高橋伸夫「できる社員は「やり過ごす」」

日本経済新聞社

1996年刊






 「やり過ごし」「尻ぬぐい」「泥かぶり」にこそ、

 調子が良かったときの日本企業の強さの秘密が隠れていたのではないか?




 「組織のなかにあって、上司からだされた命令や指示をやり過ごしてしまうなど

  ということはあってはならないことである」という建前と、

 「やり過ごしのできない部下は無能である」と思っている管理者の本音。



 やり過ごしが発生するのは、

 「課題がむずかしすぎて、どう考えればよいのか糸口さえ、思いつかない」

 「仕事が多すぎてどこから手をつけていいのかわからない」

 というような時。


 数社の企業に対するアンケートの結果わかったことは、

 「指示がだされても、やり過ごしているうちに、立ち消えになることがある」

 と答えた人が、平均約6割。企業によっては、9割に達するところもあった。


 
 なぜ「やり過ごし」が必要なのか?

 ある会社においては、現場を知らず、部下の意見に耳を貸そうとしない上司が

 出現すると、それに対処する部下の手段として、「やり過ごし」が発生する。

 指示内容を「いったんフィルターにかけて」おかしな指示は、その段階で

 取り除く、といいます。

 もし「やり過ごし」がきびしくとがめられると、

 仕事の量がやたらと増えたり、

 上司の指示・命令が現場の実情にあわない場合、

 組織は完全にロックアウトしてしまう。

 現場が、まったく動かなくなってしまう。


 それでも、私たちの組織が動いているのは、

 暗黙裡に「やり過ごし」によって、ロック状態が回避されているからにほかならない。


 現場を知らない上司の指示・命令にしたがうことが正しい、

 と考えるのは、

 上司、部下をたんなる組織上のポジションでしか考えていないためである。

 実際には、上司、部下はたんなるポジションではなく、生身の人間である。

 そして、今日の部下は10年後には、なんらかの形で上司をつとめることになる。

 いま上司の指示をただ忠実に、「やり過ごす」こともなく黙々とこなすだけの

 部下だとしたら、10年後、よい上司になっているとは考えられない。

 部下育成の有力なやり方として、

 こなしきれないほどの仕事を与えてみる、という方法がある。

 もし、ただ黙々とこなそうとすると、納期には間に合わなくなる。

 当然、仕事に優先順位をつけて、取捨選択する必要がある。

 重要な仕事と、どうでもいい仕事を同じレベルで考えたなら、見込みがない。

 優先度の高い重要な仕事をきちんとこなし、どうでもいい仕事は、やり過ごす。

 このことに気づいて、行動できるか否かが、とても大切になる。







<目次>
第1章 「やり過ごし」の効能
第2章 「尻ぬぐい」で組織はまわる
第3章 「泥をかぶる」係長
第4章 「見通し」がほしい
第5章 「未来傾斜原理」とは何か
第6章 経営者がゆらいでどうする
第7章 「未来傾斜」の意味するもの
スポンサーサイト


河口俊彦「盤上の人生 盤外の勝負」

マイナビ

2012年刊




 3月1日(金)は、今年度の「将棋界でいちばん長い日」です。

 直前に迫ってきたせいか、将棋関連の本を手に取っています。

 米長さんが亡くなり、新会長となった谷川さんが降格の瀬戸際、

 最終戦に勝ってA級に残留していただきたいと思っています。





昭和43年当時・・

≪このころの中原は本当に強かった。
 序盤が特にうまいわけでもなく、中盤のさばきに特色もなく、
 終盤も、特別鋭くはなかった。
 しかし総合力は抜群で、盤石の強みが感じられた。≫

 ・・七冠王になるまでの羽生も強かったが、
 それよりも、中原誠の方が強かった、と。

≪このころ観戦記者の東公平さんが、
「いちばん強い中原がいちばん勉強している。
 追う者は何をやっているんだ」と書いたが、
 勉強量の差は、才能の差なのである。
 誰かが言っていたが、「天才は努力を知らない」ものなのだ。≫





大野源一さん・・

 昭和45年3月、B級1組の順位戦の最終戦を、米長さんと戦う。
 このとき、大野さんは負ければ、B1に降格、
 一方の米長さんは昇降格に関係のない、消化試合の戦いだった。
 当時、こういう時は、相手に華を持たせるのがならいだったようですが、
 米長さんは、終始不利な勝負を徹底して長引かせ、最後に逆転してしまいます。

