奇跡の人


 渋谷のBunkamuraのシアターコクーンにて、

 公演中の「奇跡の人」に行ってきました。

 
 上演は、開始12時、途中2回の幕間をはさみ、

 終了は3時30分・・でした。
 
 2時間くらいと思い込んでいたので、ちょっとびっくり。



 本作品、三重苦のヘレン・ケラーの物語であると同時に、

 教師役のアニー・サリヴァンの物語でもありました。



 土砂崩れで生き埋めになった人がいれば、

 全力で肉体を助け出そうとする。

 魂が生き埋めになった人がいるのであれば、

 なぜその魂を助け出そうとしないのか?

 というアニーの言葉



 一部の終了間際と、三部の後半・・周辺はすすり泣き一色でした



 2003年の時に、ヘレンを演じた鈴木杏さんですが、

 今回は、サリヴァン先生役に挑戦でした。

 体当たりの演技、とても良かったですޥ




<キャスト>
アニー・サリヴァン 鈴木杏
ヘレン・ケラー 高畑充希
アーサー・ケラー 佐藤B作
ケイト・ケラー 七瀬なつみ
ジェイムズ・ケラー 中尾明慶
アナグノス/医師 大家仁志
エヴァ伯母 重田千穂子
ヴァイニー 星野園美
パーシー 田鍋謙一郎
マーサ 武藤晃子
召使い 辰巳智秋


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中高年の安全登山入門 小野寺斉&西内博 (岩波アクティブ新書)

2004年刊



○歩き方

 登山口に着いても、すぐに歩き出さない。
 
 「歩き出しはやや遅めに歩くのがコツです。

  自由に歩かせてみると特に元気な人や疲労した人は別にして

  普通の人は歩き出しのスピード大きく差がつきますが、

  しばらく歩いているとその差はそのままであることが多いのです。・・」


○休憩の取り方


 「さらに最初の休憩は早めにとることをおすすめします。

  私は30分以内にとるようにしています。」

 日帰りなら、50分に10分くらい、荷物が多ければ、40分に10分くらい



○魔の下りと4分の3の法則


 事故の多くは、念願の頂上に立ち、昼食を食べ下山する途中に起こっている。

 一日の行程の4分の3のところででの事故が一番多い。

 登りはつまづいても手をつくだけだが、

 下りは、捻挫になり、転倒・滑落につながる。



○メンバーシップ

 「パーティーがパーティーたるためには、

  一人一人の役割がはっきり決まっていることが必要です。

  そして決まっているだけでなくその役割を果たせることも重要です。」

  

<目次>
1 山登りは楽しい
2 山に入る前に
3 山に入ってから
4 四季の山々
5 ステップアップするには
6 中高年登山の事故



山登りがわかる本 (WEEKEND OUTDOOR)

2008年刊


○下り方

 「腰を引かず、姿勢を立て

  膝にやさしい忍者足で下ろう」


「下り道では、いかに滑らず、膝に負担をかけないで下りるか、

 がポイントである。

 滑らないためには、重心を真っ直ぐ下に維持することである。・・

 下が見えていると怖い感じがするが、おなかに力を入れ、

 上体を前に立てたほうが、地面をしっかりとらえバランスが保てる。

 重心を足の真ん中にくるよう意識しながら、目線も足元だけに集中させず、

 少し前において下るとよい。」




○山の天気のことわざと言い伝え


 西が晴れれば天気よい

 
 遠くの山がはっきり見えると晴れる


 晴天で一点の雲なく澄みわたるのは雨近し


 雲が近くなると雨


 昇り雲は雨、下り雲は晴れ *昇り雲は北へ進む雲、下り雲は南に進む雲

 
 朝、山に霧の底部がそろえば晴れ、乱れれば天気悪し


 夜冷え込むと翌日は晴れ




<目次>
Top Highlight
実践はじめての山登り
第1章 道具の知識
第2章 快適な山登り術
第3章 地図と天気の基礎知識
第4章 いざというときの対処法
資料編


