2005年から始めたSSS英語多読・・ここ数年は続けるとはなしに続けていたのですが、

 本書で、ようやく500万語突破しました。 
 
 まったく辞書を引かないので、推理力だけがついてきてるような(+_+)
 
  でも、本書のような内容だと、文脈を追っているうちに、感動してしまっているのでした。


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How Starbucks Saved My Life: A Son of Privilege Learns to Live Like Everyone Else

Michael Gates Gill




 人生の後半において、スターバックスに救われた男性の物語。

 ヘミングウェイが父親の知り合いだったりした
 米国東部のエスタブリッシュメントとして、裕福な家庭に育ち、
 本人自身エール大学を卒業後、大手広告代理店で高収入を得、
 立派な家に住んでいたにもかかわらず、
 60才を越えたある日、かつての部下に首を宣告されます。


 かつての広告代理店での管理術・・

 "Fear is a great motivator."
 
 部下には言われたのは、あなたはオーバーヘッドだ、ということ。



 失業とほぼ同時に、離婚・・そんな時、スターバックスの店員に声を
 かけられます。




 スターバックスで立ち直ってから、主人公が思い出した大学時代の考え方を
思い出すのでした。

 At Yale he didn't even consider the that anyone could "fail" at life.

 Life is life - with all its bizarre twists and turns. 



 後日談として、本書を読んだ読者からの手紙・・

 "Your book so inspired me that I quit a job that was boring me to death

 and am now doing something I really love."





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【送料無料選択可!】就職力 就活は一日二〇〇ページの読書から始めなさい! (単行本・ムック) / 齋藤孝/著

齋藤孝「就職力」

毎日新聞社

2011年刊


 サブタイトルは、「就活は一日二〇〇ページの読書から始めなさい!」

 とありますが、

 採用側がどんな人を求めているのか、

 その力を伸ばすにはどうすればよいのか、という観点で書かれていました。

 学生のみならず、誰にでも必要なコンピテンシーだと思います。 




 ≪大学時代は、目からうろこが落ちる経験をすべきだ。≫

 ・・もちろん、大学生に限りません。
 何十枚もポロポロ落ちても、先入観や偏見・・パラダイムはなかなか変われません。
 でも、落とすべきだと思います。


 ≪行動力がない人は、可能性を自分でゼロにしてしまっている。≫
  


 自信をつけるもっとも良い方法は、
 ≪できないと思っていたことが、できるようになること≫である。

 そのための一番有効な方法は、
 ≪集中的に、ひたすら練習する≫ことである。


 
 坂口安吾のモットーは、「あちらこちら命がけ」であった。

 何事にも、ひたすらディープな関係を求めよ。
 その反対なチープな関係に満足するな。本質も真実も見極めることはできない。

≪ディープな人間関係を築くということは、
 人間性を問われることでもある。≫
 
 でも、その関係を通してこそ、人間は成熟する。
 
 

 癒しブームに対して・・

 ≪パワーをもらうのではなく与える人になろう≫
 
 元気を場に与えられる人を目指そう。




PS

 うすた京介『ピューと吹く! ジャガー』


<目次>
第1章 こんな大学生活なら就活も恐くない!
(どこの筋肉を鍛えているのか意識してトレーニング!
素早い点火が就職の成否を分ける ほか)
第2章 社会に求められる“自分の芯”のつくり方
(一度自分への執着を捨ててみよう
学問を学ぶのに必要なのも、また学問 ほか)
第3章 “ディープな体験”が学生を仕事人に変える!
(ディープな取り組みが血肉をつくる
ディープの対義語となるチープは絶対に避ける ほか)
第4章 就職活動の時期になったら
(自分のスイッチがオンになる職場を見つける
循環する身体感覚を信じる ほか)
就職力を養うためのブックリスト

