【送料無料】完本巻末御免

谷沢永一「完本 巻末御免 昭和から平成へ 時代の風を斬る」

PHP研究所

2010年刊



 谷沢さんの人間通の面目躍如の文がズラリ・・




(65)新入社員諸君

 「朝倉宗滴話記」の中で、朝倉教景は、

≪「およそ侍は、賢愚にかかわらず、まず若年の時から有能の評判を取る事が、
  武運を盛んにするために第一の条件である」と言い遺している。≫

 上司には阿諛追従が通用しても、同僚には通用しない。



(79)松下幸之助

≪・・これから真剣に検討しなければならないのは、世の中に大きく作用した
 実際家の思想である。
 実業人や政治家の、思想というほどに固まっていなくても、彼等が実際に考えたことである。≫

 西田幾太郎より、高橋是清の考えの方が、日本人には影響した。



(86)山本七平

≪思想と呼ばれるお澄まし顔には、論理と体系の匂いがある。
 精神と言われる他所(よそ)行き顔には、見栄と緊張が感じられる。

 それに反して不定形な、人の気持の奥と底、自動的に生じる思念の内臓部分、
 自律神経による反応作用、その曖昧なゼン動を、照らしだすのは至難である。
 その薄暗がりに眼を据えて、日本人の伝統的な反射思考、その内側に働く機構と
 習性を、初めて明確に指し示したのが、山本七平の評論活動である。

 思想史でもなく精神史でもない、民族思考史の創始である。≫



(95)韜晦

≪嫉妬は人間性の根幹である。
 
 志を持して遠くを望む程の者は、嫉妬を避けるには至らぬとも
 上手くイナス気働きに心を致してきた。
 嫉妬に泣く者には根性が欠けている。

 人生は人間性との闘いではないのか。≫




(139)恐怖

 ヴァレリーいわく、

≪「国家が強いとそれは私たちを押しつぶす。
  それが弱いと私たちは亡びる」≫



(154)性格

 西堀栄三郎いわく、

≪「個性は変えられないが、変えられるものがある。
  それは何かというと、能力です。
  能力というものは変えられる。
  これはあとからついてきた、
  すなわち後天的な性格のものですから。・・」≫

  「石橋を叩けば渡れない」より



(174)自由

 ハイエクいわく、

≪「経済的自由なしには個人的自由も政治的自由も存在しない」≫



(190)狡猾

 梅棹忠夫の見るところ、

≪日本がアジアとかかわりをもって、よいことはひとつもないのである。

 すなわち「アジアの大陸的な古典国家は、人間のあらゆる悪 ‐悪という
     ことばはわるいですが‐ どろどろした人間の業(ごう)がいっぱいつまっている
     ところなのです。日本人のようなおぼこい民俗が手をだしてうまくいくものと
     ちがうのです。・・」≫

     ・・とっても、衝撃の言葉(>_<)




    (258)ノーベル経済学賞は嘘である。

    正確には、「経済学スウェーデン銀行賞」にすぎない。
 




    篠沢秀夫『篠沢フランス文学講義』


【送料無料】篠沢フランス文学講義(4)


【送料無料】篠沢フランス文学講義(5)

<目次>
1 巻末御免
(ソ連に「隷属」せよと勧める編集長
 答えられるかな家永三郎 ほか)
2 私の見るところ
(二万六千二百七十日
 開高健 ほか)
3 この国の不条理
(時流
 表裏 ほか)
4 再び、巻末御免
(教育委員会
 質問 ほか)



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【送料無料】ビジネスマンのための中国古典の名言100

谷沢永一「ビジネスマンのための中国古典の名言100―自信がつく実践法」

海竜社

2008年刊



 『中国古典の名言録』守屋洋・守屋淳より。


【送料無料】中国古典の名言録



 終身路(しゅうしんみち)を譲るも、百歩を枉(ま)げず (小学)

 ・・生涯にわたって人に道を譲り続けても、100歩にしかならない。


 禍福は門なし唯だ人の招(まね)く所なり (春秋左氏伝)

 ・・幸も不幸も、みな人間が招き寄せる

 「まっとうな福は、人のかたちをとって近寄ってくるもの」



 人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患う (論語)
 



 後生畏るべし (論語)

 「老年に及んでも新しく若い芽を評価できる心構えがありさえすれば、
  無用の存在とならず活気を保てるのである。」



 近きを釈(す)てて遠きを謀(はか)る者は弄して功なく、
 遠きを釈(す)てて近きを謀(はか)る者は佚( いつ )して終りあり。 (三略)



