【楽天ブックスならいつでも送料無料】タイム・マネジメント4.0 [ 竹村富士徳 ]
竹村富士徳「タイム・マネジメント4.0 ― ソーシャル時代の時間管理術」

プレジデント社

2011年刊


 『7つの習慣』の「effective(効果的)」な人生を手に入れるためのタイム・マネジメント論。

 知識労働の生産性を上げる鍵は、能率・効率ではなく、「効果」である。
 
「もともとやるべきでなかったことを能率よくやることほど、非効率なことはない」


 だから、創造力にあふれた効果的な成果を得ることが求められている。

 タイム・マネジメント4.0は、「効果的」であるもの。 


タイム・マネジメント1.0 行動管理

タイム・マネジメント2.0 1.0 + 予定管理

タイム・マネジメント3.0 2.0 + 目標管理

タイム・マネジメント4.0 3.0 + 目的・役割・成長・相乗効果

 タイム・マネジメント4.0 は、

 ・長期にわたる成果、

 ・貢献に基づいた信頼関係、

 ・相乗効果 に基づく。


 タイム・マネジメント3.0 は、一夜漬け、短期的効果、表面的な知識

 タイム・マネジメント4.0 は、能力の向上、長期的成果、本質的成長

 
 ・・第二象限「緊急でなく、重要なこと」に、時間を集中させること。




<目次>
第1章 変わる価値観。ソーシャル、イノベーション、そして人格
第2章 タイム・マネジメント4.0とは
第3章 時間管理とは何か?
第4章 タイム・マネジメントの変遷
第5章 タイム・マネジメント4.0の世界
第6章 タイム・マネジメント4.0を実践する
付録 コントリビューション・ステートメントを導くための質問
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成功読書術

土井英司「成功読書術 ビジネスに生かす名著の読み方」


  「成功読書術」・・・というタイトルで連想する

  「成功本」の紹介とは違って、

  いたってベーシックな教養書のすすめ。

  
  一読して、読みたくなったのは、

  マズローの「人間性の心理学」 と

  ホイジンガの「ホモ・ルーデンス」。


 マズローについては、「欲求の5段階説」が有名になりすぎて、

 単純化されたピラミッドの絵のみが一人歩きしてしまい、

 「著者の深遠な哲学は置き去りにされ」た。

 本書は、その置き去りにされたマズローの哲学を知ることができる一冊。
  

 「ホモ・ルーデンス」とは、遊ぶ人であり、遊びは、動物と人間を分けるもの。

 遊びは、何かを表す表現か、何ものかを求めての闘争であること。

 本書では、ポトラッチ等の不合理な行動にまでスコープを広げて、

 人間存在を明らかにしようとしている、と。

 


 30冊の書物の要約だったのですが、

 一冊が5ページ程度・・だったので、ちょっと欲求不満気味。

 でも、要約で満足してしまうより、原書に当たらせるためのテクニックなのかも

 しれないな~、とも思うのでした。



 
 ちょうど半分の本は手に取ったことありましたが、残りも気になりました。


 以前紹介したもの・・

 耳で聞くD・カーネギー 道は開ける

 フランク・ベトガー「私はどうして販売外交に成功したか」

 「ビジョナリー・カンパニー2」・・・規律ある人材・考え・行動

 松下幸之助「道をひらく」・・「国の道」

   「道」・・・3つの詩

 『7つの習慣』☆第七の習慣 刃を研ぐ


<目次>
序章 読書について―よい本との出会い方
第1章 人間探求の書
(人は自分を重要なものと思いたがっている―『人を動かす』デール・カーネギー
 人の欲求を述べることは、人生の本質を語ること―『人間性の心理学』A・H・マズロー ほか)

第2章 勝負師たちに学ぶ極意
(販売は、情熱をともなった人間科学である―『私はどうして販売外交に成功したか』フランク・ベトガー
 秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず―『風姿花伝』世阿弥 ほか)

