Into Thin Air: A Personal Account of the Mount Everest Disaster[洋書]

Jon Krakauer - Into Thin Air: A Personal Account of the Mt. Everest Disaster ジョン・クラカワー「空へ」



 ここ1週間、通勤の往復途中、

 ジョン・クラカワーの「Into Thin Air」を読んでいました。

 邦題は、「空へ」

 ジョン・クラカワーを読むのは、「荒野へ」以来、13年ぶり(>_<)

 週末に、映画「アイガー北壁」を見た後に、エベレスト登頂後の
 
 悲劇のシーンだったので、ここ2日ほど寝ざめはとっても悪し。

 猛吹雪の中で、トニー・クルツが、小さな足場で一昼夜明かし、

 生きながら凍死状態になったシーンと重なり、夢見る日々?!・・でした。



 本書、1996年に、エベレストで起こった山岳事故を扱ったもの。

 著者のクラカワー自身が、参画したエベレストへの公募隊・・商業登山の
 
 一部始終を記録したものです。

 
 この公募隊、一人当たり650万円で、エベレスト山頂まで、ガイドと

 シェルパがエスコートします。
 
 ベース・キャンプの設営はもとより、キャンプ1、キャンプ2は、すべて

 シェルパが準備万端、寝どころと食事を整えた後、宿泊します。

 そして、予備の酸素ボンベも、シェルパが頂上まで帯同で持参してくれます。


 おかげで多い日は、一日100名余が、エベレスト山頂を目指します。

 この時は、2つの商業登山に、台湾隊、南アフリカ隊、日本隊、

 さらに映画の撮影隊がいました。

 途中の道で、各グループのメンバーは、ごちゃまぜ状態になります。

 頂上直下の「ヒラリー・ステップ」という岩壁には、固定ロープが張られていますが、
 大渋滞になります。

 その結果、登頂前に決めていた午後1時・・遅くとも午後2時には下山を開始すること
 という約束は、大金をかけて頂上を目指す大群の前になし崩しになります。

 そもそもその取り決めをしたガイド・リーダーそのものが、前回の登山で山頂に立てなかった
 ツアー客につきそって、午後4時近くまでかけて頂上へ引っ張りあげようとします。
 
 ・・だってそうしないと、650万円×2回分の損をさせてしまうから(>_<)

 でも、自分の足で山頂まで歩けない人を引っ張りあげても、どうやって降ろすのかしら?

 そして、下山途中に、猛烈な吹雪が襲います。



 繰り返し出てくる日本人女性、難波康子さんの記述は、胸が痛くなりました



 クラカワーは、ツアー客を助けられなかったガイドたちを強く非難しています。

 また、同時期に登山した日本人の登山隊が、救助活動をしなかったことを責めています。

 最終章を読むまでは、クラカワーのいうように

 ロシア人ガイドのアナトリ・ブグレーエフの態度や

 ガイド・リーダーのスコット・フィッシャーの行動へ疑問を持っていました。


 ところが、2つの文章で、考えが変わりました。

 1つは、

  "Above 8000 meters is not a place where people can afford morality."

 もう1つは、スコット・フィッシャーの姉の手紙・・

  "Perhaps catch a glimpse of what you are doing by seeming to

   KNOW EVERYTHING."

  "No amount of your analyzing, criticizing, judging, or hypothesizing

   will bring the peace you are looking for.

   There are no answers. No one is at fault.

   No one is to blame.

   Everyone was doing their best at the given time under the given circumstances.
  
   No one intended harm for one anothre. No one wanted to die."

 

PS1


 邦題の「空へ」は、絶妙な訳だと思いますが、

 実際は、文字通り「薄い空気の中へ」なので、

 個人的には「デス・ゾーンへ」の方がぴったりきます。



PS2
 
 本書、どこかで「平易な英語」というのを目にして読み始めたのですが、

 構文はシンプルなものの・・あまりに山岳用語の英単語を知らないので大苦戦・・・

 100ページほどは辞書を引かなかったのですが、憶測して読み続けるのもあまりなので
 途中で棚卸し・・ちょっと紹介します。


 高山病 (Acute mountain sickness: AMS)

 高地脳浮腫 (High altitude cerebral edema: HACE)

 高地肺水腫 (High altitude pulmonary edema: HAPE)

 hypoxia 低酸素状態

 altimeter 高度計

 cardiologist 心臓専門医

 shiver 寒気・震え

 convulsively 痙攣する

 hideously 恐ろしいほどに

 distraught 狂った・錯乱した

 hypothermic 低体温・体温低下

 comatose 昏睡状態の・意識のない

 frostbitten 凍傷にかかった

 blunder 大失敗

 tether つなぎ綱

 byzantine 複雑怪奇な

 serac 氷塔

 cwm カール・圏谷
 

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 今日は、中山競馬場へ・・

 10数年ぶり?