加藤周一が書いた加藤周一

加藤周一が書いた加藤周一―91の「あとがき」と11の「まえがき」

鷲巣力 編



『頭の回転をよくする読書術』の「まえがき」より

 「私は、手あたりしだいに本を読んで、ながい時を過ごしてきました。

  そういうのを世の中では「乱読」というようです。

  「乱読」の弊 - しかし、そんなことを私は信じません。

  「乱読」は私の人生の一部で、人生の一部は、機械の部品のように、

  ふつごうだからとりかえるというような簡単なものではない。

  「乱読」の弊害などというものはなく、ただ、そのたのしみがあるのです。」




『三題噺』の「あとがき」より

 「私は十三世紀の日本仏教について考えをめぐらしたことがある。

  そのために道元をよむようになり、思想家として日本の著作家のなかでは

  全く抜群であることを知った。

  その後の禅家のなかでも、その思想の綿密さ・正確さ・内的斉合性において

  道元に及ぶものは、私の知るかぎり、一人もいない。・・」

  一休ももちろん及ばないが、「狂雲集」において「官能の世界に徹底し、

  儒教道徳や神道との慣れあいまたは折衷が、ほとんどない。いや、そもそも

  その可能性さえも考えれらない。少なくともその限りでは、道元に通じるといえる。」




『加藤周一著作集8 現代の政治的意味』の「あとがき」より

 「私は政治を好まない。

  しかし戦争とともに政治の方が、いわば土足で私の世界のなかに踏みこんできた。

  私はやむをえず、周囲の政治的現象に、何らかの反応をするほかなかった。

  その反応の形式は、言論であり、その他の、より直接の、殊に組織を通じての行動

  ではなかった。」




『加藤周一著作集10 ある旅行者の思想』の「あとがき」より

 「旅行者は観察者である。」

 「旅行者はまた必然的に独立した個人である。

  訪れた土地のいかなる組織にも属さず、組織からの束縛がないから、

  その言動においても、思考においても、自由である。

  その自由は、彼の観察の中立性、客観性、正確さのために、有利な条件として
  
  働くだろう。しかし組織を通じて社会に働きかけることができないから、

  周囲の環境に対する影響力はほとんどない。・・


  かくして旅行者は、自由で、無力な個人である。」
  
 


『絵のなかの女たち』の「まえがき」より

 「理解するとは、分類することである。

  一人の女が他の女に似ている点に注目する(「スイもアマイもかみわけた」見方は、

  そうでなければ、成立しないだろう)。

  あるいは、一人の男が似ている点に(「男はみんなこういうものだ」)。

  しかし愛するとは、分類を拒むことである。

  その女を愛するのは、他の誰にも似ていないから、つまりかけ替えがないからである。」




<目次>
第1章 一九三〇年代・一九四〇年代
第2章 一九五〇年代
第3章 一九六〇年代
第4章 一九七〇年代
第5章 一九八〇年代
第6章 一九九〇年代
第7章 二〇〇〇年代


笑う脳

茂木健一郎「笑う脳」 (アスキー新書)

2009年刊


 アインシュタインの言葉・・
 
 「ある人の価値は、何よりも、自分自身からどれくらい解放されているか

  ということで決まる」

 
 それに対する茂木さんのコメント
 
 「自分自身をメタ認知して、苦しいことを笑いに転化することができれば、

  それだけ生きる上での前向きのエネルギーを得ることができる。」

 「「笑い」は人生の階段を上るための支点である。

  生きる以上、どんな人にも苦難は訪れる。

  しかし、笑いがあれば、逃れようがないように見える泥沼からも、

  すっと身体を浮かび上がらせることができる。」


 「笑いは脳をマッサージする」

 「脳が笑いを欲するのは、緊張や不安を解いて脳内のバランスを保つためである。」


 「笑いはその意味で、生きる覚悟でもある。

  どんな挫折があっても生き続けていかなければならない。

  前に一歩進まなければならないという覚悟のあらわれでもある。

  逃げている人間には余裕はなくなる。
  
  でも、覚悟を決めて立ち止まると、意外と余裕も出てきて、周りも見え、

  自分の生き方だって省みて、笑い飛ばして喜劇にすることだってできるはずだ。」


  ・・このところ、「逃れようがないように見える泥沼」との悪戦苦闘力を手に入れねば・・

  と思う日々(>_<)

   平日はあっという間に過ぎてしまうので、週末になるたびに、

  ちょっと仕事を立て直さねば、と思っていますが、なかなか先が見えません。
  
  でも、これは新しいことにチャレンジしている以上、必要必然なのかもしれませんね~

  そうではあるけれど上を向いて、の心境・・

  まあ、笑い飛ばせるまでにはもうしばらく時間がかかりそうですڤ  
  


 「人生には、「根拠のない自信」が必要である。」・・脳科学の研究結果からもいえること。





<目次>
まえがき
第1章 われ笑う、故に脳あり<笑いの脳科学
第2章 人生は、やがて喜劇になる<人生と笑い>
<特別対談>春風亭昇太
第3章 少年たちを救うのは、ギャグである<攻撃性と解毒>
<特別対談>しりあがり寿(前編)
第4章 生への意志、そして祝福<笑いと死>
<特別対談>しりあがり寿(後編)
第5章 笑いを制するものは、場を制する<笑いの政治学>
<特別対談>内田樹
第6章 笑う脳には、福来る<笑いと文化>
<特別対談>桑原茂一
あとがき



