シドニー・シェルダンさんがお亡くなりになったこと、
 日経ニュースで知りました。

「S・シェルダン氏死去・米作家、「ゲームの達人」など執筆
 【ロサンゼルス30日共同】「ゲームの達人」や「真夜中は別の顔」など世界的ベストセラーで知られる米作家、シドニー・シェルダン氏が30日、肺炎による合併症のため、カリフォルニア州南部の病院で死去した。89歳。AP通信が伝えた。

 1917年、シカゴ生まれ。10歳で既に詩を書き始めていた。17歳でハリウッドに移り映画の脚本を書いた後、第2次大戦にパイロットとして従軍した。

 戦後は映画脚本家として「独身者と女学生」(1947年)でアカデミー賞の脚本賞を受賞。ブロードウェーでミュージカルの脚本も手掛け「レッド・ヘッド」でトニー賞を受けた。

 小説家に転じてからは「ゲームの達人」をはじめとするミステリー作品で、人間の欲望や葛藤を交えた物語をスリリングに展開し、日本を含む世界各地でベストセラーを連発した。 (14:04) 」




 ちゃんと読んだ本は、随分前に読んだ「Master of the Game ゲームの達人」だけ。

 テンポが良くてとっても楽しかったことを覚えています。

 以来、ペーパーバックを手に取ることもほとんどなく、
 ・・・多読のためのリライト本でもたもたしているレベルなので。

 せっかくの機会なので、読み返してみようかな。


 合掌。

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リーナス・トーバルズ&デビッド・ダイヤモンド「それがぼくには楽しかったから」

訳は、風見潤さん。


 リナックスOSの生みの親、リーナス・トーバルズさんの自叙伝。

 フィンランドでの生い立ち・・スウェーデン出身の少数民族だったトーバルズ家や
両親とも共産党員でお金もうけに対して無頓着であったこと等、オタクとしての学生時代の
お話から始まり、リナックスのオープンソース・コミュニティが生まれ、成功するまで。
そして、後半は、フリーソフトやオープンソース、知的財産権に対するリーナスさんの
熱い想いを知ることができます。

 そして、この本で最大にイイタカッタことは、リーナスさんにとって

 プログラミングは「楽しい」・・・Just for Fun

 ということでは、と思います。

「プログラミングをやっている者にとって、それはこの世で一番面白いことだ。」
 
 念願のPCを手に入れて、
 BIOSのプログラムから書き始めたこと。

 OSのコードを書く以前に、
 ソフトウェアなら自分で何でも書けるようになっていたので
 商用のプログラムを買う必要がなかったこと・

「OSはコンピュータの中で起こるすべての基本原理となる。
 だから、OSを作るのは、最高にやり甲斐のあることだ。
 OSを作るというのは、世界を作ることだ・・その世界の中で、
 コンピュータを動かしているすべてのプログラムが生きている。
 ・・・
 OSは一番の根本だ。自分で作り出した国の憲法を作るようなものだ。
 他のプログラムはただの普通法だ。」


 後半の知的財産権に関しては、
 「フリー・ソフトウェアの神様」とリーナスさん自身が認める
リチャード・ストールマンさんが、
Linuxがフリーソフトである「GPL(一般公有使用許諾書・・・旧来的な著作権に反対するもの)
ライセンス」を強要され「GPL/Linux」と名乗るようを求められたことに対して、
敢然と拒否する姿は、最初ちょっと意外・・・もっとも、読み進むと、リーナスさんの考えの方が
なんでも徹底して「フリー」という考えよりも、現実的だとわかりましたが。


 リナックスを手作りで一つ一つ作り上げていく過程の話を読みながら、
なんだかとっても元気をもらいました。
 

PS
 
 OSを作る!体験をしてみたければ、
 川合秀実さんの「30日でできる! OS自作入門」で、
 アセンブラとC言語でOSを作りあげることができます。
 分厚い本ですが、せっかくの機会なので、買ってみようかな~と思案中。
 

「日経コンピュータ」1月25日号の

特集は、
「2031年 情報システムの旅

 ~ ITはどこまで“優しく”なれるか」


システム化の歴史として、
 1970年代は、無駄もあったが余裕もあった時代
 2000年代は、効率的だが余裕がない時代
 そして、
 2030年代は、「人間的な豊かさ」が再度求められる時代
になる(必要がある)とのこと。
 