 まずは、馬頭観音様へお参り

中山競馬場


 お目当ては、高松宮記念・・ではなくて、

 妻の友人がやっているケバブ屋さんでした。

 場所は、馬場中央にある「子供のひろば」の屋台村

ドネル・ケバブ


 屋台の中に案内していただき

 ボリューム満点のケバブ

ドネル・ケバブ

 2個いただきました。

ドネル・ケバブ

 とっても美味しいڤ


 店主と、2日前からドネルで肉を仕込み、

 午前2時過ぎまでかかって、ソースを作っていたとのこと。

 今朝は、5時に出発し、7時からスタンバイ・・

 ケバブをいただきながら、どの仕事も大変だ、と思いました。


 さらに、餅パイをいただいて、

 お腹一杯、幸せ一杯でしたޥ

  お店の情報は・・

    アンカラケバブ

    Turkish.Style KEBAB

  4月の出店予定はまだですが、お近くのときは足を運んでいただければ!




 ところで、

 レースの方ですが、

 競馬新聞を買うこともせず・・

 まずはパドックを見て・・

中山競馬場

中山競馬場

 「ナンデヤネン」という馬名をみて応援馬券を買いました。

 ・・結果は、10着

 

 寒い日だったので、

 そもそも屋外に出ている人が少ない

中山競馬場
 

 馬場のかぶりつきは、人もまばら・・おかげで絶好の写真スポットでした。
 
 一斉にスタートしたところ

中山競馬場

 第四コーナーまわって、ゴール直前

中山競馬場


ウェブ大変化パワーシフトの始まり

森正弥「ウェブ大変化 パワーシフトの始まり クラウドだけでは語れない来たるべき未来」(KINDAI E&S BOOK)

近代セールス社

2010年刊

 
 インターネットの「こちら側」であるリアルな世界と

 「あちら側」の世界・・

 「ウェブ進化論」の梅田望夫さんが示したこの世界観を踏まえて、

 
  いま、「こちら側」の世界も、「あちら側」の世界も
 激しく変化しつつあること

 「こちら側」の世界と「あちら側」の世界との間が、
 相互に連携することで、新しい「知」が生まれつつあること

 を、様々な技術面のシーズやビジネスでのサービス・・

 「クラウドだけでは語れない」世界を、 

 平易に説明してくださっています。


 



 「こちら側」の世界では、コンピュータとのインターフェースとなる
 デバイスが進化中・・
 
 ユビキタスで、ウェアラブルで、タンジブルな多様化するインターフェース

 ・・アンビエント・コンピューティング
 

 「あちら側」の世界は、クラウド・コンピューティングであるが、

  HaaS ⇒ PaaS ⇒ SaaS の次として、

  クラウドサービスの「エコシステム」・・今後の発展に注目



 そして、
 「こちら側」の世界と「あちら側」の世界との間で生まれる
 新しい「知」とは?

 1.コレクティブ・インテリジェンス 集合知

 2.オーガニック・インテリジェンス 巨大知
  
   サード・リアリティ 楽天技術研究所
   スマーター・プラネット IBM
   ネイチャーインターフェース 東京理科大・板生教授
   サイバネティック・アース 東京大学・暦本教授

 3.ワールドビーム 世界流
  
 4.リアルタイムウェブ

  ex. グーグル・ウェーブ


  これまでのコンピューティング

    「情報処理」 = 「データ」 + 「処理」

  これからのコンピューティング

    「インタラクション」+「データ」 + 「処理」



 新しい「知」の世界で組織そのものがサバイバルするためには、

 グーグルの20%ルールや3Mの15%ルールといった

 ブートレギング・ポリシーのような

 構成メンバー一人ひとりが考える環境をつくること

 そして、

 その考えを共有化・コラボするしくみをつくること
 
 が必要となる。





<目次>
はじめに~ダグラス・エンゲルバートを超えて
第1章 多様化する世界~日常に溶け込むコンピュータ
1.すべてがコンピュータに すべてがインターネットに
2.触れるインターフェース 動かすインターフェース
3.身につけるインターフェース
4.拡張される現実
5.アンビエント・コンピューティングと多様化の爆発
第2章 雲の彼方~大規模化するネットの「あちら側」
1.クラウド・コンピューティング
2.情報爆発
第3章 知と我々自身の変化~集合知・巨大知・ワールドビーム
1.コレクティブ・インテリジェンス――集合知
2.オーガニック・インテリジェンス――巨大知
3.ワールド・ビーム――世界流
第4章 パワーシフト~未来を切り開く希望
1.本当の夜明け
2.新しい世界の到来
おわりに~新しい個人たちの群像


