阿刀田高「ホメロスを楽しむために」


 先週、エイベックスの総会の待ち時間に読んだ

 阿刀田高さんの「新トロイア物語」が大変面白かったので、
 
  阿刀田高「新トロイア物語」・・・「イリアス」「オデュッセイア」「アエネーイス」のエッセンス

 「ホメロスを楽しむために」を手に取る。
 


 ホメロスの生まれた年・・・

 西暦前1159年から西暦前686年までを両極端として、この500年の間に諸説あり。

 現在では、西暦900年から800年くらいと考えるのが通例。

 ホメロスの生まれた場所・・・

 8ヶ所ぐらいが候補地になっているが、

 阿刀田さんによると、「イズミールが本命、キオスが対抗、イタキが大穴」



 「イリアス」「オデュッセイア」の世界・・・

 「トロイア戦争は、ホメロスの物語では人間同士の戦いであるというより、

  神々の内輪もめのようなところがある。」


 オリンポスの十二神・・・

  男神・・ゼウス、ポセイドン、アレス、ヘパイストス、アポロン、ヘルメス

  女神・・ヘラ、デメテル、ヘスティア、アテネ、アルテミス、アフロディテ

 この神々が、ギリシア側とトロイア側に二分して、各々を応援する。

  ギリシア側:ヘラ、アテネ、ポセイドン、ヘルメス、ヘパイストス

  トロイア側:アポロン、アレス、アルテミス、アフロディテ

  
 ホメロスの「イリアス」「オデュッセイア」には、

 有名な「トロイの木馬」の話は出てきません。
 
 それでは、「トロイの木馬」はどこから出てきたのか?

「答えは簡単。」

 ホメロスのトロイア戦争を謳って活躍した同時期、

「他の詩人もトロイア戦争とその周辺を唱っているのだ。

 こうした作品群を叙事詩の環(わ)と呼んでいる。」


 「キュプリア」・・・キプロス島出身のスタシノス作
   戦争の原因や戦争に突入するまでの出来事を細かく記す

 「イリアス」

 「アイティオピス」・・・ミレトス島出身のアルクティノス作
   ヘクトルの葬儀の後の戦い、アキレウスの死を描く

 「小イリアス」・・・レスボス島出身のレスケス作
   アキレウスの死後、アキレウスの武具を巡って争った
  オデュッセウスと大アイアスの争いで、後者が敗れ凶器に陥ることを描く。

 「イリオスの陥落」・・・ミレトス島出身のアルクティノス作
   トロイの木馬の登場、トロイア城の陥落と惨劇。

 「オデュッセイア」

 「帰国物語」・・・アギアス作
   オデュッセウスを除く、他の武将たちの帰国物語。

 「テレゴニア」・・・エウガモン作
  「オデュッセイア」の後日談。

 これ以外に、「ホメロスの諸神賛歌」という作品が残っている。


 本書、ホメロスの足跡を、阿刀田さんがフィールドワークする旅行記の側面もあります。
 
 オデュッセウスの故郷、イタケ島の様子を読みながら、

 とっても行ってみたくなりました。




「ギリシャに生れた盲目の吟遊詩人ホメロスの世界が、阿刀田魔術で生き生きと目前に広がります。イリアス、オデュッセウス、ポセイドン、トロイア戦争―著者の名解説を聞きながらのギリシャ周遊パック旅行のような、至れり尽せりの入門書。今までは読みたくても手が出せなかった西洋文学古典中の古典のエキスが、苦もなく手に入る大好評シリーズ第6弾。楽しいイラストも増量しました。」

<目次>
第1話 先生の石
第2話 アキレウスの怒り
第3話 黒い死
第4話 大神の秤
第5話 馬の予言
第6話 トロイアの環
第7話 オデュッセウスの故郷
第8話 ナウシカ慕情
第9話 怪物うじゃうじゃ
第10話 女を信じるな
第11話 寝台のミステリー
第12話 終り良ければ

