【送料無料】プラトンの弁明 [ 加来彰俊 ]

加来彰俊「プラトンの弁明―ギリシア哲学小論集」

岩波書店

2007年刊



 プラトンの研究者であり、主要な訳者である加来彰俊さんの論文集。
 
 以前から気になっていましたが・・2007年からなので、5年越しでした(+_+)
  
  加来彰俊「プラトンの弁明 ギリシア哲学小論集」・・・プラトンとの対話篇

 
 
 「第1章 プラトンの弁明」
 
  『ゴルギアス』論になります。
  
 

 弁論術・・
 
 説得力というものは、たとえ説得の根拠や理由が沢山あっても、
 それだけでは、必ずしも説得に成功するとはかぎらない。
 
 説得が成功するためには、それを行う人の人柄を第一として、
 話の仕方の上手下手が大いに関係する。
 
 そのための特別な技術があり、それが弁論術(レートリケー)であった。
 
 
  
 
 青年プラトンは、「人生いかに生くべきか」を悩んでいた。
  
 プラトンに対して、弁論家のゴルギアスやポロス、政治家のカリクレスが、
 
 弁論術の能力を誇示し、この術を修めて政治活動に入るよう勧めます。
 
 そこに、ソクラテスが現れて、弁論術の本性をあばき、それが「卑しい迎合の術」
 
 にすぎないことを明らかにし、真の政治家の任務が何であるかを示す。

 「・・権力も名声も財貨も、結局は、それらを所有する人自身がすぐれているのでなければ、
  何の役にも立たない・・」

 「自分たちの個人的(ないし党派的)な利益のために、国家公共のことは無視しながら、
  国民大衆をまるで子供扱いにして」いた(『弁明』)。

  
 ソクラテスは、弟子の一人であったアルキビアデスに対しても、
 
 無教養のまま国事に携わろうとしていることを徹底的に叩いています(『アルキビアデス1』)。


 「ぼくたちはそのようにして共に徳を修めてから、その上で始めて、もしそうすべきだと思われるなら、
 
  政治の仕事に乗り出すことにしよう」とソクラテスはいいます(『ゴルギアス』)。

 
  
 世俗的成功が約束されている前者の「短くて易しい道」と、後者の「長くて険しい道」を前にした
  
 『青年プラトンの選択』でした。
 
 
 
 
 
 
 「第4章 プラトンの政治論」


≪プラトン哲学の著しい特色は、

 その超越主義ないしは彼岸主義にあることはよく知らされている。≫
 
 
≪・・哲学者の生活目標は、『テアイテトス』の言葉を借りていえば、

 この世からかの世へ「逃げること」だということになる。≫
  

≪しかしながら、プラトン哲学は、たんに超越を強調するだけのものではなく、

 同時にまた、内在の面をも重視するものなのである。
 
 すなわち、この世のものを否定し、この世から離脱し、かの世界にあこがれるというだけではなく、
 
 反対に、この世のものを大切にし、この世を救うという一面が、プラトン哲学にはあるのである。≫
 
 

≪・・プラトンにおいては、哲学と政治とは、相互に批判し合う関係にありながら、

 一体となるべきものと考えられていた、と言ってよいだろう。≫
 
 哲学は、現実社会からたえず厳しい批判にさらされながら、真の哲学にならず、
 
 現実の政治の方も、つねに哲学の側から原理的な反省を受けることによって、あるべき真の政治へ
 
 浄化されなければならない、と考えていた。

 
 



<目次>
1 プラトンの弁明
(『ゴルギアス』について)
2 正義と善との間に
(正義論の原形―古代ギリシアの場合
プラトンの正義論―「自分のことをすること」について
プラトンの政治論―哲学との関係において ほか)
3 個人と共同性との間に
(パイデイアーの系譜―古代ギリシア・ローマの伝統
自由の古典的理解
歴史記述の客観性―トゥキュディデスのなかの「演説」をめぐって)



ソクラテスとプラトン・・・「プラトン全集」



スポンサーサイト
天地明察



 楽しみにしていながら、なかなか行けなかった映画「天地明察」、見てきました。

 東京テアトルさんの株主優待券があるので・・って、まだ1枚も使っていなかったため(>_<)