燧ケ岳へ・・


七入山荘さんに前泊・・

七入山荘

七入山荘


尾瀬御池・・
尾瀬御池


沼山峠行きのバスを待つ。
いまの時期は、5時半が始発。6時半に乗り、20分後、沼山峠到着する。

沼山峠

沼山峠・・

沼山峠

沼山峠

尾瀬沼

尾瀬沼

尾瀬沼

尾瀬沼東岸・・

尾瀬沼

尾瀬沼

長蔵小屋で、草餅休憩・・
長蔵小屋

尾瀬ビジターセンター・・
尾瀬ビジターセンター

尾瀬沼・・
尾瀬沼

尾瀬沼


長英新道

長英新道をもくもく歩く。

長英新道

長英新道

長英新道

長英新道

ミノブチ岳・・
ミノブチ岳


燧ケ岳

燧ケ岳

燧ケ岳

燧ケ岳

ナデッ窪への降り口・・
燧ケ岳

燧ケ岳

燧ケ岳

燧ケ岳

燧ケ岳

燧ケ岳


俎ぐら(まないたぐら)・・
燧ケ岳

燧ケ岳

燧ケ岳

燧ケ岳


柴安ぐら(しばやすぐら)・・
燧ケ岳

燧ケ岳

燧ケ岳

燧ケ岳


御池までの下りは、濡れていて浮石の多い、急な坂に閉口しましたが、
2つの湿原は、視界も良好で気持ち良かったです。

熊沢田代・・
熊沢田代

熊沢田代

熊沢田代


広沢田代・・

広沢田代

広沢田代




立ち寄り湯は、御池ロッジ・・


入浴後、御池ロッジで、コーヒー休憩・・
御池ロッジ


吉左右
遅めの昼食&早めの夕食は、吉左右さんで、
霧降高原牛のステーキセットいただきましたヽ(^o^)丿

吉左右



<タイムチャート>

尾瀬御池 沼山峠行きバス 6:30発
 5:30より開始

沼山峠バス停着 6:50着

沼山峠発 6:55発

尾瀬沼東岸 6:55-7:50
 長蔵小屋で、草餅休憩 15分

ミノブチ岳 8:05-10:25
 尾瀬沼見ながらドーナツ休憩 5分

俎ぐら(まないたぐら) 10:30-11:00
 休憩 10分

柴安ぐら(しばやすぐら)11:10-11:25
 おにぎり弁当休憩 20分

俎ぐら(まないたぐら) 11:45-12:10

熊沢田代 12:10-13:20

尾瀬御池 13:20-14:40着

 合計 7時間45分



【送料無料】思想史家が読む論語

子安宣邦「思想史家が読む論語――「学び」の復権」

岩波書店

2010年刊



 孔子の生涯・・紀元前552年に生まれ、前479年に亡くなる。
 いまから2500年前、中国の周王朝末期の人物である。
 時代は、春秋から戦国という諸候が覇を競い合う乱世に移ろうとする時代である。

 孔子の没後、有力な弟子たちが夫子の語録をそれぞれに伝えていった。
 それらがまとめられていったのが漢初(紀元前200年)の頃であり、
 そして、それらを『論語』20篇という形として成立したのは、
 前漢末の張禹という人物によってであった。孔子の死後、400年以上を経ている。

 だから『論語』は、決して孔子の言行をそのまま伝えるオリジナルなテキストではない。
 

≪・・『論語』とは東アジアの最大の古典であり、経典である。
 東アジアでこれほど長い期間、広い範囲で、くりかえして読み直されてきた経典は
 『論語』以外にはない。≫

≪『論語』のテキストをはるか後世の人が、直ちに、そして独自に、すなわち自分の目だけで
 読むということはできない。≫

 『論語』の注釈の歴史・・

 三国・魏の何晏(かあん)・・「論語集解(しつかい)」・・古注

 南宋・朱子・・「論語集注(しっちゅう)」

 伊藤仁斎・・、「論語古義」、「論語の一書、最上至極宇宙第一」の書

 荻生徂徠・・ 「論語徴」


≪私が先人の『論語』の読み直しとしてもっとも重視するのは、
 伊藤仁斎の『論語古義』である。≫




 