プロジェクトマネジャー・コンピテンシー開発体系 第2版



 フォーラムでの即売所にて、

 「プロジェクトマネジャー・コンピテンシー開発体系 第2版」

 が、売られていたので購入・・2割引の3200円ですが、

 まだ店頭で発売されていないので、一足お先でした。


 
 プロマネのコンピテンシーを、

 「知識」「実践」「人格」の3つの分野に分けて説明しています。


 改めてみると、どのコンピテンシーも深いですね~



 人格コンピテンシー・・
 
  6.0  コミュニケーション能力
   .1  ステークホルダーに対する積極的傾聴、理解、応答
   .2  コミュニケーションのつながりを維持する
   .3  情報の品質を確保する
   .4  相手に合わせてコミュニケーションを調整する

  7.0  指導力
   .1  高いパフォーマンスを促進するチーム環境を創出する
   .2  効果的な関係を構築し維持する
   .3  プロジェクト・チーム・メンバを動機付けし、指導する
   .4  プロジェクトの遂行における責任を果たす
   .5  必要とされるときに影響力のスキルを発揮する

  8.0  マネジメント能力
   .1  プロジェクト・チームを形成し、維持する
   .2  組織的な方法でプロジェクト成功のために計画しマネジメントする
   .3  プロジェクト・チームやステークホルダーの関与するコンフリクトを
       解消する

  9.0  認識能力
   .1  プロジェクトを俯瞰的に捉える
   .2  問題や課題を効果的に解決する
   .3  適切なプロジェクトマネジメントのツールと技法を使用する
   .4  プロジェクトの成果を改善するための機会を追求する

  10.0 効果性 

  11.0 プロ意識


 「PMI日本フォーラム2009」の二日目

 今日、参加したのは以下のセミナー・・



 M-7 安田篤 経済産業省商務情報政策局情報処理振興課課長補佐

  情報サービス・ソフトウェア産業政策の新展開

  昨年は、「情報大航海プロジェクト」の説明でしたが、
  今年は、情報政策局で進めてきたそれ以外の取り組みを紹介。

  メインは、ソフトウェア信頼性確保の取り組みでした。

  2003年時点ですが、

  重大障害が社会問題として新聞ネタになるソフトウェアの品質ですが、
  本番リリース後、1Ks当たりの1年間の障害件数を、世界的に比べた場合、
  米国は0.4件/KS、インドが0.265件/KS、ヨーロッパも0.25程度なのに対し、
  日本は、0.02件/KS・・ダントツに品質が良い。
  欧米の社会がシステム障害への許容度が緩いという背景がありますが、
  日本の取組みを世界にアピールしていきたい、と。


  定量データを収集・公開している「ソフトウェアデータ白書」、
  CoBRA、EPM等、見える化・測る化による定量的なプロジェクト管理手法への取組み
  ・・これらは、アジアを中心に世界へも提供し始めている。



 M-8 山本政秀 本願寺宗務首都圏センター総合庶務部長兼本願寺
         築地別院副輪番輪番公室長

  重要文化財本願寺 御影堂平成大修復の意義と10年間の取り組み

  実は、今回、事前に一番楽しみにしていたセッションでした。
  
  山本さんは、髪の毛もあり、スーツ姿でしたが、お坊さん・・でした。
  話しは、全くのアナログでした。
  
  平成10年から20年まで、10年間、55.7億円をかけて行った、
  西本願寺の御影堂・・宗祖である親鸞聖人の御真影が安置されている場所・・
  の平成大修復の様子を紹介。

  工事着工以前、プロジェクトの立ち上げまでのポイントは、奉讃会の会長選び
  白羽の矢が立ったのは、「不毛地帯」の瀬島龍三さんでした。



 G-2 PMBOK委員会 研究WG

  PMBOKの七不思議

  昨日購入した、「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド第4版」ですが、

  よく読み込んだ方からみると、7つの不思議があった!

