保坂隆「50代から「楽しい老後」の準備をはじめなさい 精神科医が教える80のリスト」(中経の文庫)

2014年刊



 日本人の平均年齢が46歳強・・

 あと20年もしないうちに50歳を超える、といわれていますが、

 はたしてどういうマインドで生きるのがよいのか?
 
と思って、類書を手にとっています。



 冒頭に紹介されているピーター・ドラッカーさんの話がいいです(^^♪

 『断絶の時代』の中で、ドラッカーさん曰く、

「50歳といえば働き盛りである。

 その彼らが仕事に疲れ切ったということは、第一の人生では行き着くところまで行った

 ということであり、そのことを知ったということである」

 
「仕事に挑戦を感じなくなった者は成長が止まったとされる。

 だが、有能であり、病気でないなら、仕事さえ変えれば再び成長する・・」


 SEであれば、プロジェクトを変えてみるのが、一番簡単かもしれません。

 でも、過去20あまりの大小のどのプロジェクトも、初めから楽勝なものなどありませんでした(>_<)
 
 大規模や高難度の案件の大変さは容易に想像できますが、

 中小規模の案件や比較的簡易な案件と思われれば、直営社員一人だけや複数案件掛け持ちになってしまうことが

 普通です。どちらも一人当たりの仕事量では変わらない、ということなのだと思います。


 ところで、ドラッカーさん自身は、

 前半生の企業活動のマネジメントの研究から、

 後半生は人類の未来や幸福を追求する分野にシフトしています。

 結果、50歳を起点に、「人生を多面化」することに成功した、と指摘されています。






≪50代は、孤独力を磨き、

 第二の人生と真剣に向き合う≫

 ・・といいますが、内面の王国を築き上げるのは、若い頃こそ必要にも思います。

 まあ、迷った時は、人と群れるより、孤独の時間を大切にするのは、大切だと思います。



<目次>
第1章 楽しい老後を過ごすキーワード
第2章 50代から定年以後のスタートに備える
第3章 後半生を充実して生きられる人、退屈を持てあます人の違い
第4章 人間関係を“老いシフト”する50代
第5章 金銭感覚を変えていく50代
第6章 人としての成熟を深めていく50代
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植西聰「50代からの人生が楽しくなる89のコツ」(だいわ文庫)

大和書房

2015年刊




≪もうトシだと思う時に

「若い頃できなかったから今できる」と考える。≫

 学習性無力感のたとえとして「鎖につながれた象」を使われていますが、

 若い頃できなかったため、苦手意識を持ち、やらず嫌いになっていることも、

 いまならできるかもしれません。

≪若い頃にはなかった知恵や能力が、50歳になった今だからこそ

 充実している」と気づくことが大切です。≫

 20代の頃できなかったことも、知恵と時間と少しのお金があれば、

 できることは格段に広がっている、と考えた方が健全だと思います。





≪マンネリを脱するには

 興味を持ったことはすぐやってみる。≫



≪「無理」という言葉が増えたら

 「まてよ?」

 「やてみるか」

 を口癖に。≫



≪「もう」が口癖になっていたら

 「まだ!」で意欲を高める。≫

 追い込まれた時のつぶやきは、

 「まだまだ」でありたいと思っています。





≪経験をよりよく生かすには

 自分には普通の経験が、異分野では得がたい知識になる。≫





≪「いい生活」より「いい人生」を目ざす≫
 
 若い人が「よりよい生活」を求めるのは、生きる意欲をかき立てる上でいいことですが、

 後半生は、「よりよい人生」を求めた方が、大きな満足を得られるようになる。




 スイスの詩人、マルティン・ウステリ

「ランプが消えないうちに、人生を楽しみたまえ。

 花がしぼまないうちに、花を摘みたまえ」

 つまり、

「死が訪れる前に、人生を楽しむことが大切だ。

 生きている限りは、自分がやりたいと思っていることを思う存分やるのがいい」の意。





≪今さら健康なんてと思っているなら

 健康にも「もう遅い」はないと考え直す。≫

≪どんな年齢になっても、適度な運動をして、食事を気をつければ、

 それ以降の人生を健康的に過ごせる可能性が高くなるのです。≫




<目次>
第1章 50代からの自分設計(以下、50代からの、の文言省略)
第2章 チャレンジ
第3章 モチベーション
第4章 満足術
第5章 幸福感
第6章 働き方
第7章 成長
第8章 リラックス
第9章 理想像