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アリストテレス「ニコマコス倫理学(下)」


 「ニコマコス倫理学」の下巻、

 全10巻中、第7巻~第10巻まで。

   
 上巻から語られる、「徳」についての整理の続きです。

  アリストテレス「ニコマコス倫理学(上)」


 第7巻は、抑制と無抑制。

  無抑制、悪徳(放埓)、獣的状態、我慢のなさ と
 
  抑制、我慢強さ・・知慮 との対比

  ・・特に、「快楽」を巡って


 第8章と第9章のテーマは、「愛」。

 「愛というものは、

  愛されることによりも、むしろ愛することに存すると考えられる。」


 愛の原因は、大きく3つ。

  ・「快」

  ・「有用」

  ・「人となり」

 その人といることによって「快」「快感」を得られるか。
 その人が自分にとって役に立つか。
 この場合、「快」や「有用」がなくなれば、「愛」もなくなる。

 どちらもなくても「愛」があるのは、「人となり」に魅かれているから。
 

 最後の第10章は、「快楽」。
 
 「快楽を欲しないひとはないといえよう。

  何びとも生きることを希求しているのだからである。

  「生きる」とは或る活動であり、各人はその最も愛するところのものに関して、
  
  その最も愛する方面の機能を働かせて

 (たとえば音楽的なひとは聴覚によって音律に関して、

  学を愛するひとは知性によってその観照の諸対象に関して等々)

  活動するが、快楽はしかるにこの活動を究極的に完璧たらしめ、

  したがってまた各人の追求しつつある「生」を完璧たらしめる。・・・

  
  活動なくして快楽は生じないし、

  他面また、あらゆる活動を究極的に完璧たらしめるのは快楽なのであるから。」
 

 「幸福な生活とは、・・・

  卓越性に即しての生活であると考えられる。

  かかる生活は真剣であり、遊びではない。

  真剣なことがらは滑稽な遊びめいたことがらよりもよりよきものなのであるし、

  また、魂のよりよき部分とか、よりよき人間とか、

  いずれにしてもよりよきものの活動こそ、よりよき活動なのであるとわれわれは考える。」


  ・・このような生活態度が「観照的な活動」であり、その結果として「幸福」があること。

  そして、社会的な人間としてのベースは、「国制」にあることを示して終わります。





アリストテレス「ニコマコス倫理学(上)」

訳は、高田三郎。


 アリストテレスの本丸というと、
 やっぱり「形而上学」なんだと思いますが、
 ちょっと敷居が高いので、

 「ニコ倫」こと、
 「ニコマコス倫理学」を手に取る。



 ニコマコス・・・、アリストテレスの息子です。

 アリストテレスの講義録をまとめたかたちになります。



 すべての人間活動は、

 すべて何らかの善(アガトン)を希求している。

 
 「幸福(エウダイモニア)」は、

 「われわれの達成しうる善のうち最上のもの」


 それでは、
 幸福とは何か?
 
 すぐれた人間の機能を満たすこと。

 幸福な人とは、よく生きている人、よくやっている人。


 人間善・最高善の目的とする活動は、

 「政治的」な活動である。


 そして、

 幸福とは、究極的な卓越性(アレテー)に即しての魂のある活動。


 では、徳=倫理的な卓越性とは、どういうものか?