 「教え」・・を「教育」と訳すのが、多くの解釈となっている。

 しかし、「教え」は、直ちに「教育」ではない。

 孔子は、「学ぶ」ことを語っても、「教える」ことを語ることはほとんどない。

 江戸時代の学校は、自発的に、志をもって「学ぶ」ものの場であって、
 上からの「教育」施設ではなかった。






<目次>
学ぶこと
仁について
道について
信について
天について
徳について
仁を問う
政を問う
孝を問う
徳を懐う
忠信と忠恕
死生・鬼神
君子たること
文を学ぶ
温故知新
詩について
楽について
礼について
弟子たちの『論語』一
弟子たちの『論語』ニ
弟子たちの『論語』三
弟子たちの『論語』四
弟子たちの『論語』五




【送料無料】野村の実践「論語」

野村克也「野村の実践「論語」」

小学館

2010年刊


 野村語録に、対応する「論語」の一節をあげ、
 具体的な野球のエピソードを紹介しています。

 たとえば、
 ≪人間は他人の評価で生きている。≫という野村語録に対して、

 「子曰わく、位なきを患(うれ)えず、立つ所以(ゆえん)なきを患う。

  己れを知ることなきを患えず、知らるべきを為すを求む。」という論語の一節を紹介する。

 対応するエピソードは、3点ビハインドの9回裏、
 カウント2ボール・0ストライクで、先頭打者だった楽天の山崎選手が、
 どう振舞ったかを問う。
 たとえホームランでも点差は一つ縮まるだけ。相手が嫌がるのは四球で出て、走者をためられる
 ことだった。
 並みの選手に対してであれば、「待て」のサインを出すが、チームリーダーとして期待している
 山崎選手の判断に期待して見守った。チーム優先の考えを自分のものとしているかどうか。
 ・・・果たして、山崎選手は、三球目を打ちに出た。
 
 この一球だけで、・・判断力は、まだまだとなる。
 このように、人は思わぬところで自分が見られているということを知ってほしい。







 「子曰わく、これを如何、これを如何といわざる者は、
  われこれを如何ともするなきのみ。」


 人間には自分の思うようにならないことが二つある。
 
 一つは、「人間はひとりでは生きていけない」ということ。

 もう一つは、「自分の思うようになることはほとんどない」ということ。

 だから、そこに努力があり、その先に、理想・夢がある。



 「子曰わく、過って改めざる、これを過ちという。」

 ≪私は、「失敗」と書いて「せいちょう」と読むことにしている。

  失敗は失敗ではない。
  失敗の後が大事なのだ。
  失敗を活かせる者はそれを放置する者に勝る。
 
 



 「子曰わく、人よく道をひろむ。
  道人をひろむるにあらず。」

 ≪人間が道を切り開く。
  道が人間を切り開くのではない。≫




 ≪「人を育てるということは、自信をつけさせる」ということだ。

  人の成長にとって、自信こそが最大の糧であり、それさえできれば、
  指導者としての宿命はほぼ完遂したといってもいいほどだ。≫





おかげさまで         作者不詳


夏がくると、冬がいいという  冬になると、夏がいいという
ふとるとやせたいという、やせるとふとりたいという

忙しいと閑になりたいといい 閑になると忙しい方がいいという
自分に都合のいい人は善い人だとほめ

自分に都合が悪くなると、悪い人だと貶す
借りた傘も雨があがれば邪魔になる

金を持てば 古びた女房が邪魔になる 世帯を持てば 親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べりゃ天国だが