≪大野はこのとき勝ったと思った。
 そして勝ちを急いだ。大山や中原のように、優勢であるにせよ不利であるにせよ、
 長引けば嬉しい、という根性はなかったのだ。≫


 米長さんの将棋哲学・・

「順位戦最終戦で、自分は昇降級に関係ない立場にあり、
 相手は昇降級が懸った大一番だったとする。
 そういう一番こそ勝たねばならない」

 ・・これ以後、順位戦の消化試合も、みな真剣に指すようになった。




久保利明・・

≪技能派は、勝つときは鮮やかだが、負けるときはもろい、
 という側面がある。≫

≪それが最近いなって、勝負強さが加わった。
 怖がらない強さが出てきたのである。≫



<目次>
第1章 王者たちの系譜

中原 誠
帝王学で育つ
観念した一局
無敵時代の敵
復活した輝き

谷川浩司
スター誕生
名人になる運
死守した一冠
宿敵との対決

羽生善治
不滅の記録へ
新時代の王者
言い分を通す
七冠王への道
孤高の最強者


第2章 華麗なる千両役者

加藤一二三
早熟の大天才
甦った神童
桁外れの才能

米長邦雄
長くつづく道
勝負師の哲学
快男児が往く
七度目の正直
泥沼流で闘う

内藤國雄
華やかに舞う
終生の好敵手
華麗に堅実に
因縁の相手
逃した大記録

木村義徳
大名人の息子
弱者が勝つ法


第3章 現代棋士の流儀

佐藤康光
若き天才たち
長考は人なり

森内俊之
行きつ戻りつ
眠れる獅子

丸山忠久
閃きを封じる

久保利明
五度目の正直


羽生善治「結果を出し続けるために (ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則)」

日本実業出版社

2010年刊




将棋は、自分の思い通りにならない。だからこそ、魅力がある。

≪そこで大事なのが、自分が予想できない中で、何をやっていくのか。

 きちんと羅針盤を定めて、どういう方向に進んでいくのか、ということです。≫



 棋士の間には、基本的に技術的な差はないので、

 後は、メンタル面の強さ、大局観、バイオリズムといったものが、

 総合的な結果に現れる、と考えている。


 次の一手をどう指すか?

 1.直感

 2.読み

 3.大局観

 この3つを駆使し、これらを組み合わせながら次の手を考える。

 1.直感
 
 将棋には莫大な可能性がある。9×9の81のマスの盤面に、
 40個の駒を配置することで、現れる局面は、10の220乗くらいの
 可能性があるといわれている。
 全宇宙の原子の総数が10の80乗程度なので、その可能性は無限に近く、
 すべてを読み切ることは不可能。
 また、一つの局面で指せる手は、平均して80通りくらい存在すると言われている
 ため、棋士は、80通りの中から2~3つの可能性だけを考えている。
 残り77~78通りの手を瞬間に捨て去るために「直感」を使っている。

 ロジカルな積み重ねの中から育ってくるもの、わかってくるもの。

 直感は、数多くの選択肢から適当に選んでいるのではなく、
 自分自身が今までに積み上げてきた蓄積の中から経験則によって選択しているもの。

 だから、研鑽、経験を積んだ者にしか、直感は働かない。


 「経験」以外に、直感、読みを磨く方法は、
 自分のとった行動、行った選択を、きちんと冷静に検証することにある。

 将棋界には、「感想戦」という習慣があります。
 反省会や検討会に当たり、対局が終わった後、その一局を最初から並べ返して、
 どこが良かったかどこが悪かったか、何が問題だったかを振り返る。
 この感想戦によって、自分の直感が正しかったのかそうでなかったのかが見えてくる。


 2.読み

 直感の次に、「読み」がきます。

 「読み」とは、ロジカルに考えて判断を積み上げ、戦略を見つける作業。

 「読み」とは、シミュレーションをすることです。
 直感で選んだ2つか、3つの手を読み、それに相手がどういう手を返してくるか、
 またそれに対してどういう手を選ぶか、という手順を読んでいく作業を踏む。
 
 この「読み」の力をつけるには、自分で考える経験を積むこととともに、
 自分が選ばなかった選択肢を、可能な限り検証することが、非常に大切になる。



 3.大局観

 大局観とは、具体的な手順を考えるのではなく、文字通り、
 大局に立って考えること。

 10手先を読む場合、3の10乗(5万9049通り)の可能性があり、
 直感と読みだけでは、対応できない。

 そのために必要となるのが、大局観となる。


 イメージとしては、自分が道に迷った時、

 上空から眺めて全体像がどうなっているかを把握し、

 右に行けばいいのか、左に行けばいいのか、このままいくと行き止まりか
 を見極める。

 大局観で、左に行けば大丈夫そうだということを掴んだ上で、
 どのルートを通って、どれくらいのペースでいけばいいのかを、
 地上に降りで、一歩一歩考える必要がある。
 この一歩一歩の裏をとるのが、直感と読みとなる。 
 
