新年あけましておめでとうございます。

 本年もご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。


 ・・二年参りで、4時頃まで起きていたせいか、まだ頭がボンヤリ。

 昨日の午後、AMAZONさんで本を注文したところ、

 在庫があったせいか、今朝早速届きましたӤä

 って、予想外に早く目が覚めてしまいました。


 新年にふさわしいところで、

 天風先生の言葉を、一年の杖にしたいと思います。



中村天風「真理のひびき」

箴言一 人生の出来事に対応する

 人生の 出来事に 対応する 其精神態度が 積極か
 消極かと いう事で その結論の 正否が 決定する

箴言ニ 価値ある人生に活きるには

 価値ある人生に活きるには 先ず自分の本質の 尊さを
 正しく自覚することが必要である

箴言三 真人たらん者は常住心境の払拭を

 真人たらん者は 常住心境の払拭を心に心して怠るべからず
 要するに心は
 全体生命の現実更正の 根本義なるがためである

箴言四 人が人の世のためを本位として活きる時

 人が 人の世のためを 本位として活きる時
 その心の中に 卑しい不平不満の 火は燃えない

箴言五 健康や運命というものは

 健康や運命というものは それを消極的に考えない人々にのみ
 恵与される様 宇宙真理ができる居る

箴言六 信念の重要な事は

 信念の重要な事は大抵の人の知るところである
 然し それを 現実に堅持して居る人は極めて少ない

箴言七 報償を目的としたり恩に着せる心もちで

 報償を目的としたり 恩に着せる心もちで 為される言行は
 真の誠意でもなく 又親切でもない

箴言八 人間の生命の力を

 人間の 生命の力を 向上的のものであると
 正しく気づかぬ人は 其一生を平凡無為で終わることとなる 

箴言九 安定打座法は正当なる思慮と断定とを生み出す

 安定打座法は正当なる思慮と断定とを生み出す
 絶対的密法であるから其心して践行に努力すべし

箴言十 日々更新の宇宙真理に順応するには

 日々更新の 宇宙真理に順応するには
 先ず自己の心を 日々更新せしめざるべからず

箴言十一 真の平和の世界を

 真の平和の世界を作為せんと欲するものは
 先ず個々の家庭平和を確立することを実行すべし

箴言十二 完全な人生に活きようと思うならば

 完全な人生に 活きようと思うならば
 先づ 現在の瞬間を 能う限り 価値高く 活きるべし

箴言十三 人生に対して積極的精神を有つものは

 人生に対して 積極的精神を 有つものは
 常に 健康や 運命の勝利者となり
 否らざるものは 敗北者となる

箴言十四 人生に最も注意すべきことは

 人生に 最も注意すべきことは 得意の時に
 一しお心の備えを 緩めぬよう心かけることである

箴言十五 健全なる精神は人生の一切に対して

 健全なる精神は 人生の一切に対して
 其心の態度が 積極的である時にのみ 正しく 作為される

箴言十六 時は金なりという諺があるが

 時は 金なりという諺があるが
 真実に於て 時は 金よりも 貴重な尊とさがある

箴言十七 調和という事は

 調和という事は 真善美の美に該当するもので
 これは探求すべきでなく 自から進んで作為すべきものである

箴言十八 人生に活きる際 気取ったりぶったりせぬように

 人生に 活きる際 気取ったりぶったりせぬように 心かけると
 どんなに 心に余裕が出来るか わからない

箴言十九 何人も成功を希望して居りながら

 何人も 成功を希望して居りながら
 案外否らざるものの多いのは その心に
 積極性のものが 欠けて居るからである

箴言二十 模倣も極致に到達すると

 模倣も極致に到達すると真実と同様になる
 此の真理に則って 善いという事は極力 模倣に専念すべきである

箴言二十一 どんな場合にも慌てない人となるには

 どんな場合にも 慌てない人となるには
 平素の言動を 出来るだけ 落ちついて行う様
 心がけるべきである

箴言二十二 人生はままならぬものと正しく自覚する時

 人生はままならぬものと 正しく自覚する時
不自由や 不満というものを 少しも苦悶で感じなくなる

箴言二十三 日常生活を行う際