上を見て不平不満に明け暮れ 隣を見て愚痴ばかり
どうして自分を見つめないのか 静かに考えてみるがよい
いったい自分とは何なのか 親のおかげ、先生のおかげ、

世間さまのおかげのかたまりが 自分ではないのか
つまらぬ自我妄執を捨てて 得手勝手を慎んだら 

世の中はきっと明るくなるだろう
おれが、おれがを捨てて

おかげさまで、おかげさまでと暮らしたい                          
 


 巻末に、編集部のまとめられた「孔子の生涯」という解説があります。

≪聖者のイメージで語られる孔子は、烈(はげ)しく生々しい人生を送った。

 権力闘争を繰り返し、失意の流浪を余儀なくされ、反対勢力の男を謀殺している。

 背景には、血族集団が戦いに明け暮れて剥きだしに生きざるをえない時代があった。

 紀元前550年ごろ、古代国家・周王朝の時代である。

 王朝といえど、王に絶対的な権力はなかった。・・基盤は脆弱だった。・・


 孔子の生まれた頃の周では、群雄の小国家同士にとどまらず、
 領国の内部でも、家臣同士、家臣と君主のあいだで激しい内訌が相次いだ。≫


 孔子は、農民の父と、葬儀祈祷を職能とする集団の母から生まれ、
 礼式、作法、文字を習得する。


≪徳、仁、恕を説いてまわったが、静謐に生きたわけではない。

 小国、大国を問わず、己れの力量を用いてくれる君主を求めた。
 苦闘苦難の15年という長い歳月だった。
 弟子たちもよく耐えた。孔子の元を離れなかった。
 
 それだけの人間的魅力があったともいえるし、
 グループで結束しなければ生きづらい時代であったともいえる。≫

 孔子の言葉、「論語」は、その非道な時代を生き抜く中から生まれたものである。

 ・・現在に通用しないはずはない。






<目次>
まえがき 「阪神の謎」
第1章 絶え間なき自己研鑽が人間力を育てていく
第2章 リーダーとしての力を身につけよう
第3章 自分を導く本物の師の見つけ方
第4章 礼節を知り、徳を磨く生き方を学ぼう
第5章 逆境にも負けない強い組織をつくる知恵
あとがきに代えて 「孔子の生涯」




【送料無料】齋藤孝教授の天声論語

斎藤孝「天声論語 部下を持ったら心のなかで復唱したい「論語」50選」

ダイヤモンド社

2011年刊



 論語の中で、とりわけ、社会人の心得となるもの・・・



 自己啓発力の大切さ・・

 子(し)の曰(のたま)わく、如之何(いかん)、如之何(いかん)と曰(い)わざる者は、

 吾れ如之何(いかん)ともすること末(な)きのみ。




 人間力の力・・

 子(し)の曰(のたま)わく、年四十(とししじゅう)にして悪(にく)まるるは、

 其(そ)れ終わらんのみ。


 「40歳になって、なお人に憎まれているようなら、その人はもう見込みがないね」(>_<)



 

 子(し)の曰(のたま)わく、人の己れを知らざることを患(うれ)えず、

 人を知らざることを患う。






<目次>
1 上司と部下篇
(部下や後輩の欠点を自覚させ、改善させる
 部下や後輩を励まし、自信を持たせる
 自信家の部下の個性を伸ばす
 上司とうまくつき合う)
2 リーダーの心得篇
(リーダーにふさわしい言動を心がける
 自己研鑽の達人になる
 人につい話したくなる超有名フレーズの真髄)


