上原卓「北海道を守った占守島の戦い」(祥伝社新書)

2013年刊



 夏がくれば・・自然と手に取るのは、太平洋戦争ものです。



 昭和20年8月14日のポツダム宣言受諾後、

 8月18日未明から始まった、日本軍最後の戦い、「占守島の戦い」。
 




≪もし日本軍が戦わずに降伏していたら、

 勢いに乗ったソ連軍は北海道の東部にまで侵攻していたであろう。≫
 
 留萌から釧路までの線が、ソ連の占領予定線であった。



 浅田次郎「終わらざる夏 上」・・占守島での戦い





<目次>
序章 「占守島の戦い」とは何か
第1章 ノモンハンから大東亜戦争へ
第2章 千島の防御とソ連の動静
第3章 ソ連軍、占守島に侵攻す
第4章 戦車第11連隊の参戦
第5章 軍使・長島厚大尉
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浅田次郎「終わらざる夏 下」

集英社

2010年刊


 1945年8月15日以降にはじまった、

 アリューシャン列島最北端の島、占守島での戦いを描いた作品。

 主人公は架空ですが、この立場にいた人たちは実在しました。

 敵は、想定していたアメリカ軍ではなく、ソ連・・

 日本軍の精鋭が残っていたがゆえに、日ソ双方に多大な犠牲がでる悲劇が起きました。



 彼らは無駄死にだったのでしょうか?

 でも、この戦いによって、他の千島列島の人たちが、本土へ戻る時間を稼ぐことができ、

 それまで武装解除後の日本軍を相手に破竹の進撃だったソ連軍に一矢報いたことで、
 北海道への進攻を断念させた、といいます。


 知られざる千島の悲劇は、知られるべき物語でした。




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浅田次郎「終わらざる夏 上」

集英社

2010年刊


 1945年8月15日以降にはじまった、

 アリューシャン列島最北端の島、占守島での戦いを描いた作品。





 「お国のためだから、しゃねのす」

 総力戦の名のもとに、協力を求められれば、
 いまでもほとんど多くの人は、こう答えるのではないでしょうか。



≪片岡が憎んでいるのは戦争そのものではなかった。
 非常時の名の許に、あらゆる自由が奪われてゆくことを、心から憎悪していた。
 経緯を考えれば戦争もやむなしと思う。
 だが、ここまで国民の自由を簒奪してまで続く戦を片岡は憎んだ。≫




≪「クラウゼヴィッツが言うまでもなく、戦争は国家間の究極の外交手段なのだから、
  一方が亡びるまでの戦争などはもはや戦争ではない。
  外交手段としては度が過ぎているということだ。」≫




 岩手県下の兵籍原簿人員 17万7千・・

 戦死者総数 3万3196人




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浅田次郎「ハッピー・リタイアメント」

幻冬舎

2009年刊




 最初、なんとくだらない・・と思いながらも、

 読み進めるうちに、だんだん楽しくなってきます。




 肩たたきにあったものの、最高の天下り先に天下った二人のオヤジ・・

 自分はまだ終わっていない、と思えれば、

 それからでも何かはできる・・

 かも、と思わせます(^_^;)

 



≪どれほど視力に自信があり、どれほど注意力にすぐれていても、

 けっして自分の目に見えぬ人間が世界にただひとりだけいる。

 ほかでもない自分自身である。≫

 ・・だから、過去の華やかだった頃の自己イメージのままで、他の人もそう思っていると

 勘違いしている限り、大人になることも、美しく老いることもできない。



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浅田次郎「マンチュリアン・リポート」(100周年書き下ろし)

講談社

2010年刊



 『中原の虹』の主役だった張作霖爆殺事件の真相を探るため、

 昭和天皇の密命を受けた主人公からのレポート・・


 歴史的には自明の事実を、解明しようとする試み・・

 ・・爆破された列車に同乗した将校の証言を持ってして、

 ようやく真相が明らかになる・・とは思えず。

 読者の目からは納得するには、ちょっと厳しい作品でした。 


 『蒼穹の昴』『中原の虹』の感動を期待して読むと、ちょっと肩透かしかもしれません(>_<)




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