 個別の徳を論ずる前に、

 徳は、「状態」によってあらわれされる。

 どのような徳も、過超の状態も、不足の状態も望ましいものではない。

 「中」「中庸」を選択すべきである、ということを

 徳を一つ一つ具体的に取り上げます。


 以下、各論として、

 ・勇敢

 ・節制

 ・財貨に関する徳
  ・寛厚
  ・豪華

 ・名誉に関する徳
  ・矜持

 ・怒りに関する徳
  ・穏和

 ・人間の接触に関する徳
  ・親愛
  ・真実
  ・機知

 ・正義

 一番、分量をとって論じているのがこの「正義」。

 説明の中に、
 
 幾何学的比例に基づく「配分的正義」や

 算術的比例に基づく「矯正的正義」・・

 この説明って、プラトンの「国家」の線分の説明と同じ方法論ですね。

 法・裁判が、「不正」を正すためにあること、

 正と不正のバランスをとるために、算術的に懲罰を課すことなど、

 プラトン、アリストテレスが整理した考え、現代にも地続きでした。
 

 ソクラテスやプラトンの議論ではでてこない、

 網羅性、より分析的な考え方、そして演繹法、垣間見ました。


朝の少女 マイケル・ドリス


 マイケル・ドリス「朝の少女」を手にとる。


 児童画のようなラブリーな表紙で、

 訳が、灰谷健次郎さん。


 手元に届いてから、

 「なぜ読もうと思ったのか?」

 と、はたと悩みました。


 でもとっても薄いので、まあ読んでみればよいか・・

 と一読。


 「朝の少女」と呼ばれる少女と、

 「星の子」と呼ばれる少女の弟。

 「朝の少女」「星の子」という名づけは、

 映画「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のインディアンの世界の中で、

 各人に名づけられたのと同じ。

 
 ポリネシアなどの先住民族の世界を描いているように思います。


 ここにおいても、思春期の子供たちが、

 姉弟との関係、両親との関係で、さまざまな葛藤があります。


 ・・・唐突な衝撃のラスト・シーン!


 ちょっとびっくり。


 あっ、サイードさんやレヴィ=ストロースさん等読んでいた時に、

 紹介されたから読む気になったんだ、と最後の最後に気づいたのでした。
 
 
 ギリシア時代から現代まで連綿と続く先進国と途上国の問題、

 文明人側の横暴さが圧倒的でした。


PS

 本書、絶版なのが残念!!




 阿刀田高「新トロイア物語」


 トロイア戦争を描いたホメロスの「イリアス」「オデュッセイア」に加え、
 
 ヴェルギリウスの「アエネーイス」をベースとして、

 トロイア陥落後の地中海地域全体に拡がっている伝承などを丹念に渉猟し、

 トロイアからギリシアを経て、ローマ帝国建国へ至る道を語る

 贅沢で壮大な物語。


 主要3作品の行間を埋めた阿刀田高さんのストーリーテリングの素晴らしさに

 感嘆です!


 ソクラテスの活躍したギリシア全盛の時代からさかのぼること700年。

 現在から3000年前の世界。


 ホメロスやヘシオドスの作品においては、

 登場人物の一挙手一投足は神々が乗り移って所業をなした、というイメージが

 ありますが、この作品は、各々の登場人物が神々から生まれたというルーツを

 持つことを前提としながら、

 日々の行言動は、まぎれもない人間でした。


 1冊で、6冊分のエッセンスが楽しめた気分です。


 読後の感動に浸りながら、

 この後は、阿刀田さんのアプローチを参考にして、

 少しずつ原典を辿っていければ、と思うのでした。

 気分は、星5つ・・★★★★★

 エイベックスの株主総会&エイベックス・シークレット・ライブに行ってきました。

 今年で3回目です。


 株主総会開始は11時からですが、
 入場は9時半頃から。

 にもかかわらず、9時45分頃、おっとり刀でかけつけてみると、

 既にぞろぞろと入場途中。

 ところで、今年の出席者は、9000人でした。

 株主総会&シークレット・ライブは、ホールAで行われましたが、

 ホールAの収容人数は5012名。

 残りの4000名の方は、ホールCで、巨大スクリーンの前での鑑賞になりました。

 
 あと10分遅れていたら、ホールCだった・・と思うと、

 とってもついてました!!ޥ

 って、来年は1時間早く行く必要がありますね~。


 今年は、役員改選のはざまでもあり、低調な総会だったように思います。

 みなの関心は、経営方針よりは、株価の方にあるようでしたが、

 その株価は、乱高下の1年でした。
 
 一昨年1500円、昨年2700年(一時期4000円近く)、

 そして現在1575円・・・あれっ、もとに戻ってしまいました。


 質問タイムにて、
 大塚愛のファンの方が、「1000株買って70万損した」と叫んで
 受けていましたが、
 「ちょっと買いすぎ!、100株にしとけ!」と、つっこみ入れたくなりました。
 