 また、大局観では、「終わりの局面」をイメージする、といいます。

 最終的に「こうなるのではないか」「こうなれば勝てるのではないか」という仮定を作り、
 そこに「論理を合わせていく」といいます。


 
 ・直感と同じく、ロジカルな積み重ねの中から育ってくるもの、わかってくるもの。
  ただし、その因果関係は、直感と違って、証明しづらいもの。

 ・たくさんのケースに出会い、多くの状況を経験していく中で、
  だんだん培われてくるもの

 ・自分がやっていなくても、他の人が過去にやったケースをたくさん見ていく
  ことでも、磨かれていくもの

 ・その人の本質的な性格、考え方が非常によく反映されるもの
 
 このような特徴を持っているので、経験を積めば積むほど、大局観の精度は上がっていく。

 この大局観を使うことで、大筋の判断を誤ることが少なくなり、
 余計な手を読むことが省かれていく。



 記憶力や体力、手を読む力は、若いときの方が上だが、
 直感、大局観・・「いかに読まないか」は、経験を積んだ方が優れている。

 それに加えて、物事に動じない強さ、大らかさ、大胆さ、メンタルな面も強くなる。  
 

 年齢と重ね、経験を積むことで、物事のポイントがわかってくる。

 答えのない問題、はっきりしない問題に対して、対処する能力が上がる。





「選択肢を狭める勇気」を持つ。

 ・・選んだことを後悔しない。


「反省はしても後悔はしない」



「苦手なものはずっとついて回ってくる」



「意図的にアクセルを踏み、適切なリスクを取る」

 人間は新しいことを何もしないと楽なので、
 何もしないと無意識にブレーキを踏んでいる。
 あえて意図的にアクセルを踏むことで、やっと適切なリスクを取る、
 バランスを取ることができる。

 リスクとは自動車のアクセルのようなもので、運転の上手い人は、
アクセルを強く踏んでも事故を起こさない。
 だから、どの程度のスピードまでならきちんと自分で対応できるか
を自覚し、適切なタイミングでブレーキを踏めるようになること。
 大きなリスクを取るとは、スピードの出し過ぎと同じで、
視野が狭くなる傾向がある。
逆にいうと、視野を広げることで、リスクを下げることができる。
 

 1.リスクは小出しで取る

 2.リスクを取ることへの恐怖との付き合い方

  ・・ある適度の確率で失敗することを前提、覚悟を持っておく。

 3.リスクを取ること自体の快感には注意する

  ・・「スピード狂」になってはダメ。

 4.結果だけではなく、「納得できるか」

 5.時代や環境に合わせてリスクを取る





<目次>
第一章 努力を結果に結びつけるために
第二章 ツキと運にとらわれずに、最善を選択する
第三章 120%の能力を出し切る、プレッシャーとの付き合い方
第四章 結果を出し続けるためには、ミスへの対応が鍵になる
第五章 自ら変化を生み出し、流れに乗っていくために


羽生善治「才能とは続けられること」(100年インタビュー)

PHP研究所

2012年刊




≪人間には二通りの考えがあると思うのです。

 不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間。≫

≪たとえ不利な局面でも、あまり落胆せず淡々と指していく。

 ここが勝負のツボを見いだすポイントで、逆転に必要な直感やひらめきを

 導き出す道筋となるのではないかと思っています。≫





≪集中力というのは、人に教えてもらったり聞いたりして身に付くもの

 ではありません。集中できる環境を自らつくりだすことが大事だと

 思っています。≫

 そのために、ボーっとできる空白の時間をつくるようにしている。

 窓の外を眺めたり、散歩をしたり、音楽を聴いたり・・

 頭の中に空きスペースをつくる。




パッとひらめくこと、たくさんの手が読めることとともに、

「地道に、着実に、一歩一歩進み続けることができるということが、

 一番大事なことであり、なによりの才能ではないかと思うのです。」





≪目の前の勝利より、あえて冒険的な一手を指す≫

 セオリー通り手堅くやった方がいまの勝率は高くなる。

≪ただ、今日勝つ確率が一番高いというやり方は、十年後には一番リスク

 が高くなるといえるでしょう。時代にとり残され、進歩していないことに

 なってしまうからです。

 つまり、常に手堅くやり続けるのは、長い目で見たら一番駄目なやり方

 だと、私は思っています。≫




≪答えのない場面では、その人の個性が出る≫

≪対局中には、答えがない場面、よくわからない場面がよくあります。

 先が見えない局面では、その人の個性が色濃く反映されます。≫

 混沌とした場面では、その人の好き嫌いの判断で選ぶことになる。



<目次>
第1章 強くなるために積みあげていったこと
(将棋との出会い
一五級からのスタート ほか)
第2章 勝利の思考法
(どんなときもあせらず冷静に
個人差がでる直感力 ほか)
第3章 七冠を達成して見えたもの
(七冠制覇のとき
大先輩からいわれた言葉 ほか)
第4章 時代とともに変化する将棋
(名人戦について
将棋の勝敗は最後までわからない ほか)
第5章 将棋のこれから
(コンピュータと人間の対戦
コンピュータ世代について ほか)


羽生善治「40歳からの適応力」(扶桑社新書)

2011年刊



 40歳からの人生にいかに適応するか?


