中には、うつは少なかった。

 戦時下の悲惨な状況、どん底にいるときは、うつに罹ってはいられない。

 生き延びるのに精いっぱいな時は、うつにならず、

 生きることに余裕ができ、将来を憂える時間があると、発生率が高まる。



 うつ症状は、薬でなく、軽めのエクササイズ、散歩でも効く。

 薬に頼るよりも、歩いた方がいい。


 眠ることは、最大のストレス解消である。

 睡眠のリセット力は、想像以上にすごい。





<目次>
第1章 ひらめきの男、直感の女
(常にフル活動する脳
美と病のあいだ ほか)
第2章 ダマし合う脳と身体
(アルツハイマー治療薬で医療費が爆発!?
「美しい」には法則がある ほか)
第3章 脳はなぜ生まれたのか
(脳とうつ病の関係
驚異の「睡眠リセット力」 ほか)
第4章 脳は遺伝子から自由になれるのか
(遺伝子診断をやってみた!
ハゲと耳アカは遺伝で決まる ほか)

学校では教えてくれない 人生を変える音楽 (14歳の世渡り術)




みうらじゅん 「『原子心母』の牛を見つめて。」・・

 大人に成るとは・・無理や無駄なことをしなくなること、
 
 「近道」を探すことなのかもしれない。

 でも、体力が低下し、無理や無駄がきかなくなり、

 面白味に欠ける大人として残りの人生を終えるのであれば、流行歌を聴いていれば良し。

≪さぁ、無理までして聞く”遠回り”のな音楽についての授業を始めたいと思う。
 
 まず、新宿のディスクユニオンに行け、と。





山田ズーニー 「骨になれ、音に身投げしろ! 」・・

≪もしも十代の時の自分に、音楽についてメッセージを贈れるなら、

 たった一つ、こう伝えたい。


 「ライブに行け!」


 音楽の聴き方に正解なんてない。

 でも自分だけの答えならとっくに決まっている。

 「生で聴く。」


 解放されるのだ。≫




浦沢直樹 「膝を抱えて25分間聴く音楽」



<目次>
《1》
又吉直樹 「二十三歳の僕を救ってくれた音楽」
宮下奈都 「そのとき必要な音楽」
みうらじゅん 「『原子心母』の牛を見つめて。」
小路幸也 「沢田研二を観ろ。」
乙武洋匡 「ただ、真っ直ぐに。」
松井咲子(AKB48) 「何度でも聴きたくなる、癒しのピアノ曲」
西研 「親密さとなつかしさ」

《2》
山田ズーニー 「骨になれ、音に身投げしろ! 」
町田康 「音と意味の合一」
辛酸なめ子 「ブリトニーの啓発力」
高嶋ちさ子 「自分の道を歩く」
林丹丹 「ひとつずつ、積み重ねて。」
浦沢直樹 「膝を抱えて25分間聴く音楽」
柴田元幸 「なつかしい音楽について」

《3》
池辺晋一郎 「音楽は流動体」
池谷裕二 「あまりに美しいドビュッシーの透明な和音」
桜井進 「Canonとともに」
遠藤秀紀 「完璧なる怨念」
本川達雄 「生の音楽があふれていた子供時代」
清塚信也 「恋は尽きぬ」

《4》
角田光代 「あなたの本物」
雨宮処凛 「『お前は何をしに この世にやってきた?』」
小手鞠るい 「ニューヨークで一番、チャーミングな猫の弾くジャズピアノ」
近藤良平 「人生の中でひとは、いつかたたずむ」
大崎善生 「歌はいつまでも変わらずに流れ続ける」
今日マチ子 「お風呂の窓」


夢枕獏「人間って何ですか?」(集英社新書)

2014年刊



 夢枕獏さんと池谷裕二さんとの対談・・

 
 自我は、脳の中のどこにあるか?

≪脳のどこかに局在的にはいない思うので、分散していると思うんです。

 その中でも脳の表面、大脳皮質の比較的後ろ側にいるんじゃないかと。≫


 生命っっていったい何なのか?

 一言でいうと「開放系の非平衡」である。

 人の細胞は60兆あるけれど、数か月あれば多くが入れ替わる。

 つまり、ミクロな物質としての自分は入れ替わるけれど、形や心して秩序は保っている。

 生命現象は、渦や台風みたいなもので、本来は無秩序なはずのところで

 局所的にものすごく見事にできた秩序である。

 生命は秩序であり、エントロピーを下げている。

 一方、エントロピーは増大する。宇宙はだんだん無秩序になる。

 これは矛盾なのか?

 否。一時的にエントロピーが低い状態になった方が、

 かえって効率よくエントロピーを増大させることができる。


 それこそが、生命の答えである。


 宇宙はビッグバン以降、全体のエントロピーがどんどん増大しているけれど、

 より速く無秩序にするには、局所的に生命のような秩序を作っておいた方が、

 宇宙が速く老化することができる。
 

 私たち生命は、宇宙を効果的に老化させるために存続している。 
  
 そう考えると、生命は宇宙のほかのところにもいるはず。




<目次>
第1章 ヒトに自由意志はあるのか(池谷裕二(脳研究者))
第2章 宇宙は人間に「ちょうどよく」できている(佐藤勝彦(宇宙物理学者))
第3章 縄文の精神に持続可能性を学ぶ(岡村道雄(考古学者))
第4章 人類という種の来し方、向かう先(長沼毅(生物学者))
第5章 人間の命だけが尊いのか(島薗進(宗教学者))
第6章 ダイオウイカの追跡から見えた、人間の可能性(窪寺恒己(海洋生物学者))
第7章 生命の境界を揺るがiPS細胞研究(八代嘉美(幹細胞生物学者))
第8章 人の死に方を考える(ビートたけし(芸人・映画監督・俳優))

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