***
斎藤孝「声に出して読みたい論語」

草思社

2011年刊




 子(し)の道を説(よろこ)ばざるには非(あら)ず、

 力足らざればなり。


 力足らざる者は中道にして廃す。

 今女(なんじ)は画(かぎ)れり。


≪私の経験では、人は「無理」と言ってから、
 おおよそ5倍は頑張れると踏んでいます。

 現在の実力の”無理”を乗り越えた経験がある人は、出し惜しみすること
 がなくなり、自己記録を更新していきます。≫





 述べて作らず、信じて古(いにし)えを好む


≪個性や独創性なんて幻想だ、
 はじめからないと思いなさい。
 
 そう孔子は述べています。≫





 黙してこれを識(しる)し、学びて厭(いと)わず、

 人をおしえて倦まず。何か我れに有らんや。


≪天職や天命を見つける才能があるとしたら、それは「飽きない」ことです。

 その道に入り込んでひたすら歩き続けてみる。
 他の道に浮気しないで、その道で力のすべてを尽くしてみることです。≫





 止むは吾(われ)が止むなり。

 進むは吾が往(ゆ)くなり。


≪人が成長する道筋は、山をつくるようなものだ。
 あともう一かごの土を運べば完成しそうなのに止めてしまうとすれば、
 それは自分が止めたのだ。・・≫


***
斎藤孝「論語力」(ちくま新書)

2011年刊



 『論語』の基礎には、合理性がある。

 この合理性には、3つの側面がある。

 それは、「非神秘性」であり、「実践性」であり、「柔軟性」である。


≪先生(孔子)は、怪・力・乱・神を語らなかった≫(述而第七・20)

≪人としてなすべき「義」を務め、人知の及ばない鬼神や霊は大切にしつつも遠ざけておく。
 これは知と言える。≫(雍也第六・22)


 
 合理性は、常に「柔軟性」とセットになっている。

 この「柔軟性」を身につける方法とは?

 それは、

≪学べば、「固」、すなわち頑固ではなくなる。≫(学而第一・8)

 そしてまた、学び続けるためにも、柔軟性が必要となる。





<目次>
序章 つながる力
第1章 他者のリクエストに応える―自己実現と社会
第2章 本物の合理主義を身につける―非神秘性・実践性・柔軟性
第3章 学ぶということ―人生の作り上げ方
第4章 人間の軸とは何か―“礼”と“仁”
第5章 弟子から読む『論語』―魅力的な脇役たち



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論語 金谷治訳注(岩波文庫)



 近頃、琴線に触れた言葉・・(T_T)

 




 子の曰わく、位なきことを患えず、立つ所以を患う。

 己れを知ること莫(な)きを患えず、
 知らるべきことを為すを求む。



 子の曰わく、徳は孤ならず。必らず隣あり。




 子の曰わく、黙してこれを識(しる)し、学びて厭わず、
 人を教えて倦まず。
 何か我れに有らんや。



 
 子の燕居(えんきょ)、
 申申如(しんしんじょ)たり、
 夭夭如(ようようじょ)たり。

 ・・先生のくつろぎのありさまは、のびやかであり、にこやかである。



 子、四を絶つ。

 意なく、必なく、固なく、我なし。


 ・・先生は四つのことを絶たれた。
 
 勝手な心を持たず、
 無理おしをせず、
 執着をせず、
 我を張らない。




 子の曰わく、後世畏るべし。

 いずくんぞ来者(らいしゃ)の今に如かざるを知らんや。・・



 子の曰わく、人の己れを知らざることを患えず、

 己れの能なきを患う。


 
 

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篠沢秀夫「フランス文学案内 世界文学シリーズ」

朝日出版社

1980年刊




 当時まだクイズダービーの回答者だった篠沢教授の「フランス文学案内」。

 高校生の頃、枕元に置いて、何度も読んだ本の一冊でしたが、
 古書店で再び巡り合いました。







 サン=テグジュペリの項・・


≪行動と人間像

 この職業的飛行士によって、消費者の思索が場所を占めていた文学に行動者の思考が
 加わった。
 まだ冒険的であった飛行を日常的な職業に変えて行く努力の中に、人間の連帯の尊さを
 学んだ彼は、人間と人間、人間と事物tのあいだの失われたつながりを回復することを願った。≫