 お目当てのシークレット・ライブ。

 1.JONTE(EXILEの新メンバー・オーディションのファイナリスト)1曲
 2.高杉さと美(「旅人」・・映画「西遊記」主題歌) 1曲
 3.倖田來未 3曲
 4.SEAMO(ヒップホップ系) 2曲 
 5.MEGARYU(レゲエ系) 2曲
 6.TRF 4曲
 7.浜崎あゆみ 2曲

 大塚愛・・登場せず、残念!
 でも、倖田來未のトークに、少し大塚愛入ってました。

 MEGARYU、なかなか良かったです。
 
 TRFが結成15周年。
 バブル崩壊から18年ですが、TRFを聴いていると、なんだか最近バブルなのかもな~、
 とちょっと複雑な気持ちになったのでした。



昨年の様子はこちら。
2006年 エイベックス・シークレット・ライブ in 東京国際フォーラム

7860 エイベックス・グループHD(株)
権利確定月 3月末日
100株以上 株主限定オリジナルグッズ
300株以上 株主限定オリジナルグッズ+株主限定CD
500株以上 株主限定オリジナルグッズ+株主限定DVD
1,000株以上 株主限定オリジナルグッズ+株主限定CD+株主限定DVD

牛角


 先日、アスラポート・ダイニングから、優待券が8000円分到着。

 手持ちの優待を調べてみたら、
 6月末で有効期限が切れるアスラポート・ダイニングの優待券を発見?!

 今日、近くの「牛角」さんで使いました。


 接客も良く、食事も美味しくいただきました。

 ところが、支払い終わって帰宅途中、領収証を見て??

 「牛角カード」を提示して、2週間以内に再利用したのに10%引きとなっておらず。
 当然引かれていると思って安心していたら、引かれていませんでした。
 
 前回も、デザート注文前に、一品届いていないように思って訊いてみたら、
 忘れていたことが判明したり。

 ・・て、後から気づく自分もダメダメだと反省するものの、

 ちょっと事務系のシステムに問題ありでは、と思います。

 食後のアンケートでも、感謝の気持ちを書いてお渡ししたのですが、

 次回はちょっと要注意かな。

 ・・でも、客にチェックさせるのは、いかがなものか。

  
 アルバイトの店員の方は一生懸命されている姿がよく見えるので、

 管理部門の方、努力が必要ですね。

 ・・・IE/QCやシステム化、もっとすべきでは!ޥ


3069 (株)アスラポート・ダイニング
権利確定月 3月末日・9月末日
1株以上 1,000円分の食事券(1,000円券 1枚)
2株以上 2,000円分の食事券(1,000円券 2枚)
3株以上 3,000円分の食事券(1,000円券 3枚)
4株以上 4,000円分の食事券(1,000円券 4枚)
5株以上 8,000円分の食事券(1,000円券 8枚)
※飲食代金のお支払いとして、優待券のみまたは現金と併用してご利用いただけます。
【利用可能店舗】
・「炭火焼肉酒家 牛角」「串焼きと釜飯 とりでん」「居酒屋 土間土間」
・「居酒屋 おだいどこ」の全国の店舗 他


ユニマットライフ


 ユニマットライフさんから、優待品到着しました。

 ・コーヒー豆 
   キャラバンレギュラーコーヒー 160g 1缶
 ・紅茶のティーバッグ
   ニナスの紅茶 1箱
 ・マルチビタミン 60粒入り 1個
 のセット。


 優待いただいたのはありがたいのですが、今後の保有は検討中。

 先週の爆発事故を起した渋谷のスパの経営はユニマットビューティアンドスパ
 が子会社だったこと。
 その後の対応も決して良くない様子。
 
 
 そして本業のオフィスのコーヒー・サービス・・狙いはとても良いのですが、
 もう一段高級路線を志向しては、と思っています。


7560 ユニマットライフ
権利確定月 3月末日

100株以上 オリジナル商品詰め合わせ(2,000円相当)
1,000株以上 オリジナル商品詰め合わせ(10,000円相当)