 池袋へ。



 
 将軍の前で行う御城碁や、北極出地の観測の様子、、

 水戸光圀との会食シーンで、当時の食事の内容などを想像することができ、、

 小説ではなかなかイメージしにくいシーンが見られ、良かったです。



天地明察


 映画は、全編通じて、静かな夫婦愛が描かれていますが、

 宮崎あおいさんが出てくると、なんだか温かい気持ちになりました。

 冒頭のシーンは、もうちょっと、おきゃんな雰囲気の方がよかったと思います。


 渋谷金王八幡・宝物庫・算額・・冲方丁「天地明察」・渋川春海


PS

 昨日、松丸本舗にあった「天地明察」のコーナー・・

松丸本舗 


【送料無料】わたしが情報について語るなら [ 松岡正剛 ]

松岡正剛「わたしが情報について語るなら」(未来のおとなへ語る)

ポプラ社

2011年刊



 昨日、松丸本舗で買った一冊。

松丸本舗



 情報とは何か?


 
 英語だと、information ・・

 この中には、in・formが使われている。

 つまり、フォーム=かたち、のin=中へ・中に。

「かたち・に・入る」ということ。

「何かをかたちにする」ということである。 




 
 情報は、宇宙にも自然界にも、歴史の中にも、自分のカラダの中にもある。







 私たちの歴史は、「名前をつける」=ネーミングから始まった。

 このネーミングには、もともと体系があったわけではない。

 だから、すべての「もの」や「こと」を、情報によって見つめ直そうと

 してきた。



 情報の要素を「情報のコード」、

 情報の様式を「情報のモード」という。

 それぞれの文明や文化は、それぞれの情報のコードを使って、
 
 各々独特の情報のモードを作り出してきた。




 
 コンピュータの進展によって、情報技術は格段に進歩した。

「では、わたしたち自身の一人ひとりの情報技術は、

 はたして向上しているのでしょうか?」


 ・・いや、そうではない。

 向上させるためには、

 「情報を編集する能力」を上げる必要がある。



 1.情報をつなげれば、自分と世界がつながる

 2.情報の順番を変えると、世界は変わる

 3.言葉をかえて、情報の世界をおもしろくしよう




 本を読むことも、編集である。

 読前の読書・・目次読書法

 読中の読書・・マーキング読書法

 読後の読書・・翌日、三日後、一か月後に、もう一度思い出す。 
 
 
 
 
PS

松丸本舗

 松丸本舗でこの本を買った後、同じ本棚に戻ってみると、
 
 あらっ、すかさず別の本、米山優『情報学の展開』が置かれていました。Ӥä
 
 この本も読みたいですね~
 



<目次>
はじめに―情報って何だろう?
第1部 宇宙は情報でできている
(わたしのまわりは情報だらけ
空間と時間の中の情報)
第2部 情報が歴史をつくる
(進化と情報
見えない世界の情報(神さまについて)
見える世界の情報(社会について)
現代をつくった情報のしくみ)
第3部 情報を編集しよう
(編集すると新しい情報が生まれる)
第4部 情報社会と情報文化
(情報のデジタル化とネットワーク化
情報はちょっとこわいもの?
ほんとうにたいせつな情報とは?)


【送料無料】 連塾 方法日本 3 フラジャイルな闘い 日本の行方 / 松岡正剛 【単行本】

松岡正剛「フラジャイルな闘い 日本の行方」 (連塾 方法日本)

春秋社

2011年刊




 「連塾 方法日本」第3巻、最終巻になります。
 
 長らく積読していましたが、昨日の話を聞いて、もうちょっとセイゴウさんの語りを味わいたくて読みました。
 
 
 2005年2月と6月の講演会の記録。
 
 連塾は、昨年の2011年5月まで、あしかけ9年間続いたようですので、
 
 その後の6年間の取り組みの様子も、また公開されたら嬉しいですね~
  
 
 