第3章 教えを実践した経営者たち
(種をまき続ける情熱が飛躍と持続のカギ―『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』ジェームズ・C・コリンズ
 経営とは、情緒的な自己投入と情念の力から生まれる実行力―『プロフェッショナルマネジャー』ハロルド・ジェニーン アルヴィン・モスコー ほか)

第4章 自らを高め、人生に成功する
(常識が実業界の戦いに携えていく最良の武器―『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』キングスレイ・ウォード
 物事をゼロベースで考えることの大切さ―『学問のすゝめ』福沢諭吉 ほか)



松村寧雄「マンダラ思考で夢は必ずかなう! 「9マス発想」で計画するマンダラ手帳術」


 「9マスチャート」・・・

 たとえば、「私の人生(役割)計画」であれば、

 真ん中のマスに、自分の名前を書いて、
 真下のマスから時計回りに、

  ・健康
  ・社会
  ・仕事
  ・人格
  ・経済
  ・学習
  ・家庭
  ・遊び

 の項目毎に、目標・やりたいことを書いてみる。

 目標・やりたいことの内容は、

 「7つの習慣」にもありますが、
 
 緊急度と重要性からみた4つの分野を考慮しつつ書くこと。

 第1分野:緊急で、重要     → 燃え尽き現象
 第2分野:緊急ではないが、重要 → 豊かな人生
 第3分野:緊急だが、重要でない → 振り回され現象
 第4分野:緊急でも、重要でもない→ 空しい人生

 第2分野・・「人生計画」「ビジネス計画」「お金の使い方」「家族への思いやり」
       「人間関係作り」「人格向上」「学習」「余暇の活用計画」・・・

 第2分野に時間を費やすことによりビジョンが持てるようになり、
 生活にバランスが取れ、健康になり、人間関係が改善され、危機が少なくなります。

 
 ・・ということで、
 第2分野の活動を、念頭におきながら、

 「私の人生(役割)計画」と「ビジネス計画」を、

 作ってみました。

 頭の風通しがよくなって、ちょっと軽くなった感じ。

 
 圧巻なのは、
 マンダラチャートで作る「人生百年計画」。

 上記の「私の人生(役割)計画」を、10代から90代まで作って
 一覧してしまおう、というもの。

 週末、棚卸ししてみようと思います。



 この「9マスチャート」、本書の中でも、
 ITコーディネータ協会でも採用されていることが書かれていますが、

 プロジェクト管理関連のセミナーでも、

 たまに目にするようになりました。

 曰く、DMM法・・・ダイナミック・マンダラ・マトリックス。


 参考文献に、
 「華厳経」「龍樹」「世親」・・・等がありました!


 龍樹・・・ナーガルジュナ・・「空」・・・渋いですね~。


『7つの習慣 成功には原則があった!』 

『7つの習慣』☆第七の習慣 刃を研ぐ


『7つの習慣』の紹介も、いよいよ最後になります。


「きこりの話」・・・『7つの習慣』で一番のお気に入りです!

そして、「きこりの話」に続く、
第二領域(重要ではあるが緊急ではない)の活動が
具体的にどういうことであるか、を説明している一節は、
手帳に転記して、何度も読み返しています。



○バランスのとれた自己再新再生の原則 P432

森の中で、必死になって木を切り倒そうとしているキコリが
いる。もう5時間もかかりきりで、へとへとだ。見かねて、
「ちよっと休んで、刃を研いだらいかが」と言うと、忙しくて
そんな暇はないんでね」という答え。どっかおかしい。