未来社会のIT環境の例として、
 音や映像を検索する「さーちゃ」
 顔を認識する「かーむー」
 新聞記事を探す「しーしー」
 音楽を探す「むーきー」
 声をかけてくれる「ちゃちゃ」等
NTTコミュニケーション科学基礎研究所(CS研)の
「まっしゅルーム」が紹介されています。

「まっしゅルーム」とCS研については・・・

「知能統合オープンラボは、「環境知能」の研究プロジェクトを立ち上げるために、2004年11月に創設されました。コミュニケーション科学基礎研究所の中核となる、音声情報処理、音響処理、視覚情報処理、自然言語処理、知識処理、ネットワークなど技術を有機的に結びつけた統合システムの研究開発を行うと同時に、長期的視野に立った技術戦略の立案を行っています。
「環境知能」は、環境に潜む知能、あるいは、知能が埋め込まれた環境、のことを指します。環境に潜む知能は、私たちの暮らしに潜む妖精・妖怪であり、この妖精・妖怪を「環境知能」プロジェクトでは「まっしゅるーむ」と呼んできます。また、知能が埋め込まれた環境は、妖精・妖怪すなわちまっしゅるーむの棲む世界のことであり、これを「まっしゅルーム」と呼んでいます。詳しくは、「まっしゅるーむの世界2005」をご覧下さい。」



 先週読んだばかりのミンスキーさんのインタビュー記事が載っていました。
 現状は「子供が答えられる簡単な質問にさえ、満足に答えられない」と。

 昨年12月9日、静岡の「幼児のコモンセンス知識研究会」でミンスキーさんの講演が開かれたそうです。
 研究会に登録された会員の方には、映像も公開されています。



マーヴィン・ミンスキー「心の社会」へのメモ


マーヴィン・L.ミンスキー「心の社会」


マーヴィン・L.ミンスキー /シーモア・パパート 「パーセプトロン」








アンドリュー・ハント&デビッド・トーマス「達人プログラマー」
ピアソンエデュケーション

訳は、村上雅章さん・・・いつもながらとてもわかりやすい訳で感謝です。


「達人」・・とついていますが、
「達人」を目指した初心者・中級者をターゲットにした本です。

有識者や良き先輩が周りにいるプロジェクトであれば、
既に実践済みのことが多いか、と思いますが、
そういう人がすぐそばにいなくて、

開発環境の準備、
コーディング、単体テスト、回帰テスト等について
試行錯誤されている方や、

また、
改めて、開発工程の再点検と高度化等を考えたい方には、

ハントさんとトーマスさんのご両名が
開発途上で様々に工夫したことが書かれているので
大いに参考になります。

その心は、

 ソフトウェアエンジニアよ、
 ただちに「武装せよ!」


第3章では、開発にあたって事前に準備すべき「基本的なツール」として、
 
 ・プレインテキスト
 ・シェル
 ・パワー・エディット
 ・ソースコード管理
 ・デバッグ
 ・テキスト操作
 ・コード・ジェネレータ

を紹介されています。

 まだ使っていないことに対して、たとえばソースコード管理のところでは、
 「恥ずかしいと思ってください!
  そして、これが伝道師となる機会であると受け止めて欲しいのです」
 と厳しい叱責。
 でも、当然のことと思います。

 ・・・でも、できているところとまだまだのところがあるので、改善が必要。


どの章も良いのですが、
特に、第3章「基本的なツール」と第8章「達人のプロジェクト」は、
コピーして、
毎週のプロジェクト技術検討会の中で、
読み合わせしたいと思います。既に実施していることの見直しと
新しいチャレンジあれば取り入れたいと思います。




続編が、
「達人プログラマー ソフトウェア開発に不可欠な基礎知識 バージョン管理/ユニットテスト/自動化」

なのでしょうが、
こちらには、本書を踏まえて3つのプラクティスを紹介されているので
まだ実践されていないプロジェクトであれば良いかもしれません。

 第1部 CVSによるバージョン管理
 第2部 JUnitによるユニットテスト
 第3部 プロジェクトの自動化

第3部については、ちょっと見てみたい気がしています。




浅田次郎「プリズンホテル(1)夏」


 上州の奥湯本にある温泉リゾートホテルは、
 任侠団体専用のホテル。 

 そこに、
 性格破綻チックな極道小説家と情婦、
 夫の定年後、熟年離婚しようと離婚届を偲ばせる妻、
 一家心中しようとする家族連れ、

 ・・がこのホテルで一期一会。
 
 