第7講 面影と喪失・・


 中国と日本の関係・・

 歴史的にみれば、過去2千年にわたって、

 中国は華夷秩序の中心にあり、日本は辺境であり続けた。

 中国からすると、尻尾を振って言うこと聞いていれば認めてやるが、勝手な真似は許さん、

 と思っていた。が、明のところで終わりそうになった。

 
 明の衰えに対して、勘違いしたのが、秀吉の「国割り」、これは大失敗した。

 でも、江戸時代には、

 日本中心主義ともいうべき「中朝主義」、
 
 幻の夏を慕う「慕夏主義」、

 日本独自のモデルを作ろうとする「水土主義」

 という3つの主義が生まれた。

 その結果が、鎖国につながる。







 西郷隆盛を解くことが、近代日本の謎を解くことにつながる。


 西郷は、維新日本の「すべての負」を背負ったのではないか、と考えている。


 西郷以前にも、日本の負を背負ったものとして、

 町奴、火消し、天草四朗時貞、高山彦九郎、相楽総三、横井小南・・

 神話の時代には、障害を抱えたヒルコやエビスがいた。


 西郷は、近代日本に脱皮するために邪魔になる副産物を引き受けたのではないか。





第8講 編集的日本像・・

 
 方法日本の「5つの窓」・・

 1.generation(ゼネレーション)
   概括的に見て、そこから結論を導き出すこと
   その時代や社会に見合ったゼネラリゼーション
   「型」「型の文化」

 2.animation(アニメーション)
   日本におけるアニメーションとは「もの」・・
    「物」と「霊」の両方が動く。
   「ものの力」
   「もの・がたり」=「ものが語る」
  
 3.representation(リプリゼンテーション)
   依代(よりしろ)=エージェントや「見立て」を用いた表現・表象
   
 4.penetration(ペネトレーション)
   「数寄」「本歌取り」のように、滲みこんでいくこと。
 
 5.particularization(パティキュラリゼーション)
   「格別」「とりわけ」
   「執着」「こだわり」




 日本流編集力の6つのメルクマール・・

 A.取り寄せ・見立て(寄物陳思・類感呪術)

 B.異種配合・共存(和光同塵・本地垂迹・公武合体)

 C.グローバル・ローカル(和魂漢才・コードとモード)

 D.セット・シリーズ・ゲーム(あわせ・きそい・そろえ)

 E.表裏一体・間柄(あいだ・うつろい)

 F.物語・イコン・システム(仕組・仕立・仕事・仕様)





「ぼくの中には二人のちがう人間がいる。

 一人は想像力に富む成熟した男、

 もう一人は十四歳の少年だ」(トルーマン・カポーティ)




<目次>
第7講 面影と喪失 誰そ我にピストルにても撃てよかし伊藤のごとく死にて見せなむ―なぜ日本人は喪失をもって面影としてきたか
(日本は何を失ったか―喪失の昭和史
思い出のなかのリアル
日本の「分母」はどこにある
ナショナリティとジャパン・マザー
グローバルvsローカルの境い目で ほか)

第8講 編集的日本像 雪が舞う鳥が舞うひとつはぐれて夢が舞う
(または一宿一飯の義理)―メディアステートとしての去来日本(“北の螢”はどこにいる―明滅する日本
「テ・ニ・ヲ・ハ」の方法論
“ぼくら”はコメの民族だ
エディティング・ジャパン―外来コードと内生モード
「型」のゼネレーション―方法日本「五つの窓」 ほか)

松丸本舗

 久しぶりに丸善を訪れると、その入り口に「さらば、松丸本舗」の文字が・・

松丸本舗


 明日で、松丸本舗が閉店になります。

松丸本舗

 
 さすがに、4Fの松丸本舗内は、これまでと違って、人が沢山・・

 一棚に1人以上いました。



 せっかくなので、気になる棚をパチリ・・

松丸本舗

松丸本舗

松丸本舗

松丸本舗

松丸本舗

松丸本舗

松丸本舗 



 本を購入後、隣の喫茶店で休憩しながら、読書・・

 松岡正剛「松丸本舗主義 奇蹟の本屋、3年間の挑戦。」

 喫茶店から出て、もう一度、松丸本舗を覗いてみると、

 天井から松岡さんの声がする。

 過去の講演テープを流しているんだなあ、と思いながら、本を物色していると、

 まさにお話の真っ最中でしたӤä

松丸本舗

松丸本舗

 結果、18時40分から20時まで、みなさんと一緒に立ち見で、楽しみました。


 イシス編集学校のコーチ養成コース「ISIS花伝所」の入学式のシークレット講演でした。

<編集工学2.0 プログラム>

01. 編集的状態に始まる
02. 誰もが使っている編集技術(情報はひとりでいられない)