今さら聞けないクラウドの常識・非常識

城田真琴「今さら聞けないクラウドの常識・非常識」(新書y)

洋泉社

2009年刊


 JTBの北上さんのコメントが、ユーザー企業の立場をよく表していて
 興味深いです。
 
  1ユーザー企業としては、頻繁にサーバ導入・更改する経験が乏しい。

  グーグルやアマゾン等のセキュリティが突破されたら仕方がない・・と思う(?)
 
  2011年以降、日本のGDPは5%ずつダウンする。
  それにともなって、IT投資も同様に減少する。ハードウェアも保守費も削減される。
  インフラ周りの運用要員は減少する。
  残るのは、アプリケーション。





 全世界で出荷されるサーバの20%は、ごく一握りのインターネット企業・・
 「クラウド・ネイティブ」が購入している。
 
 ex.グーグル、ヤフー、アマゾン、イーベイ、セールスフォース・ドットコム
   そして、マイクロソフト

 アマゾン 10万台

 マイクロソフト 70万台

 グーグル 300万台以上 Google Apps の利用企業は、100万社超

 セールスフォース 1000台 ・・6万社 150万人が利用


○データセンターの規模

 富士通・館林 2万2000平方メートル 延べ床面積

 グーグル・オクラホマ州プライア 324万平方メートル 敷地面積



○パブリック・クラウドの課題

 1.セキリティ
 2.プライバシー
 3.データの保管場所が不明
 4.ネットワークの待ち時間
 5.相互接続性 ★ベンダー・ロックインをいかに回避するか?
 6.信頼性


○SLA

 概ね99.9%~99.95%

 日本IBMのMCCS(マネージド・クラウド・コンピューティング・サービス)は、 99.999%
  


○今後・・

 パブリック・クラウドのセキュリティ、信頼性は向上するとともに、

 パーソナル・クラウドが登場する。





<目次>
Chapter1 クラウド・コンピューティングとは何か?
Chapter2 クラウド・ネイティブ企業が推し進める戦略
Chapter3 クラウド時代に向けて大きく舵を切るIT業界
Chapter4 クラウドの利用が進み始めた日本
Chapter5 クラウドのダークサイド
Chapter6 国産クラウドの挑戦
Chapter7 クラウドが描く未来予想図


クラウドの衝撃

城田真琴「クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった」

野村総合研究所 城田真琴

東洋経済新報社

2009年刊



○トレンド
 
 グリッド・コンピューティングやユーティリティ・コンピューティングから、

 クラウド・コンピューティングへ


 スクラッチ開発 ⇒ パッケージ開発 ⇒ サービス利用


 自社調達 ⇒ HaaS ⇒ PaaS ⇒ SaaS 


  ※「コスト」と「コントロール」のバランスがポイント
  ※適用分野
    ミッション・クリティカル/非ミッション・クリティカル
    コア・プロセス/コンテクスト・プロセス

 端末は、ULCPC(Ultra Low-cost PC)

 


○クラウドの技術

 サーバ仮想化技術

 分散処理技術
  エラー忘却型コンピューティング(failure-oblivious computing)
   ex.Sawzall(google),Dynamo(Amazon)
 
 運用管理の自動化、遠隔管理技術
   コンピュータの故障への対応

 オープンソース・ベース



○クラウドの課題

 1.セキリティ
 2.データの保管場所がわからない
 3.アクセスログの管理
 4.パフォーマンス
 5.移植性
 6.ソフトウェア・ライセンス
 7.データのバックアップなどの災害対策
 


○変わるベンダー

 サービスの提供者となるか?

 サービス・ベンダーの支援者となるか?

 HaaSやPaaSに代替されないミッション・クリティカルでコア・プロセスな
 システムをSIとして提供し続けるか?