 一家心中の家族に対して、
 生まれたばかりの子供を残してフィリピンから出稼ぎに来ているアニタはこう言う。

 「ダイジョーブ。オバアチャンイルネ。私、オカネ送ル。
  子供、育ツワヨ。
  ココノボス、イイ人。日本人ト同ジダケ、オカネタクサンクレルノ。
  私、シアワセヨ」

 「でも、子供と一緒にいられなくって、幸せだなんて、ねえ」

 「ノー、ノー、違ウヨ奥サン。一緒ニイタイノハ、親ノツゴウヨ。
  私モ一緒ニイタイケド、ソシタラ子供、死ヌネ。
  子供ヲコロサナイ方ガ大事。
  私ガンバルヨ。ガンバッテ、子供ミンナ育テテミセルヨ。・・」

 

 また、ホテルの従業員がポロリと語る言葉もいい。

 「・・なんたって極道は自己管理が大切ですから。
  てめえの道はてめえで切り拓くことだって、カーネギーも
  言っておりやす。
  おしきせの決まりの中で休んだり働いたりゼニを貰うんじゃ、
  ロクな人間になりやせん」


 ・・・今日の朝日新聞の夕刊に、「過労死100番」の記事が載っていました。
直前まで酷使して、亡くなったととたん「仕事がきついなら休めばよかった」のに、
と会社側が言い出した話など読むと、休むことも含めての自己管理といいながら、
裁量労働制といいつつ、まだまだそれが許されない職場も多いだろうに、と思いました。
 でも、管理職がこの実態を管理・是正しないで、何を管理するのだろうか?
(と書きつつ、おそらく売上げと収益の確保なんでしょうね・・)
 
 新人の頃のラジオのCMに、「偉い人は、偉い目に遭う人なのよ~」というセリフ
があって、笑っていましたが、「偉い人が、偉い目に遭わず、楽してる職場」
にロクなところはないのでは、と思っています。

関門海さんから、ふぐの日フェアのお知らせのハガキ。

2月9日~2月13日の5日間、
2月9日は「ふぐの日」のため、

てっさ一皿 29円(通常980円)で、

このキャンペーン期間中楽しめます、とのこと。

前回行ったのは去年の9月16日・・敬老の日キャンペーン
あれから5ヶ月も経っているのですが、
写真見たら、なんだかお腹一杯の気分になりました。


3372 (株)関門海

権利確定月 11月末日・5月末日

とらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」でご利用可能な優待券
1株以上 匠味コース1人前優待券×1枚(3,900円相当)
3株以上 匠味コース1人前優待券×2枚(7,800円相当)
5株以上 匠味コース1人前優待券×3枚(11,700円相当)

優待券1枚につき下記商品と引き換え可能
(1) 「玄品ふぐ」匠味コース(※1)
(2) 「玄品以蟹茂」ズワイ蟹鍋と炭火焼×2人前(※2)もしくは3,900円相当の割引
(3) 「お取り寄せ玄品ふぐ」てっさ(またはしゃぶ身(※3))セットで3,900円相当の割引
(4) ひれ酒セットの贈呈

昨日インヴァストさんよりメールがきました。

1月6日に要約を紹介した

竹中平蔵「日本経済の展望」・・「インヴァスト新春経済講演会」
の講演がそのまま、
下記のHPでWeb配信されています。

インヴァスト新春経済講演会 竹中平蔵氏セミナー「日本経済の展望」Web配信中。

なかなか太っ腹。

ご興味ある方は一聴いただければ。







 映画「どろろ」見てきました。

 お昼の回は、ほぼ満席・・・初日とはいえ、人気でした。

 内容は・・・、
 中井貴一さん扮する醍醐景光という戦国武将が、天下統一の野望をかなえるため、生まれてくる子供の体を、魔物に捧げることを約束して力を得る。そして、子供は、体の48箇所を、48の魔物に取られて生まれてくる。
 この子供が、妻夫木聡さん扮する百鬼丸。そして、この百鬼丸が、自身の体の部位を一つ一つ、魔物から取り返すために、戦いの旅に出る、というお話。