03. 編集はどこからも湧き出てくる
04. 編集工学の前身(総合情報文化技術の範囲)
05. 編集工学は古代からあった
06. 近代の知は編集を忘れたか
07. ポストモダンの思想界も編集の周辺をさまよっていた
08. 編集工学は知の組み替えを促進する
09. 編集工学研究所のスローガン
10. 編集工学は「情報の森」を駆け抜ける
11. 情報にも編集にもいろいろ親戚がいる
12. 編集八段錦
13. 64編集技法―編纂から編集へ
14. 編集のプロジェクト化
15. 電子のなかの編集
16. 才能・解発・学習・学知・開発・提示
17. 知の編集ではテイストを重視する
18. 編集的創発性を支える視点
19. 松岡正剛の編集的世界観 

松岡正剛「松丸本舗主義 奇蹟の本屋、3年間の挑戦。」

青幻舎

2012/10/5刊



 半年ぶりに、松丸本舗を訪れると、なんと、明日、閉店!!!Ӥä

 
 
 丸善と松岡正剛さんのコラボである松丸本舗の

 この3年間の軌跡を辿ったもの。



 松岡さんが図書街として構想していたその一端が、

 丸善の一角、65坪にショップインショップとして誕生する。

 想定の3分の1の制約があったため、3年間の実験・・として、

 おそらく契約されたのでしょうが、3年経って、丸善との契約更新の折り合い

 が、つかなかったご様子・・・ほんとに残念です(>_<)

 松岡さん自身、切歯扼腕・・という表現をされていました。

 
 本書、明日まで、280冊先行発売されるということで、

 早速買って、隣の喫茶店でコーヒー休憩している間に読みました。



 松丸を、セレクトショップにするために考えたこと。
 

 ハードウェアとソフトウェアとヒューマンウェアを重ねた

 「ブックウェア」と呼ぶ状態をメインコンセプトとした。


 
≪「人と本のための商用文化実験」≫

≪「松岡正剛 × 丸善」を売る。

 松岡正剛はその「読書方法論」を提供し、丸善はこれを全面的にサポートする。≫



 
 松丸本舗の憲法というべき「九条の旋法」が素敵でした。

 1.もっと本棚を読みたくなる

 2.本と人と場が近づいてくる

 3.本の空間はいくらでも濃密になる

 4.やたらに本を贈りたくなる

 5.読者モデルがいっぱい集まる

 6.ブックウェアが広がっていく

 7.本の読み方の秘密をかわす

 8.好みも孤独も共読してしまう

 9.デジタルだって怖くない



 当初、どんどん松丸本舗的なショップを展開するという構想だったようです。

 捲土重来を楽しみにしています。
 



<目次>
第1章
松岡正剛書下ろし200枚
「松丸本舗は何に挑戦したのか」

第2章
松丸本舗の裏ワザ大公開
『千夜千冊』の宇宙を中心に拡散
選ばれし本は1冊ずつ10万種
全集は松丸本舗で買いたい

第3章
松丸本舗を愛した人々 寄稿エッセイ
高山宏、町田康、杉本博司、森村泰昌、隈研吾、田中優子、華恵、深澤直人

第4章
松丸本舗、活動の全記録


【送料無料】日本人は、なぜ世界一押しが弱いのか? [ 斎藤孝 ]

齋藤孝「日本人は、なぜ世界一押しが弱いのか?」(祥伝社新書)

2012年刊


 
 「日本人世界最弱説」・・


 大震災や災害に見舞われても、動きたくない民族が、

 なぜファー・イーストまで辿り着いたのか?


 アフリカで生まれた人類の中で、押しの弱い民族が、
 
 押しに押されて、押し出された結果、日本列島に行きついた・・のかも?!
 