<目次>
第1章 姿を見せ始めた次世代コンピューティング・モデル
第2章 雲の中身はどうなっているのか
第3章 ネット企業がリードするクラウド・コンピューティング
第4章 ICT業界の巨人たちはネット企業に追いつけるか
第5章 クラウド・コンピューティング時代の企業IT戦略
第6章 クラウド・コンピューティングで何が変わるのか
第7章 クラウド・コンピューティング時代へ向けて超えるべきキャズム

お米ギャラリー


 映画「アイガー北壁」を見た後、

 東京国際フォーラムのお米ギャラリーで夕食

 
お米ギャラリー


 鰤てりの定食でしたが、

 ほくほくのコシヒカリと、お味噌汁はお代わり自由

 2杯ずついただいたので、お腹一杯、大満足でしたޥ

 有楽町のヒューマントラストシネマに、
 
 映画「アイガー北壁」を見に行きました。
アイガー北壁
 
 
 劇場には、登山用のリュックサックを背負った人がいたりして、

 ちょっとびっくり・・

 映画の主人公となる登山家、トニー・クルツとアンディ・ヒンターシュトイサー

 二人の写真と彼らの使った手作りのハーケン・・映画の中では、鍛冶屋さながら

 自分たち自身で登山用具を作っていました・・を、

 入場までの待ち時間に見ているだけで、気分は盛り上がってきます。

アイガー北壁


 時代は、ベルリン・オリンピック開幕直前の1936年7月・・

 ナチスによる国威発揚のため、アイガー北壁の初登頂者には、

 オリンピックで金メダルを授与するという恩典が与えられる。

 そのため、ドイツ以外にも、オーストリア、イタリア等各国の登山家も参戦し、

 登頂レースが始まる。

 しかし、孤独な岸壁登攀に対して、ドイツ国家の威信なるものを押し付ける

 ジャーナリストの姿に違和感を覚える中で、登攀は進みます。

 赤い断崖、のちにヒンターシュトイサー・トラバースと呼ばれる岸壁、

 第二雪田・・アイゼンがないので、ピッケルで足場を作りながら一歩一歩歩く。
 
 途中で起こる落石で事故が起こります。

 以下は、映画をご覧にいただきたいのですが、

 カメラワークが絶妙で、急斜面・・というより、ほぼ垂直の岩壁を

 一緒に登攀している気持ちになります。
 
 その分、頂上・・栄光を目指した前半と一転、

 後半の困難さは、観客にとっても身体に重く圧し掛かってくるかの圧迫感を

 感じます。


 いつも見慣れたアメリカ映画の甘さのない、辛口のドイツ映画でした



ヒューマントラストシネマ


知のツールボックス改訂版

知のツールボックス―新入生援助(フレッシュマンおたすけ)集

専修大学出版企画委員会 編

専修大学出版局

2009年刊



 専修大学で行われている新入生向けの

 アカデミック・スキルズを身につけるための講座を書籍化したもの。

 丁寧でわかりやすい説明、とっても親切ですね~ޥ



○なぜノートをとるのか?

 1.話を正確に理解するために、

 2.あとになって話の組み立てを復元できるために、である。


 「つぎつぎに流れ込んでくる情報を自分で能動的に整理する能力を、

  身につけることであり、大学で身につけねばならない最大のスキルのひとつである」

 本書、新しいのは・・

 授業がある程度進んだところで、それまで書きだしたキーワードやキーセンテンスを

 基に、ノートの内容を俯瞰し整理した「マインドマップ」を書いてみよう、と

 薦められているところ。



○リテラシーの必要性

 「わたしたちが手にする資料や情報はすべて、他者によって作成され編集された
  ものである。」
 「・・あらゆる情報に対して、それを冷静に読み解くリテラシー能力を身につけよう。」


○議論の心得

 ・議論とは、みなが納得できる結論を探す作業である。

 ・自分が限られた視点から、ものを見ていたことに気づく

 ・議論とは、他人と共同で推論することである。

 ・議論のコアは、論証の吟味である。

 ・議論における食い違い

   ・キーワードの意味
   ・事実認識
   ・事実判断と価値判断
   ・・


 


<目次>
プロローグ 大学での勉強はこうなっている
第1章 話を聞き、ノートをとる
第2章 自分で調べる
第3章 文章を読む
第4章 ひとと議論して考える
第5章 レポートを書く
第6章 プレゼンテーション
第7章 ネットのコミュニケーションを活用する


アカデミック・スキルズ

アカデミック・スキルズ―大学生のための知的技法入門

佐藤望、横山千晶、湯川武、近藤明彦

慶應義塾大学出版会

2006年刊



 大学の授業における知的生産技法の基本・・

 「調べ」「まとめ」「発表する」という一連の作業のやり方・

 これらをアカデミック・スキルズとしてまとめたもの。




 教養とは、

 「多角的なものの見方であり、問題を発見し解決することのできる力である。」


 教養のある人間とは、

 「多角的にものを見て自らを客観化し、問題発見をしながら正しい道を

  見いだしていくことのできる人間である。」



 
○何のためにノートをとるのか?