 日常生活を行う際 能う限り 善なることを行おうと
 心かけることは 人生の最も尊いことである

箴言二十四 真人たらんにはその生活を考慮するに

 真人たらんには その生活を考慮するに先ち
 生存を確保することを 第一に認識すべし

箴言二十五 真の幸福は現在感謝を実行する

 真の幸福は 現在感謝を実行する
謙虚の心から期せずして招来される

箴言二十六 他力本願でのみ生活すると

 他力本願でのみ生活すると
 人間の一番大切な理想というものが 断然貫徹しない

箴言二十七 腹を立てて居る人には

 腹を立てて居る人には 決して その心持に
 過度の共鳴をしたり 或は 煽動してはならない

箴言二十八 人は自己のために活きると同時に

 人は自己のために活きると同時に
 亦常に 人の世のために 活きることを忘れるべからず

箴言二十九 心身統一の達成を志すものは

心身統一の達成を志すものは
 感応性能の積極化ということには
 限度がないということを忘れてはならない

箴言三十  反省という事は

 反省という事は 自己自身を正しく進歩向上せしむる
 人生の最良なる要諦である

箴言三十一 功徳の布施とは

 功徳の布施とは正しい そして清いよろこびを
 人のこころに頒つことである



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中村天風述「君に成功を贈る」
日本経営合理化協会出版局


今年初めての、天風先生の本。

天風先生の「述」なので、
親しみやすい言葉で語りかけてきます。

「講演」だけでなく、

「講談」での近藤勇と桂小五郎の対決シーン、
これはやっぱり肉声で聴いてみたいな~。

 軍事探偵になる際の選抜試験の厳しさの具体的な話は、この本で初めて知りました。
 この試験の中で、いくら肉体が屈強であっても心の持ち方によって大きく左右されることを
説明されていますが、
 3000名の候補者に対して、200名が合格、途中3名が自殺、
 日露戦争後調査の結果、戦地に派遣されて役に立ったものは113名しかいかなった、と。
 そのうちお一人が天風先生なのですが、
 あとの112名の方・・・(中に、柴五郎さんや石光真清さんも入っているのかなと思いつつ)
 もいらっしゃった方が逆に驚きでした。
 

以前紹介しましたが(また、カリスマ?右脳速読実践家さんにもご紹介いただきましたが)、
「野田の集い」という天風研究会のHPで、
毎月、過去の講演テープが聴けますので、
ご興味ある方は聴いていただければと思います。

ちなみに今月は、「人格の陶冶 善我の育成」という題で、69分もあります。



「さあ、有意義な幸福な人生に生きるために大切なことを、
 振り返ってもう一ぺん、大事なことだけ言うよ。

 第一に、他人(ひと)に好かれること。
 他人に好かれようと思ったら、自分が好き嫌いを言わないこと。・・

 それから他人に迷惑を絶対にかけないこと。
 さらに他人から受けた恩義は、どんなささいなことでも重大に考えて、
 本当に心から感謝で報いるようにすること。

 そうして自分の心をおおらかにし、自分の人生を心のもち方でつくり替えていくように
 しよう・・

 さあみなさん、今日から自分をどんどん研ぎあげていきなさい。

 結局、切磋琢磨という言葉のとおり、自分自身を自分自身が磨かない限り、
 自分というものは本当にえらくならないんですよ。
 境遇や環境が自分をえらくしたり、幸福をもらたしたりするんではないんですから・・。」

 
「明日死を迎えるとしても、
 今日から幸福になって遅くない」



中村天風「叡智のひびき」

 天風箴言の註釈本です。
 31日分あるので、一日一言・・として、手帳に貼っておこうと思っています。


箴言 二

 何事を為すにも報償を超越して
 それを自己の責務なりと思うて行う時その行為は尊とい。


 ベートーベンの言葉と同じですね。

「つねに行為の動機のみを重んじて、帰着する結果を思うな。
 報酬への期待を行為のバネとする人々の一人となるな。」

 ・・・ややもすると報酬を期待してしまいます。
 でも、ふと気づくと一生懸命やってしまっていた、という我を忘れる瞬間
というには理屈抜きに楽しいです。
 
                    