 出演は、妻夫木聡、柴咲コウ、瑛太、原田美枝子、中井貴一、杉本哲太、麻生久美子、劇団ひとり、土屋アンナ、中村嘉葎雄、原田芳雄。


 なかなか頑張って作ろうとしている気はしたのですが、
 魔物との戦いのシーン、往年の仮面ライダーを彷彿?!とさせる
ちゃちな作りでした。

 またその戦闘シーンが多くて長く、残念ながら中だるみ・・・映画館の周りの人も落ち着きがない人が何名かいました。30分短ければ、もっと締まっただろうな。

 でも、主役の妻夫木聡さんと柴咲コウさん、脇を渋く固めていた中村嘉葎雄さんと原田芳雄さんの演技はなかなか良かったです。


 たまたまハントさん&トーマスさんの「達人プログラマー」を読んでいたこともあり、
 48の魔物から48の体を取り返す百鬼丸のミッションを見ながら、
 システム開発のバグ取りも、このソフトウェアには48個のバグがある、いまはちょうど24個を取り終えたところだ・・・ということがわかれば、エンジニアも励みになるのに、と妙なことを思いました。











20日付のニュースなのですが、

イー・トレード 貸株サービスに参入 「タンス株」獲得を拡大

「ネット専業証券最大手のSBIイー・トレード証券は、個人投資家が保有株式を預けただけで一定の金利が得られる貸株サービスの提供に乗り出す。現在、システム処理の対応準備を進めており、態勢が整い次第、3月にも提供を始める。個人向けの貸株サービスは、同じネット専業証券のマネックス証券や松井証券(一定条件で特定銘柄に金利が発生する限定型)が事業化している。同サービスへの参入で競合との品ぞろえの差を改善する一方、家庭に埋もれている時価約30兆円、約180億株(2006年3月末、証券保管振替機構調べ)の「タンス株」を取り込む。」

「マネックスが提供している貸株サービスの現在の金利水準は年利0・5%で、たとえば顧客が時価評価で100万円分の株式を1カ月(30日間)同サービスに預けると、410円の金利収入が得られる。

 イー・トレードのサービスは内容の詳細を検討中だが、貸株金利の水準はマネックスへの対抗上、同等以上の金利設定とする方向だ。」


 100万円分で、1か月分410円・・1年だと4920円。
 長期投資・・というか、塩漬けのままなので、手数料に充当になります。


 できれば、松井証券さんの「預株」(預けてある銘柄に逆日歩が発生した場合、株券が自動的に貸し出され、預株料が受け取れる)も導入してほしいですね。
こちらだと、「毎日優待三昧」リカさんのページに
ぴあ、キャンドゥ、壱番屋、サンリオの4銘柄、60万相当を預株にしたら、
半年で1万8千円ぐらいにになったとのこと。

 待つより、松井証券さんに移した方が早そうですね~。




浅田次郎「昭和侠盗伝―天切り松 闇がたり」第四巻


 この「天切り松」シリーズ、3巻までに比べると、
今回はちょっとトーンダウンです。

 松蔵が一人前になると同時に、皆さんもお年を召された様子。
 
 ちょっと「ヤキがまわっちまった」のかもしれません。

 でも、ここまで読んだらファンなら読んでしまいます。
 
 昭和初期、226事件前夜の時代を背景にした物語。
 今頃手に取っているので、「蒼穹の昴」等にも通じる世界のため
親しみを感じます。


「第一話 昭和侠盗伝」
 
 「善悪は数の多寡で決まるわけじゃあやせんぜ。
  大勢の人間がそうと望むなら、戦争だって善行ですかい。
  世の中の空気なんてものは、政治家が企んでテレビや新聞が異議なしと言やァ、
  茶を沸かすより簡単にこしらえられるものさ。
  悪い世間をはっきり悪いと言ってこそ善人だ。」


「第四話 王妃のワルツ」
 
 日本と満州間の政略結婚であった
 清朝最後の皇帝・溥儀の弟、愛新覚羅溥傑と嵯峨家の浩(ひろ)を描いたもの。

 以前、竹野内豊が溥傑役を常盤貴子が浩役を演じたテレビドラマ「流転の王妃・最後の皇弟」
がありましたね~。



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