≪「人間の土地」

 ・・ 事件は同僚ギヨメのアンデス山脈での不時着と、驚くべき勇気による自立脱出だけである。
 半ば意識を失った彼は、妻のための一歩、あの友人のための一歩と足を引きずって生還した。
 彼が救ったのは自分ではなく人類であったのだ。
 職業によって人間は自己を発見し、他の人間とのつながりを回復する。
 職業はそのための道具なのである。
 もはや飛行機だけが問題ではなく、農夫も工夫も人間の永遠の創造的行為に参加するという
 考えは彼の思想に拡がりを与えているが、中世的なほど、精神主義的な労働観である。≫



 「星の王子」

≪はるかな後世にとっては、行動と意志の作品のひとつ(例えば『夜間飛行』)と
 この作品が、サン=テグジュペリを代表するものとなるだろう。

 児童文学としても優れているが、それだけと見るのは間違っている。

 サン=テグジュペリには精神病理学的障害と思えるほどの幼少期への執着があり、
 その別の面として、おとなの世界への痛々しいほどの絶望がある。
 だからおとなとして生きて行くためには、開発期の飛行士という。
 死と背中合わせの緊張した生活を支える異常に強力な意志を必要としたのだ。・・≫






【送料無料】この国を出よ

大前研一・柳井正「この国を出よ」

小学館

2010年刊



≪そもそも、ここまで世界がグローバル化しているのに、
 日本に閉じこもって将来を悲観してばかりいる必要はありません。

 むしろチャンスは世界中に広がっていると言えます。≫

 日本国内の50倍のチャンスが広がってる。






 年収370万円なのに借金が1億円ある。
 さらに毎年400万円ずつ借金を重ねている。

 ・・それがいまの日本

 財政再建を進めるためには、
 日本の実力に見合った生活レベルに引き下げること。
 いまのほぼ2分の1の500万円で生計をたてるように切り替えること。

 その結果、警察官や学校教師なども半分になる。
 小中学校は、1学級の生徒数を2倍にするか、午前・午後の2部制にする。
 道路工事なども、5年ぐらい補修しないようにする。


 



 「コーポレート・メモリー」を重視する。

 1つのプロジェクトが終えた後、教訓を残す。
 
 ・学んだこと
 ・取引してはいけない企業
 ・資材購入してはいけない企業
 ・使ってはいけない人々
 
 これらを蓄積・共有することで、組織として「大人」になれる。






 ≪上司には”落ち込む権利”というものはありません。

  上司が落ち込んでいたら、会社や組織はメチャクチャになるからです。≫


 

<目次>
プロローグ もう黙っていられない ─柳井正

第1章 絶望的状況なのに能天気な日本人
「失われた20年」に国民の財産300兆円が失われた ─大前
「まだ大丈夫」という錯覚はどこから生まれるのか ─柳井
今の日本は「ミッドウェー後」とそっくり ─大前
急成長アジアでは「もう日本は敵じゃない」 ─柳井
"ジャパン・パッシング"が本格化している ─大前
"経済敗戦国ニッポン"は「世界の保養所」になる ─柳井
今や世界は「日本破綻」に備え始めている ─大前

第2章 誰がこの国をダメにしたのか?
発言がブレても許されるのは日本の政治家だけ ─柳井
民主党がマニフェストを実現できない理由 ─大前
役所から保護されなかった企業ほど成長する ─柳井
「理念なき連立」がバラ撒きの温床となる ─大前
国の政治にも「経営的視点」が必要だ ─柳井
過去の失敗に学ぼうとしない不思議の国 ─大前
「成功者に厳しい税制」が国力を削ぐ ─柳井
イギリスのキャメロン首相に学ぶべきこと ─大前

第3章 変化を嫌う若者だらけの国を「日本病」と呼ぶ
仕事への志も貪欲さも失った日本人の末路 ─柳井
なぜ日本人は成長する国や企業に学ばないのか -大前
「サラリーマン根性」の蔓延とともに日本経済も衰退した -柳井