  ということですが、

  その理由の大本は、
  PMBOKそのものが成熟したのでは、という「PMBOK成熟説」にあります。

  PMの役割は、プロジェクトレベルの狭義のPMだけでなく、
  プログラム・マネジャーやポートフォリオ・マネジャーへ広がっていること。
  科学的管理手法が定着化しつつある中で、アートとしての「専門家の判断」が
  増えていること。
 


 G-3 PMBOK委員会 情報WG
 
  PM 君の未来のために(新キャリアパスの創造へ)

  PMの新しいキャリアパス・・・って何???

  と、興味津々でしたが、

  内容は、狭義のPMを越えて、
  プログラム・マネジャーやポートフォリオ・マネジャーを目指すこともできますよ、
  ということで、プログラム・マネジャーやポートフォリオ・マネジャーの役割の紹介でした。

 

 C-8 宮木茂雄 IT研究会
  
  PMとして幸せになるために
  
  厳しくなる一方のPMたちへの応援メッセージ

  PMのやりがい・・を再認識するというよりは、

  実践的ストレス・マネジメントの紹介でした。

  PMが担当作業をした瞬間、プロジェクトは崩壊へ近づく。
  PMが不幸なプロジェクトは、プロジェクトメンバーも不幸になる。

   Attitude is Everything. 



 M-12 嶋津恵子 慶応義塾大学准教授

  プロジェクトマネジメントの実践的専門家の育成と輩出

  慶應大学に新設された学部のない大学院、
  システムデザイン・マネジメント研究科、通称、SDMの紹介

  学卒からの学生も半分ほどいるにもかかわらず、
  平均年齢が、42歳!!!

  元NHKの手嶋龍一さんが、社会システムの講義を受け持っている等ユニーク

  授業料は高いが、MITやスタンフォード等の海外の大学の講師の
  集中講義が聴けるだけでもお得、とのこと。

 

今日のフォーラム会場で販売されていた

「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド第4版」を購入。

 総ページ数は486ページと分厚かったのですが、

 パラパラとめくってみたところでは、

 第2版から第3版の時ほどは、大きく変わっていない様子でした。

 
 今回は、PMBOKよりは、

 より上位の知識体系を含むスキームが大きく変わったようなので、

 ポートフォリオ・マネジメントや

 組織的プロジェクトマネジメント成熟度モデル

 等も、押さえておこうと思います。


 今日は、「PMI日本フォーラム2009」の初日でした。

 竹橋の学術会館で、終日過ごしました。


 参加したのは以下のセミナー・・


 開会挨拶 神庭弘年 PMI日本支部 会長

  PMBOKも第4版、あわせてポートフォリオ・マネジメント等も
  一斉改訂され、プロジェクトの要求も高度化・難度も上がる中で、
  PMの知識レベルも一段上になっている。
  
  また、ITIL等の他の知識体系との連携も密になりつつある。



 M-1 基調講演 根本武彦 三菱東京UFJ銀行常務取締役

  システム統合にみるプロジェクト運営

  東京三菱とUFJシステムの本格統合、DAY2への取り組み。
  トータル11万人月、ピーク時6000名、
  総額2500億円の超巨大プロジェクト。

   正々堂々・・正々の旗をかかげ、堂々の陣を構える。 
 
  万端の準備で、現場力を最大化するしくみを作り、
  全員の力と英知を結集した。



 M-2 基調講演 鉾岩崇 (株)佐藤総合計画設計部長

 「中国大規模建築」設計への取り組み

  北京オリンピックの5つのメイン会場の一つ、
  天津オリンピックスタジアムの設計を手がけた。
  開会式の会場の「鳥の巣」の3分の1の鉄骨で組み上げた
  「合理的な鉄鋼構造」が、中国側設計者にも絶賛される。

  今後、中国の建築物は、スポーツ施設から、
  図書館や博物館等の文化施設へうつる。



 D-1 竹腰重徳 (株)アイネット代表取締役

  サーバント・リーダーシップのプロジェクトへの適用 

  ロバート・グリーンリーフの「サーバント・リーダー」論の
  システム開発プロジェクトの適用。

  PMには責任あれども権限が無い。
  でも、メンバーやステークホルダーに動いてもらうためには、
  パワー一辺倒のPMだけでなく、
  サーバント・・奉仕する態度が必要となる。