 行くに径に由らず (ゆくにこみちによらず)  (論語)


 教ふるは学ぶの半ばなり (おしうるはまなぶのなかばなり) (書経)




<目次>
第1章 社会人としての基本の資質―品格あるビジネスマンであるために
第2章 自分を鍛錬し、成長させる知恵―本物の智を身につけ、精神の自覚を促すために
第3章 仕事の成功と勝負の分かれ目―決断すベきタイミングで、最良の決断をするために
第4章 リーダーの覚悟―人望を集め、人の力を借り、問題解決に臨むために
第5章 人生を深める、まことの学び―好奇心と向学心、学びへの積極性を失わないために
第6章 人生の挫折について―人生の壁で決して悲観しないために
第7章 最も望ましい人間関係―夫婦・親子・友情。人間関係を円滑にするために
第8章 良識ある行動について―人生の正道から逸れないために
第9章 人を見極める―世の中にはさまざまな人間がいる。見極めて対応するために
第10章 時世を読む知恵―現実の変化に振り回されず、ブレない視点を持つために


 高速道路千円が、今日までということで、三週連続お出かけです。

 来週からしばらくおとなしく?!する予定です。


 男体山、今回は、志津側から登りました。

男体山

 林道は緑で、なかなかいい感じです。

志津峠


 志津峠・・

志津峠


男体山


 志津小屋・・ 

男体山

男体山

 

男体山

男体山

男体山

男体山

男体山

男体山

男体山

男体山



男体山

男体山
 
 七合目過ぎたところで、雪が残っているのが見えました。

男体山

 桜もまだつぼみです。

男体山


男体山


男体山

男体山

男体山


 男体山の山頂・・

男体山

男体山

男体山

男体山

男体山



三本松にて、昼食・・戦場ヶ原定食

戦場ヶ原定食


立ち寄り湯・・龍頭温泉館 憩いの湯
 
龍頭温泉館


<タイムチャート>

志津峠 出発 8:10

志津小屋   8:15

一合目    8:20
二合目    8:30
三合目    8:40
四合目    8:50
五合目    9:00
六合目    9:10
七合目    9:20
八合目    9:35
九合目    9:50
男体山・山頂到着 10:05 登り 1時間55分
 散策&休憩 30分
山頂出発   10:35

志津峠 到着 12:15 下り 1時間40分

 合計 4時間5分

足立巻一「虹滅記」

1982年刊


 『やちまた』出版後、一通の手紙が届く。

 「あなたは故足立敬亭先生の孫ではないだろうか?」

 敬亭先生に漢詩文を教えてもらったという人からだった。


 はたして、敬亭先生・・・足立さんの祖父でした。

 そして、敬亭先生・・漢詩文のみに没頭する学者タイプで、
 生活力はまるでありませんでした。


 祖父・敬亭を辿るため、故地・長崎をたずねるが、敬亭の悲運な出生や生い立ち
 にまつわるどれも暗いものばかりだった。


 ところが、のちに知ったことは、

 敬亭は、その息子・菰川、つまり足立さんの父が遺した

 『鎖国時代の長崎』という書物の完成をライフワークとしていたことでした。

 ・・が、数十年かけたものの、出版を果たせず(>_<)

 33歳で亡くなった息子の死をこう表現します。

 「著者俄かに虹滅し去る」


 二人の凡愚・・市井の人々の生涯を哀れに思う足立さんの気持が伝わってくる文章でした。

 
 とはいえ、
 生活力のまるでなかったはずの敬亭先生・・
 カワセミという女性を3年がかりで落とした経緯を赤裸々に書いた秘著・・日記?を残しましたФ
 
 






足立巻一「親友記」

1984年刊



 「虹滅記」でも紹介されていた、足立さん自身の生い立ちが、
 
 本書の冒頭で要約して紹介されています。



≪生後三カ月で父が急死し、母もまもなく再婚して去り、わたしは祖父と祖母とで
 育てられたのであるが、祖父は貧しい偏屈の漢学者であり、
 東京の下町を転々と移り住んだので、わたしにはついに幼な馴染というものができなかった。

 さらに七歳の夏の大水の日に祖母が喘息の発作で頓死すると、
 祖父につれられて放浪暮らしをつづけ、あげくは父祖の郷里の長崎にまで流れ、
 祖父は銭湯のなかで死んだ。≫