クロップス


 クロップスさんから、優待品到着しました。

 今回は、名古屋きしめんセット。

 みそ煮込みうどんやきしめんがぎっしり入ってました。


 株価も先週末時点、417円。一時の高値は期待できそうにありませんが、
42000円ほどで買えるし、名古屋の会社らしく?!
ここ一年で有利子負債も減ってるので、なかなか良いのでは、と思います。


9428 (株)クロップス
権利確定月 3月末日

100株以上 東海地区の名産品(3,000円相当の品物)

ソクラテス以前以後


F.M.コーンフォード「ソクラテス以前以後」

訳は、山田道夫。


 今から75年前の1932年に、
 イギリスの古典学者、F.M.コーンフォード(1874―1943)が行った
 ギリシア哲学の連続講演記録。


 2時間弱で読める

 イオニア哲学からソクラテス・プラトン・アリストテレスを一気に語った欲張りな本!



 コンフォードさん、 

 ソクラテス登場以前、ヘーシオドスやホメロスが語った「神々の世界」から、

 ソクラテス誕生のベースとなったイオニア哲学と、

 ソクラテスが起した哲学上の革命について明確に語ります。

 そしてソクラテスの「希求切望の哲学」の精神が、

 その後、プラトン、アリストテレスに引き継がれ、いったんの完成を見たのだ、と。



 イオニア哲学が画期的であった点は、

 1.「超自然(呪術)」から、「自然」へ

  ・・・「自然」の発見

 2.「行動」と「思考」の分離 

 「・・・対象を主管から完全に切り離し、それを行動上の利害関心を払拭した思考
  によって思索しうるような精神態度の成立」

 3.「神々の世界」から、科学的説明の始まりへ


 ソクラテス・・

  ソクラテスが最高に偉大な哲学者のうちに数えられるべきなのは、
  
  「魂の完成」・・われわれ各人の内にあって、それの完成こそが

  人生の真の終極目的であるところの自己ないし魂の認識、と

  精神の希求にもとづく道徳とをかれが発見し、それまで行われいた

  社会的強制と道徳にとってかわらせたということによるのである。  


 「初期対話篇を皮相にしか読まない読者は、時として、

  ソクラテスが対話相手を罠にかけたり、ただ相手を負かすために議論している

  ような印象を懐いて離れ去ることがある。

  だがプラトン自身がこのようなエリスティケー(問答競技)の行使、

  つまり真実を顧慮しない言葉だけの論争を弾劾している以上、

  それをソクラテスの特徴として描出しようなどと意図したはずはない」・・・

  と、皮相的に読んでしまうと身につまされます。


 「ソクラテスの発見というのは、

  真の自己とは身体ではなく魂だということだった。」


 プラトンの哲学が、

  ソクラテスの「希求切望の哲学」の継承とともに、

  ピュタゴラスの哲学の圧倒的影響を受けていたこと。

  
 アリストテレス・・・

 「・・人生の終極目的はわれわれの自然本性に本来的に備わっている最高の機能を

  完全に行使することである。」・・・「神的な理知的自己」

 
 「・・魂は身体の形相であって、質料たる身体とは不可分であり、

  したがってそれ自身死すべきものだからである。」


 「アリストテレスの体系は、生物学の分野をこえて自然学と形而上学の

  全領域を包括するに及んで、理知主義の巨大な記念碑、

  あらゆる問題への解答を備えた、緊密ですべてを包括する構築物になる。

  そのような記念碑的業績の運命は、精神にとっての恒久的な避難所になること

  ではなく、まさに記念碑となることである。」


 ・・・いつになることやら・・・と思いつつ、

 アリストテレスにもつきあってみようかな、と思う今日この頃です。



<目次>
序文
第一章 ソクラテス以前のイオニア自然学
第二章 ソクラテス
第三章 プラトン
第四章 アリストテレス


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