横森理香「50代から もっと幸せ」

主婦の友社

2015年刊



 
 横森さんの印象と言うと、『ニューヨーク・ナイト・トリップ 』以来の気がしますが、

 あれから25年・・((+_+))



 様々なスピリチュアル系の法則の中で、

 横森さんが唯一真実だと思うのは、「波動の法則」。

≪体調が良く、朗らかでいたれれば、人はもうそれだけで幸せ。

 さらに、幸せだなぁと実感すること。

 つまり「ご機嫌」でいれば、ますます運気は好転。

 嬉しいことが次々に起こって、どんどん幸せになっていくのです。≫


 それに対して、

≪みんなの幸せを願って頑張り過ぎると、体が弱い人は体を壊し、

 心が弱い人は心が壊れます。

 そうなったとき辛いのは、もちろん本人が一番ですが、結局家族なんです。

 本末転倒とはこのことですよね。

 だから、好きなことをゆるゆると楽しんでやる。

 やりたくないことはしない。やりたいことでも体がきつくなる年齢には腹八分目でやめておく。≫
 



≪体力が目減りする、疲れやすい、何事もしんどくて辛い、とお感じの御同輩、

 まずは、早寝早起きですよ。

 私なんか、疲れているときは七時、いやさ六時半に寝てしまうこともありますよ。

 もちろん、夜中に何度か目が覚めますが、私の場合はセントジョーンズワートというハーブの

 錠剤を飲むとまたすぐ眠れます。≫





 前向きなアクションはすぐ起こす!

≪・・自分がこうなったら幸せだろうというアクションは、今すぐ起こすべきなのです。≫

 「うじうじ悩んでいる暇があったらすぐ行動する!」



<目次>
第1章 エネルギーの断捨離
(そこまで頑張らなくていい
マイルド主婦ライフのススメ ほか)
第2章 私を元気にしてくれるもの
(アニヴァーサリー shopping
新しい人間関係)
第3章 楽してキレイになる美容法
(エプソムソルトで入浴
まさかのワセリン! ほか)
第4章 前向きな気持ちを作る方法
(まずは心のを温めて
前向きな気持ちになる朝の習慣 ほか)
第5章 アラフィフ快適知恵袋
(マジで温活!
横森式亀ヨガ ほか)


外山滋比古「50代から始める知的生活術 「人生二毛作の生き方」」 (だいわ文庫)

2015年刊



≪年齢を重ねても、気力にみなぎる人生を送るにはどうしたらいいか。

 それために、若いときからどんな心構えをもって生きればよいのか。≫




 人生は二毛作がいい。

≪二毛作というとき、農業では、一度目の作つけを表作、

 二度目の作つけは裏作ですが、

 人生の二毛作は、決して「裏」ではない。

 もちろん余生などというのではありません。≫



≪人生の二毛作を志すなら、四十代から準備を進めておくことです。

 これまでのわたしの人生をふり返ってみて、起点は四十代だったと思います。≫

 セカンド・ステージは、30~40年間もある。

≪その長期戦に備えるためには、早くから、二度目の作つけの準備をしておかなければなりません。

 自分の畑にどの作物が合うのか。最初は、試行錯誤も必要でしょう。

 それを始めるのが四十代というわけです。≫


 ところで、育成すべき作物とは何か?