 その後、遠縁の家々で養われた後、神戸の母の兄、伯父の家で養われることになった。

 時は、大正・・

 既に、神戸には、生田筋、トア・ロードがありました。

 子どものことのガキ大将ぶりはともかく、

 少しませた友人に紹介されたプロレタリア文学にはまった中高生の頃・・

 そして、『やちまた』の舞台になった、伊勢の神宮皇学館への進学の様子もありました。
 
 その後、詩や俳句、短歌などの同人誌に参加する。

 その頃の仲間の雰囲気・・

≪媒煙荘の連中は家が貧しいだけでなく、それぞれに不幸を背負っているようであった。
 紫影の父は家族を残してブラジルに渡ってまもなく死んだというし、
 月井にも父はなく、ふたりの姉が働き、かれも昼間は証券会社につとめながら夜学に
 かよっている。
 のんきなのは瀬戸うつ美ぐらいであるが、かれも子どものころに骨髄炎を患って中学にも
 進めなかったという。≫


 亜騎保の詩・・

 出生の記

  母は母の約束に従うて幻となつた。

  父は。父は口笛を吹いて海を渡つて行つた。




 昭和15年、出征中の足立さんに届いた同人の友人からのハガキ・・

  達者か、健康であってくれ。
  みんなは非常に気の毒な境遇にある。
  眼光紙背に徹せよ。


 ・・亜騎保や岬が自由を奪われた姿が浮かんだ、という。

 戦後になって、<神戸詩人事件>と呼ばれるようになった事件であった。

 2年余の勾留後、保護観察となった亜騎保の言葉・・

 「取り返しがつかん、という一語に尽きる!」


≪事件の真相や罪の当否はどうでもいい。

 破壊しつくされた生活は「取り返しがつかん」というのである。

 わたしはそのことばに打たれた。≫



 


 葉山嘉樹『海に生くる人々』

筑摩書房・葉山嘉樹/黒島傳治/平林たい子現代日本文學大系56 葉山嘉樹/黒島傳治/平林たい子集 海に生くる人々/武装せる市街/施療室にて他【中古】afb

足立巻一「石の星座」

編集工房ノア

1983年刊


 さまざまな石にまつわる話・・

 草野心平さんが「方々の石」というエッセイの中で、

 世界中の・・宝石ではなく、原石・・石コロを集めているというところからはじまります。

 そして、足立さん自身も、いろいろなところの石を集めている。


 でも、石にまつわる話・・石を通して語る人間の話は、

 墓石に辿りつきます。


 奇抜な自分のお墓を設計した、「具体」の吉原治良さんのことなど、

 いまさらに知ることができました。

 花隈のルーツなど、神戸にまつわるエピソードも多く、
 知らないのだけれど、懐かしさを感じる一冊でした。




【送料無料】高校生からわかる「資本論」

高校生からわかる「資本論」 池上彰の講義の時間

集英社

2009年刊


 いまなぜ「資本論」を読み返すのか?

 
 ・・新自由主義によって、資本主義が先祖がえりしてしまい、
 140年前にマルクスが指摘した状況になっているため。

 解決しようとしたはずの「失業する自由」と「恐慌」・・金融恐慌などが、
 新しい顔で再登場している。

 

 池上さんの噛み砕いた説明にそって、
 マルクスの印象的な表現を楽しめる一冊です。



 「資本論」の原題は、「資本」。



≪「使用価値または財は、抽象的に人間的な労働がその中に対象化されている、
  あるいは受肉しているからこそ価値を持つ。」≫


 W(商品)-G(お金)-W(商品)・・ヴェー・ゲー・ヴェー

≪「W-G、商品の最初の転身または販売。
  商品価値が商品の肉体から金の肉体へと飛び移ることは、(中略)
  商品の命がけの宙返りである。」≫



≪「資本としての貨幣の流通は自己目的である。
  なぜなら価値増殖はたえず更新されるこの運動の内部にしか存在しないからである。
  資本の運動にはしたがって際限がない。

  この運動の意識的な担い手となったとき、貨幣所有者は資本家となる。・・


  ・・個々の利潤すらその目的とはいえず、目的はただひとつ、
  利潤の休みなき運動である。」≫


≪「価値はたえず貨幣と商品という二つの形態を交互にとりながら、
  自分の身の丈を変化させ、もともとの価値としての自分自身から剰余価値としての
  自分を排出し、自分の価値を増殖していく。」≫



≪「資本家の魂とは資本の魂である。

  ところが資本はたった一つの生の衝動しかもっていない。
  すなわち自分の価値を増殖し、剰余価値を作りだし、その不変部分である生産手段を
  用いてできるだけ大量の剰余価値を吸いとろうとする衝動である。

  資本は死せる労働であり、それは吸血鬼のように生きた労働の血を吸いとることによって
  生きる。」≫



 生きた労働の血を吸いとる・・酷使することにより、

≪「人間的労働力を萎縮させ、労働力から正常な道徳的、肉体的発達条件と活動条件

  を奪う。それだけではない。それはまた労働力そのものの早すぎる消耗と死滅を生み出す。」≫



≪「洪水は我れ亡きあとに来たれ!