 D-2 寺村鏡一 (株)ピーエム・アラインメント取締役

  PMコーチング実践事例



 D-3 新岡優子 ビジネスファシリテーション・サービス代表

  PMを救え!仮説・検証・実践で成果が見えるヒューマンスキル徹底強化プログラム


  PMが育たない、PMになりたがらない・・

  そのための有効な対策が、

  「質問会議」の勧め、でした。

  「質問会議」とは、シンプルな質問と回答を繰り返す中で、
   1.チーム協働力開発
   2.個人能力開発
   3.現実の問題解決のための行動計画策定
   の3つを同時に実現する新しい会議手法

   質問会議はそれだけで独立したものではなく、
   日々の組織活動の振り返りの場として、
   会議と活動がセットになっていること。

  だから、プログラム設計=アクション・ラーニング・プログラムの
  策定とそれに沿った活動が重要になる。



 M-6 中村好伸 隼あすか法律事務所 弁護士

  裁判所から見たシステム開発常識・非常識

  システム構築ソリューションにおける裁判での係争上の争点
  について、裁判所の判断を紹介。

  裁判官は、法律の専門家であるが、ITの知識は乏しい。
  ・・債権債務確定までは契約は確定しない、という理屈からは、
  基本設計確定までは契約成立できない、という説も成り立つ?!
  したがって、基本構想から要件検討はむろんのこと、
  要件定義・基本設計において請負は成り立たなくなります。
  また、バグがあると契約を解除できる、とすると、どこまで
  遡って解除されてしまうのか?

  しかしながら、システム開発における商慣習やプロジェクトの
  実態を十分に踏まえた地裁の判決事例・・
  をみると少し安心します。
  でも、プロへ期待するレベルは当然とはいえ、非常に厳しいのでした。
  
  



岩崎元郎校長の決定版登山学

岩崎元郎校長の決定版 登山学―ヤマケイ・無名山塾カルチャー教室リーダー養成講座より

無名山塾 編

2003年刊



 日本山岳協会発行『登山実技教本』より

 「リーダーの役目と心構え」

  「メンバーの個々の力を一つに結集し、目的を安全かつ確実に実行する。
   いわば舵取役がリーダーである。
   従ってその役目は、計画の段階から登山の実施、
   更に事後の処理(反省)を通じて、メンバー個々の特性を十分発揮させる
   指導と、それ等メンバーを統率すること、更には事に当たって的確な判断を下し、
   登山を安全裡に実施する重要な責任がある」


 「メンバーの心構え」

  「リーダーによって統率され、指導され、ことに当たっては判断し、
   決断を下されて行動していればメンバーとして十分であろうか。
   これではリーダーに大変重い責任ばかり背負わせてしまう結果に
   なってしまうであろう。やはり、メンバー自身も登山という行為に対する
   責任は存在するのである。
   即ち、パーティーの構成要素として自己の能力を出来る限り発揮するということ、
   また自分自身に対する責任はもつということ等である。」

   そのためには・・、自分の属しているパーティが何をしようとしているか、
   その流れを把握するようにすること。
   パーティの行動の流れをつかみ、そこでの自分が何を行うかを判断し行動すれば、
   リーダーの指示待ちにならず、メンバーシップが果たせることになる。


 『星と嵐』『天と地の間に』のガストン・レヴュッファの言葉・・
 
  「まず頭で考えろ、
   お前はなにがしたいのか、そしてなにができるかを。
   アルピニズムはなによりも自覚の問題である。」


○山でバテない5つのポイント

 1.歩幅を小さく

 2.足音をたてない

 3.靴裏を見せない

   靴底をベッタリ着地させる

 4.2本のレール

 5.パクパクはダメ、まず吐く



○岩登りの基本

 3点確保・・
  
 体を支える両手・両足の4点のうち、
 3点を岩から離さないこと



○事故を未然に防ぐために

 ・山選び 体力(脚力・持久力)が目的とする山に見合っているか

 ・メンバーの選定

 ・トレーニング山行

 ・日程や行程に余裕を持たせることで、体力不足を補うこともできる
 
 ・予備日の設定

 ・エスケープルートを事前に確認しておく

 
 ・コースの状況を問い合わせる(山小屋や役場等)

 ・天気予報をチェックする
 
 ・共同装備のチェックと分担

 ・登山計画書を作成し提出する





<目次>
序章 登山リーダーをめざせ
第1章 歩き方、登り方を再確認
第2章 間違いのない装備とウェア選び
第3章 大切な栄養と水分補給
第4章 危険箇所もこうすれば安心
第5章 総合登山でレベルアップを
第6章 テント泊まりも体験したい
第7章 雪山へのステップアップ
第8章 事故を防ぐために
第9章 山の知識をひろげよう


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