箴言 八

 不平や不満を口にすることを恥ずかしいことだと気がつくようになったら
 少なくとも自己統御ができてきた証拠である。

 こういう感覚って、すごく大切なことだと思います。

 もともと不満を表することが少ない(・・なんて自分で思っている時点でダメなんでしょうが)方か、
と思っていますが、プロジェクト推進上、持ち場立場で、適切なクレームを上げる必要があります。
 よく「怒る」と「叱る」は異なると言われますが、他の場合においても、感情の流れるままに
人にあたるのだけは注意しようと思っています。


箴言 十三

 活きる事の努力のみに追われて生活の中の情味というものを味わはないと
 人生とはどんな場合にも真の生きがいというものを感じない

 「生活の中の情味」って、なんか良いですね。

 功利的なものだけではなく、
 文学・詩や音楽のある生活を!


箴言 二十

 何人といえども反省を人にしうる権利はない
 反省ということは自分自身につつましやかに為すべきものである

 アル・カポネでさえ自己正当化していたのだから、他の人においておや、ですね。
 ここでも、人を変えるより、自分を変えた方が早いんだ、と再認識させられます。


 「有意注意」を喚起し、活発化することによって、
自己の能力を開花させることができる。


「注意と言うものには、
 1.無意注意と
 2.有意注意と
 いう二つの区別がある。

 第一の無意注意とは、特に意識を用いて注意を振り向けようとしないでも、自然的に注意の注がれる心的状態のことなのである。
 第二の有意注意というのはこれとまったく反対なので、すなわち特に意識を用いて自己の特定した事物に向かって注意を振り向けるという、言い換えると能動的の注意状態をいうのである。われわれの訓練を現実に必要とするのは第二の有意注意なのである。」


<有意注意を喚起する方法>

 「何事を行う際にも決して気なしに行わぬことを心がける」こと。

 言い換えると、諸事万事気を込めて行うこと、
 即ち万事すべて真剣な気分で行うこと。


 「有意注意が習慣化されると、自然と注意の注がれる範囲が拡大される。」

 訓練の結果、聖徳太子のごとく、あたかも同時に複数のことをこなすことが可能になる。
 
 これは、「注意の力が非常な速度でしかも同一の強さで前後左右縦横無尽に振り向けられるからである。」

 「そして、その当然の帰結として連想力が正確となり、いわゆる思想の整理という事が自然的に巧妙に為されるようになる。これは畢竟するに注意の範囲が拡大されるために、普通の人よりもすべての事柄の中からその心の中へ数倍の印象を採り入れ得るからである。そして同時に記憶力が頗る良好になる。」

 「そして、記憶力が良好となればその精神内容もまた豊富となり、同時に精神能力が優秀になるのは当然である。」


  ・・・何事に対しても、集中力を持って当たっているか?
  というと、ハナハダ心もとないな、とこういう文章を読むと、反省してしまいます。


 10章のテレパシー・・・のお話は、天風先生の体験からすると自然なのでしょうが、その訓練法などの説明等を読むと、まだまだ戸惑ってしまうのでした。




中村天風「研心抄」

1.自我本質の自覚 
2.心に関する重要な理解と消息 
3.意志と精神統一 
4.認識力とその養成について 
5.意識に対する哲学的の考え方 
6.意識と真に 
7.潜在意識応用の自己陶治 
8.意識に対する科学的の考え方 
9.神経系統の生活機能と心と身との関係 
10.精神機能と感通(テレパシー)について
笑いと人生

中村天風「真人生の探究」
を読み始めました。

私にとって初めて読む
天風先生の書き言葉の本になります。

生命に内在する「潜勢力」の重要性、
この「潜勢力」を活発に活用するための方法、
この方法は小手先のテクニックではない「心身統一法」

「潜勢力」・・・とは、
「潜在意識」のことであり、
世の中に「潜在意識」の重要性とその活用を進める人や書物は
山ほどあれど、「How to Say」ではなく、
そのための「How to Do」を説く人は皆無だ。
それを説明してくださる・・という流れ。

まだ100ページまで読んだところですが、
あとが楽しみ。

この本、これまでの天風先生の本の中で、一番好きかも、
と思っています。



明日は、大連出張です。

遠足前日の心境で、ワクワク?!してます。

本の残りは、移動中に読もうと思います。


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