 ・自ら問いをたて、表現する訓練

 ・自分自身の問いを見つける作業

 ・「教師の口から発せられ流れていくベタな情報を、

   生きたものとして立体化していく作業」である

 ・ノートをとることは、「人間観察」である



○情報整理のコツ


 「明日の自分は、まったく違う自分になっていることを

  覚えおく」こと。


 
 
○研究テーマの設定のポイント

 オリジナリティとは、

 「誰もが再検証可能な方法を使って、

  まだ誰も明らかにしなかった真実を明らかにすること」




<目次>
はじめに

第1章 アカデミック・スキルズとは
1.アカデミック・スキルズとは
2.「知」とは、「教養」とは
3.「知」と「教養」を伸ばす
4.問いを立てる――研究の出発点
5.研究テーマの三箇条
6.出発にあたって知っておくべき大切なことがら

第2章 講義を聴いてノートを取る
1.何のためにノートを取るか
2.ノートを取ることは「人間観察」でもある
3.ノート・テイキングのテクニック
4.良い聴き手となるために

第3章 図書館とデータベースの使い方
1.情報に対するアカデミックな態度
2.文書情報の種類、特徴、利用法
3.資料検索の方法――データベース活用法
4.文献一覧をつくる
5.その他の情報収集――フィールド・ワーク

第4章 本を読む――クリティカル・リーディングの手法
1.本を読み始めるにあたって
2.批判的・論理的思考
3.クリティカル・リーディング(批判的読解)とその練習

第5章 情報整理
1.情報カード、研究ノートについて
2.情報カードのつくり方の一例
3.読書カードのつくり方
4.事項カードと発想ノートを使いこなす
5.レポート、プレゼンテーション作成準備の最終段階:アウトラインをつくる
6.KJ法について

第6章 研究成果のアウトプット
1.再び問いの発見について
2.明晰かつ論理的であること――論理を曇らせる禁じ手について
3.プレゼンテーション(口頭発表)のやり方
4.文章(レポート、レビュー、論文など)をまとめる
5.デジタル情報技術とアカデミック・スキルズについて

附録 書式の手引き(初級編)


知へのステップ - 大学生からのスタディ・スキルズ

学習技術研究会

くろしお出版

2002年刊


 大学で学ぶ際には、

 「聴く」
 「読む」
 「調べる」
 「整理する」
 「まとめる」
 「書く」
 「表現する」
 「伝える」
 「考える」
 の9つの力が必要となる。

 このスタディ・スキルズとその習得法を紹介した本
 

 スタディ・スキルズなんていわずとも、
 これらの基本がないと、
 検討会議の段取りや円滑な議事推進をしたりできず、
 議事録も満足に書けないし、客先訪問も子供の使いになる恐れがあります。
 社会人こそ、いま一度手にとってみるべきでは、と思うのでした。 



たとえば、その一例を紹介すると・・


○講義ノートをとるスキル

1.講義前
 
 ・テキストや前時のノートにざっと目を通して、基本的知識を得て、
  概要をつかんでおく。

2.講義中

 ・集中力 = 聴こうと思って進んで聞く

 ・要点をつかむ = 講義を立体的に聴く

 ・ノートをレイアウト化・ビジュアル化

3.講義後

 ・ノートを見直す ⇒ ノートの空白を補充 ⇒ 疑問点の発見

 ・ノートの整理 ⇒ ファイリングの工夫

 

○テキストの読み方

1.読み方の種類

 ・スキミング すくい読み

 ・スキャニング 探索読み

 ・クリティカル・リーディング 分析読み

2.二度読み方式

 ・とりあえず読む<下読み>

 ・分析しながら読む<分析読み>
  ・重点ポイントをマーキング=キーセンテンス方式
  ・論旨の展開をつかむ




○レポートを書く手順


1.テーマが与えられる

2.スケジュールをたてる

3.話題を絞り込む

4.最終的な主張を定める

5.材料を集める 情報収集

6.アウトラインを考える

7.材料を整理する

8.構成を考える

9.執筆する

10.推敲する

11.提出する



知へのステップ改訂版

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