 日本人をよく表しているのは、「すみません」という言葉である。

 

 明治時代の外交がまだましだったのは、
 当時の政治家は、江戸時代の武家に生まれていたから。

 でも、何かあれば自らの命を絶つ武士も、意思は強かったが、
 自己主張が強かったわけではない。

 押しが弱いからこそ、最後は、にっちもさっちもいかなくなって
 腹を切る。
 ただし、ただ負けるのではなく、敗北の美学にまで昇華してしまう。
 



 日本の武道の基本は、「柔よく剛を制す」にある。

 自分は弱いという自覚があればこそ、

 そんな自分はどうやれば勝てるか、を考えたのが柔術であった。




 日本には、粘り強く協調性がある。

 でも、それは、やはり「個」が弱いから。

 そして、「フェアな精神」を持っている。




 この日本人ができること。

 日本人の押しの弱さと「フェア精神」をもってすれば、

 イスラム圏を含む世界中の人と良好な関係が築ける。





<目次>
第1章 「すみません」と「仕方がない」の国、ニッポン
自他共に認める世界一押しの弱い民族
個人が弱けりゃ、国まで弱い
金を出しても、口は出せない国
自分に責任がなくても謝る日本人
もめたくないからお金の話は最後までしない
日本人を特徴づける「仕方がない」の言葉
福沢諭吉が嫌った日本人の卑屈さの正体とは
日本人はなぜ演説が下手なのか
日本に武士道が生まれた本当の理由
「カミカゼ」は本当に日本人的か
なぜ横綱がガッツポーズをしてはいけないのか
切腹と自殺率の高さとの関係
なぜ会社人間が多いのか
実は人一倍気を遣っている毒舌芸人
日本の秩序は空気で作られている

第2章 日本人は大陸からの押し出され組
なぜ我々は「ファー・イースト」にいるのか
「押しが弱い」から「押し出された」
遺伝子レベルで証明された「日本人は世界一ビビリ」
支配者にはなれない日本人
日本人はお酒も弱い
『養生訓』にしつこいほど書かれた消化力の弱さ
押しの弱い日本の中でも最弱は?
生き残るために必要不可欠だった協調性
世界で最もセックスをしない日本人
頑張るためにはお風呂が必要
弱いからこそ発達した武道
民族による殺戮本能の違い
武道のグローバル化で失われたもの
「無理をしては失敗」の歴史

第3章 日本人らしさは「日本語」が作る
気味悪がられた日本人の微笑
日本語が「日本人」を作る
使う言葉で人格が変わる
英語公用語化で失われるもの
言語における「身体のモードチェンジ」
英会話が上達しないのも押しが弱いから
江戸時代こその日本人の理想社会
なぜ「学校」がジャストフィットしたのか
管理されることでより伸びる日本人
日本人が目指すべき新型コミュニケーションとは
言葉の魅力で日本を変える

第4章 弱い日本人が生き残る道はあるか
サッカーから学ぶ日本人の勝ち方
体の弱さが生んだ世界的ヒット商品
フランス人が日本のパンにとびつく理由
世界に発信していくべき日本の「やわらかさ」
小さなスペースにすべてを詰め込むというお家芸
世界が認めた日本のデザイン力
合気道に学ぶ「小よく大を制する」交渉術
日本人に足りない根回しと交渉の技術
日本人らしさで世界に貢献できる
「名」と「実」の使い分けという武器
オロオロ外交のススメ
「世界」を自分のものにしてきた日本
「フェアプレー」で生き残る
いい国すぎて人がなくなってしまった日本
少子高齢化社会に適した新しいシステムとは
日本人に個性はいらない
弱い日本がこれからとるべき道とは


買取時のポイント10倍!本・ゲーム・DVDなどお売り下さい【中古】afb 逃げるお金に続け /邱永漢【著】

邱永漢「逃げるお金に続け」

グラフ社

2011年刊






 「円高になると、日本人の財産や収入がそれだけ高く評価されるのだからいいじゃないか」


 という経済の専門家は、商売の実務を知らない。

 日本の国がどんなひどい目にあわさるかがわかっていない。


 円高は、日本のお金に早く逃げろ、と鞭打っているようなものです。


 お金に続いて、あなたも逃げなさい、との薦め。
 





 「どんな人が事業に成功できる人ですか?」


 
 それは、

 「お金の儲かる仕事をうまく探し当てた人じゃないですか?」

 