≪すなわち、人生の後半で打ちこめる「仕事」は何かです。≫

 必ずしも生活の糧を得るための仕事とは限らず、没頭できる趣味の世界でもよい。

≪ただ、ひとつ言えるのは、一毛作時代の「得意」には固執しないほうがいいということです。≫

≪そして、第二の人生の歩み方、つまりは二毛作の二回目の作つけを本格的に考えなくては

 いけないのが五十代です。≫

 つまり、

≪三十代で、将来を見据えた資産形成の第一歩。

 四十代で、自分を生かせる「もうひとつの仕事」の発見。

 そして、五十代が「もうひと苦労」するための適当な時期というわけです。≫





≪人生を二度生きようとするには、この”どうせ”という考えを捨てて、

 わが身を大切にして進む心がなくてはなりません。≫





 友人関係について・・

「若いときの友人関係は、もう賞味期間が切れています。

 賞味期間の切れたものは、捨てて、買い換えないといけないのです」

 新しい友だちをつくろう。




<目次>
第1章 意気軒昂八十代へ向けて
(自分の足で歩く
転機と見たら、行動する ほか)
第2章 脳を生き生きとさせる
(ウォーキングの楽しみ
一日に一度は外出 ほか)
第3章 つきあいの作法
(賞味期限切れの友情
淡い交わり、大きな収穫 ほか)
第4章 知的生活の知恵
(自分で考える
真似はしない ほか)
第5章 新しい人生を切りひらく
(マイナスから出発する
生活の型をつくる ほか)

50歳からの勉強法 [ 和田 秀樹 ]
和田秀樹「五〇歳からの勉強法」

ディスカヴァー・トゥエンティワン

2016年刊




 いずれなる75歳定年制に向けて、私たちがすべきことは何か?

 それは、「勉強」・・

 では、一体、何を勉強したらいいのか?

 いかに自分を差別化するか?

「できるだけ自分を差別化するもの、自分に希少性を持たせるもの。」

 これに役立つことをやるべきである、といいます。


 背景として、今後ますます、ホワイトカラーの仕事や3K労働の多くは、

 ロボットやAIによって代替されてしまう。
 
 したがって、ロボットやAIには生み出せない価値を作り出すことが求められる。

 知識ではダメである。とうていAIには勝てない。

 必要なことは・・

「答えを出すのではなく、問いをつくる。

 答えがないから試しにやってみる。

 いろいろな答えを出す。人の心理も包括した答えを出す。」 



 60代は、知能という点では、4、50代とさほど変わらない。

 問題なのは、頭を使うのが億劫になったり、歩くのが億劫になったりすることである。


 意欲をいかに持ち続ければよいのか?


 社会人の動機付けに必要な3つのこと・・

 1.希望の法則

 1.1.頑張ればうまくいく

 1.2.十分にやれそうだ

 1.3.何をどうすればいいかわかる

 2.充実の法則

 2.1.面白い、確実に成長している

 2.2.自分で決めたことだから頑張る

 2.3.期待されている

 3.関係の法則 

 3.1.安心できる

 3.2.関心を持たれている

 3.3.一体感がある

 意外に、3.の関係の法則による、仲間意識や忠誠心は、効果的である。



 50歳からの思考法・・

 1.いまの答えが10年後の答えであるとは限らない

 2.物事を深堀り、横堀りして、常に、別の回答を探す。

 3.勉強は、ひとつの答えを知ることではなく、多様な答えがあることを知るためにある。 

 「単なる物知りが通用しないのであって、無知なのはもっと通用しない」

 「知識があるのは当然で、それを使うことで自らの知恵にしていかなければ意味がない」





<目次>
第1章 なぜいま、五〇歳からの勉強が必要か?
(七五歳現役社会に向けての五〇歳からの勉強/勉強こそが長生きの秘訣 ほか)
第2章 五〇歳からの勉強の障壁
(意欲低下のメカニズムとその傾向と対策/何を動機づけとしたらいいのか? ほか)
第3章 五〇歳からの勉強、何をどのように学ぶか?
(知識人から思想家に/何を学んだらいいか? ほか)
第4章 五〇歳からは、インプットよりアウトプット
(アウトプット三つの効用/反論・批判とどう向かい合うか? ほか)
第5章 勉強が老後を豊かにする
(人が考えないことを考える習慣を持つ/プロセスより結果。短期的な結果より長期的な結果 ほか

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