再新再生の四つの側面
・肉体的側面
・精神的側面
・知的側面
・社会・情緒的側面

p434

「・・刃を研ぐことは、第二領域(重要ではあるが緊急ではな
い)の活動であり、第二領域は、緊急であるがためにあなたに
働きかけて、切羽詰まった状態をつくり出す。しかし、個人的
なPC(PerformanceCapability)は、自然にできるようになる
まで、つまりある意味で「健康的な中毒症状」を起こすまで、
自ら働きかけなければならない。そして、それは自分の影響の
輪の中心にあり、ほかの人に代わってもらうことはできず、自
分のために、自分自身で行わなければならないものである。

これこそが、人生で唯一最大の結果を生み出す投資なのであ
る。つまり、自分自身に投資することだ。つまるところ、人生
に立ち向かうために、・・



p445

「定期的に優れた本を読むこと以上に、自分の精神を高め、養
う方法はない。これもまた波及効果の大きい第二領域の活動で
ある。そうした読書によって、かつて存在した偉人たちの思考
や知識に接し、その足跡に触れることができるからだ。私がお
勧めしたいのは、最初は一ヶ月に一冊読むというペースで始め、
次いで二週間に一冊、一週間に一冊、とペースを徐々に上げて
いくというものである。「読まない人は、読めない人と何ら変
わりはない」のだ。

優れた書物を読むということは、社会に対する理解を高め、
自分のパラダイムを拡大し、知的側面の刃を研ぐことである。
特に第五の習慣を実行しながら、つまり理解しようとしながら
読めば、なおさら効果的である。自叙伝を持ち出し、すぐに評
価を下してしまえば、著者の言わんとしていることを理解する
には至らず、読書の価値を減少させてしまうことになる。

また、書くことも、知的側面の刃を研ぐ強力な方法のひとつ
である。自分の考え、経験、思いつき、学んだことなどを記録
として日記をつけることは、知力の明瞭性、正確さなどを向上
させる。手紙を書くことも、自分の考えを明確に伝え、論理を
展開し、相手により深く理解してもらう表現力を高めるのに非
常に役立つ活動である。

スケジュールや計画を立てることも、第二、第三の習慣につ
ながる知的側面の再新再生になる。計画やスケジュールを立て
ることは、目的をもって、その目的を達成するために知力を働
かせることである。つまり、頭の中の想像力や心象化といった
力を働かせ、旅の第一歩を踏み出す前に旅全体の姿を心に描く
のである。「戦争の勝利は、将軍の天幕の中で勝ち取るものだ」
と言われている。私は、刃を研ぐ最初の三つの側面-肉体、
精神、知性-のことを『毎日の私的成功』と呼んでいる。あな
たの今後の人生において、毎日一時間をこの私的成功の時間と
して過ごすように奨励したい。」


『7つの習慣 成功には原則があった!』 


創造的な活動にあたっては、

「曖昧さに耐えうる力を持ち、内的な安定性と原則に対する誠実さを持って」いることが

必要と述べています。


以前、広野穣「時を豊かに」
を紹介しましたが、
そこで、<真の勤勉とは>という好きな文章があります。

再度紹介します。

「本当の勤勉とは、休む間もなく、ただ働き続けることではない。

すでに頭の中にある原型を、誰にも見える形へと完全に表現しつくそうという情熱のもとに、
仕事に没頭することである。

真の勤勉とは知性なのだ。」

ひゅ~、カッコいい・・と思いませんか。

自分の頭が活性化していると感じるのは、
課題や問題を認識した後の、

通勤電車の往復と
寝ている間、
あとは、人に向かって自分が置かれている状況を説明している途中

です。

机にかじりついている時は、時間だけは矢のように立ってしまいますが
効率は決してよくありません。


「そもそも創造的な活動には、予期できない要素がつきものである。
それは、試行錯誤の中で行なうものだからだ。
そうした曖昧さに耐えうる力を持ち、内的な安定性と原則に対する誠実さを持っていなければ、
創造的な事業への参加は、極めて不愉快な気持ちと不安を感じさせるものになる。

なぜなら、内的な安定性を持っていない人は、
明確な構造や確実な結果を強く要求せずにはいられないからである。」p395

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