  これがあらゆる資本家と資本家国家の合言葉である。

  だからこそ資本は社会によって強制されない限り、労働者の健康と寿命に配慮することはない。」≫



≪労働の生産力を高めて、商品を安くすることで労働者自身をも安くすることこそ、
 資本の内的な衝動であり、かつ、常なる傾向なのである。≫



【送料無料】14歳からのお金の話

池上彰「14歳からのお金の話」

マガジンハウス

2008年刊




 「みんなががんばると
  不景気になることも」

 ・・値下げ競争

 ・・残業競争 

 で、みんなが頑張りすぎると、
 単価が切り下がり、給与が下がる(>_<)
 



<目次>
1 お金とは何か?
2 分業で人間は豊かになった
3 株式会社で人類は発展した
4 景気はよくなったり悪くなったり
5 豊かになるためには国が必要だ
6 みんなが豊かになるためには?

 金曜の夜まで、雨の予報でしたが、土曜起きてみると、千葉は晴れ模様・・
 諏訪の予報を確認すると、日曜から晴れになっていました。

 急遽、蓼科へ・・

 梅雨時なので、ペンションは、一組だけ・・お風呂も食堂も、貸切りでした。


 蓼科山・・七合目まで車で・・

 先客は、20台ほど。

蓼科山

七合目の登山口・・


蓼科山

蓼科山

蓼科山



天狗の露地・・

蓼科山

蓼科山

蓼科山


将軍平・・

蓼科山

蓼科山


蓼科山

蓼科山

蓼科山


蓼科山頂ヒュッテ・・

蓼科山


蓼科山

蓼科山頂・・

蓼科山

蓼科山

蓼科山


蓼科神社奥宮・・

蓼科山



将軍平の蓼科山荘で、コーヒーブレイク・・

蓼科山荘

 美味しいコーヒーでしたڤ



<タイムチャート>

七合目 9:15

七合目~将軍平 9:15 - 10:20
 休憩 10分

将軍平~蓼科山頂ヒュッテ 10:30 - 10:55
 
蓼科山頂ヒュッテ~蓼科山頂 10:55 - 11:00
 
 蓼科山頂散策・・方位盤、蓼科神社奥宮 20分

蓼科山頂~将軍平 11;20 - 11:40

 蓼科山荘で、コーヒー休憩 20分

将軍平~七合目 12;00 - 12:50

 合計 3時間35分





【送料無料】世界史読書案内

津野田興一「世界史読書案内」(岩波ジュニア新書)

2010年刊



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佐藤雅美「大君の通貨―幕末「円ドル」戦争」(文春文庫)

 江戸幕府が倒壊していく背景について、ミステリー小説を読むように
 ワクワクしながら理解できる。



【送料無料】大人のための近現代史(19世紀編)

「大人のための近現代史 19世紀編」
 三谷博、並木頼寿、月脚達彦  編

 概説書に良書なし・・

 しかしながら、これはめちゃくちゃ面白くて、かつ刺激的!



【送料無料】23分間の奇跡

ジェームズ・クラベル「23分間の奇跡」(集英社文庫)

 23分間の授業で起こっこと・・

 人の心どれほど簡単に操つられてしまうものなのか?




【送料無料】石の花(1)

坂口尚「石の花」(講談社漫画文庫)

 ・・舞台は、1941年~45年のユーゴスラヴィア

 ≪これは世界史を学ぶ人すべてに読んでもらいたいマンガの一つです。≫


【中古】 ◆ 石の花 全5巻 坂口尚 全巻 完結 文庫サイズ



後藤明「ビジュアル版 イスラーム歴史物語」

 歴史学において、通史を書けるのは、30代か、60代以上・・

 





<目次>
第1章 国民国家が生まれ、広がる
第2章 二〇世紀という時代
第3章 世界各地の「個性」がつくられた!
第4章 世界がひとつにつながった!
終章 歴史の中で生きてゆく



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