<目次>
人件費の節減が日本企業の至上課題
グローバル化の波を乗りこなす要領を身につけよう
サービス業は日本人の長所が生かせる輸出産業
コーヒー屋引立て役のパン屋が急成長
日本の栽培技術で中国茶の生産が三倍増
金持ちとは、お金の儲かる仕事を見つける人
環境保全、医療改善、消費関連が中国の成長業種
今はどこで仕事するかを決められる時代
自分の道を切り拓く人にとって今は良い時期
中国でニュー・ミドルクラスが台頭
消費意欲を喚起する方策を考えよう
お茶と漬け物の開発に興味持つ人集まれ
銀行は地元企業の面倒をみよ
日本のお金がよその国に出て行くとき


【送料無料】お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ [ 糸井重里 ]

邱永漢・糸井重里「お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ」

PHP研究所

2001年刊




≪どんな旅に出るときにも、路銀というものが必要となる。

 路銀、つまり、旅をするのに必要な金のことだ。≫(糸井)





 今の日本では、見えない破壊が進んでいる。

 システムが焼け野原になった状態である。

 でも、目に見えないがゆえに、一面火がぼうぼうの中、何も気づかずに暮らしている。

 
≪人間はね、自分が見たいものしか見ないんです。≫(邱)
 




≪お金の流れというのは黄河の流域みたいなものだから、

 しょっちゅう川の流れが変わるんですよね。≫(邱)

 もう水も流れていない所で、お金儲けをしようとしても、魚は釣れない。





≪人を評価するときには、

 「人に信用されている」ということをいちばん重んじますよ。≫(邱)

 お金があるかないかより、信用があるかないかの方が大切である。







<目次>
第1章 お金について、どう考えはじめればいいのですか?
第2章 事業・株式上場・給料生活。話題のインターネットも
第3章 人間・邱永漢が知りたくなります
第4章 人生というゲームを生きるために
第5章 人の気持ちがわかれば、商売のヒントもわかります
第6章 自分のセンスとお金を容れる器
第7章 未来のことを経験している人は、誰もいないけど


【送料無料】トラブル・プロジェクトの予防と是正 [ 瀬尾惠 ]

瀬尾惠「トラブル・プロジェクトの予防と是正: 一流のプロジェクト・マネージャーを目指して」

鹿島出版会

2012年刊


 病気の際に、お医者さんが、診断し、適切な処方を施すのと同じように、

 システム開発プロジェクトにおいて、様々なトラブルの症状を把握し、適切な対処を行うための

 ケースを整理されたもの。

 トラブルの症状が網羅的なので、本書を座右に、自分のプロジェクトの健康診断を時折り

 してみるのが効果的だと思います。
 





トラブル・プロジェクトのプロマネの心得・・

 トラブル・プロジェクトを引き継いだプロマネは、

 周回遅れのランナーと同じ。二周遅れか、三周遅れからのスタートかもしれない。

≪このような場合、自分は、リレーのアンカーだと思って取り組むべきです。

 決して卑屈にならず、自分は組織のエースとして選任されたと認識し、

 誇りをもってステークホルダーや顧客に対峙すればよいのです。

 ”常に正しいことを正しく主張”する本格正統派のプロジェクト・マネジャーは、

 やがて関係者の信任と支持を得ることができます。≫




大トラブル時のリカバリー方針・・

1.顧客経営者、および自社経営者への直接説明

2.顧客経営者、および自社経営者への早期情報提供と状況の逐次アップデート

3.プロジェクト期間を通して、”是正は1回で終わらせる”

4.是正に対するプロジェクト・マネジャーの確たる見通し

5.財務、法務など、関連するステークホルダーに対する漏れのない連絡





<目次>
第1部 概要編
(事業とプロジェクト
トラブル・プロジェクト
トラブルを予防する仕組み
トラブル・プロジェクトの診断と是正)
第2部 詳細編
(トラブル分類について
一般カテゴリー
計画カテゴリー
ソフトウェア・エンジニアリング・カテゴリー
プロセス・カテゴリー
リソース・カテゴリー)
第3部 付録

PAGETOP