第4章 「理想の仕事」探しより「自力で食える」人間になれ
「基本」を学ばない"丸腰"社員が多過ぎる -大前
世の中に「まったく新しいこと」などない -柳井
今、ドラッカーから何を学ぶべきか? -大前
フリースもヒートテックも「顧客の創造」だった --柳井
最も求められるのは「問題の本質を探る力」 --大前
世界が相手なら、チャンスは50倍に広がる --柳井
目標なき日本人の「ロールモデル」は海外にある -大前

第5章 21世紀のビジネスに「ホーム」も「アウェー」もない
グローバル化は最大のビジネスチャンスだ --柳井
世界に通用する「最大公約数」ビジネスモデル --大前
ユニクロも"追い込まれた末"に飛び出した --柳井
GEやサムスンは人材育成に1000億円かける --大前
「次世代リーダーは外国人」の可能性もある --柳井
「優秀な外国人社員」が競争相手になる時代 ─大前
ビジネスマンの「民族大移動」が始まった --柳井
未熟な英語がグローバル化を阻んでいる --大前
進出した地域で貢献してこそグローバル企業 --柳井

第6章 日本再生のための"経営改革案"を提示する
所得税・法人税ゼロで海外からの投資を呼び込め ─大前
「費用対効果」も考えない政府は、もっと小さく! --柳井
「政治家育成」「一院制」「官僚リストラ」の三大改革 --大前
「何も決められない」政治家が官僚をダメにする --柳井
教育の世界にも「三つのC」の考え方を導入せよ --大前

エピローグ 日本を出よ! そして日本へ戻れ --大前研一


【送料無料】「意識の量」を増やせ!

齋藤孝 「意識の量」を増やせ! (光文社新書)

2011年刊



 今回の台風、首都圏直撃でした。
 
 みなさん、大丈夫でしたか?


 夕方の打ち合わせ終わって自席に戻ると、
 プロジェクトメンバーの大半は帰宅済み・・

 残っているメンバーに声をかけると、
 いつもはビルの前に並んでいるタクシーも見当たらず、
 りんかい線もゆりかもめも止まっているので、仕事します、とのこと。

 京葉線、武蔵野線、東西線・・総武線まで止まっていました。

 震災以来、再び徒歩帰宅・・か、と一瞬思いましたが、
 風がきついので、今回は見送りました(+_+)

  
 





 現在の閉塞感や行き詰まり感は、社会情勢や社会構造のせいと考えたり、
 自分の才能や資質の欠如と捉えるのではなく、
 シンプルに「意識の量」の問題と考えて打開していこうとのすすめ。

 「意識の量」を増やすことで、チャレンジする能力をつけ、
 閉塞感の壁を突き破ろう。



≪まずは、自分の意識の量の少なさを意識すること。

 すべての成長はそこから始まる。≫


 次に「面倒くさい」という感覚をやめよう。

 
≪意識の量を増やすとは、個性や能力を自分勝手に増強することではない。
 求められていることを的確に理解し、自分の役割の中で最大限に力を発揮できる人、
 社会の一員として、まっとうに力強く生きていける人≫になること。

 つまり、意識の量は、社会力である。



 とにかく続ける、休まない。

 「必ずやる」を自分のルールにする。

 



 メモする能力・・意識を言語化する力

 レベル1 人の話を聞いて、それを書きとめる

 レベル2 構造的に整理したメモがとれる

 レベル3 自分のインスピレーションも同時にメモする



 気になることにタグをつける

 

 人からいいと言われたことはやってみる




 意識の量の「1割大盛り」を目指して、日々増やしていけば、
 それは「並盛り」となる。それを繰り返していけばいい。



<目次>
1章 社会力は「意識の量」で決まる
2章 仕事をするとはどういうことか
3章 求められる人になる「意識増量」レッスン
4章 他者を受け入れるレッスン
5章 自意識の罠から逃れよ
6章 「チーム・ジーニアス」の一員になる

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