 もちろん、やってみないとわからないことですが、

 解らないこと、答えがないテーマに対して取り組むことも

 40歳になったら始めるべきでは、と思われて書かれたもの。



 これまで築き上げてきた経験と知識を、どういかしていくのがよいのか?


 10代前半は、結果がすべてを思っていたが、
 徐々に内容を重視するように変わってきた。

 内容を良くしてもすぐに結果はでない。数字となっても表れない、

 でも、長期的に着実に前進をしていく方法としては、
 これに尽きる。

 内容を重視していけば、結果にとらわれて一喜一憂することが少なくなり、
 安定して進んでいける。



 ものごとは完成して終わりではない。

 そこから磨き続けることが大切。
 



 「リスクなくして成長なし」・・


 でも、いきなりの方針転換は危険。

 一回に大きなリスクをとるのではなく、

 小さなリスクを毎回毎回、取り続ける。

 この方法をとるときは、立ち止まってはいけない。







『アルビン・トフラー「生産消費者」の時代』

 社会の変化のスピード・・

 
 先端企業 時速100キロとすると、

 家族   時速60キロ

 官僚機構 時速25キロ

 法律   時速 1キロ




<目次>
1章 「豊富な経験」をどう役立てるか
(経験こそが智恵と強い精神力を生む
結果だけにとらわれず、内容を重視する ほか)
2章 「不調の時期」をどう乗り越えるか
(時間を有効に使うための、さまざまな方法
「基本」がなぜ、大切なのか ほか)
3章 「独自の発想」をどう活かすか
(お酒に頼らず、しっかり眠るために
無理に「プラス思考」を続けない ほか)
4章 「変化の波」にどう対応するか
(仕事の軌跡・記録を残すということ
たった1つの“歩”が“勝負”を決める理由 ほか)
5章 「未知の局面」にどう適応するか
(自分の個性を発揮する際の問題点
自分なりの美学を持つということ ほか)


マーク・ボイル「ぼくはお金を使わずに生きることにした」

訳 吉田奈緒子

紀伊國屋書店

2011年刊


 29歳の1年間、お金を一切使わないと決めて実行した

 アイルランドの青年のその生活ぶりを書いたもの。




≪お金はちょっと愛に似ている。

 誰もが一生追い求めつづけるわりに、その正体を真に理解する人は少ない。≫



「カネなし」の大原則・・

 丸一年、12か月間、金銭の授受をしないこと。


 1年間、お金を使わずにすますために行ったのは、

 自分がお金を使ったすべてのものをノートに書きだすことだった。

 そして、

 そのリストが膨大なものになることに驚きます。



 リチャード・イースタリン・・

≪人はお金があればあるほど幸せになれると思いこんでいます。

 というのも、収入の増加がもたらす影響について考えるとき、

 「収入が増えれば増えるほどますますお金が欲しくなる」

 という事実を忘れているからです。・・

 それなのに、家庭生活や健康を犠牲にしてまでお金をかせごうと

 しているのです。≫




<目次>
プロローグ

1. なぜ「カネなし」を選ぶのか
断絶の度合い/負債としてのお金/負債がもたらす競争社会/お金かコミュニティーか――安心感の源/株式会社「地球」/売ることと与えることの差異/カネなしになる方法/「自分が変化になりなさい」

2.カネなし生活のルール
一、「カネなし」の大原則/二、「フツー」の法則/三、ペイ・フォワードの法則/四、尊重の法則/五、「化石燃料不使用」の法則/六、「料金前払いなし」の法則

3.準備を整える
ぼくの消費行動を解剖する/インフラを構築する
◆コラム: タダで物を手に入れる/ロケットストーブの作り方

4.無買日前夜
本番一週間前/無買日前夜、2008年11月28日
◆コラム:カネなしの通信手段

5.いよいよスタート
フリーエコノミー・パーティー

6.カネなしの日常
「貧困」生活第一週/カネなし生活の典型的な一日
◆コラム:洗顔化粧品なしで清潔を保つ

7.無謀な作戦
娯楽/パンクの問題/「スロー」ライフ
◆コラム:本と紙を無料で

8.カネなしのクリスマス
現金を持たないクリスマスとは/おおみそか/冷蔵庫への帰還
◆コラム:ヒッチハイクのコツ/環境への影響が小さい移動手段

9.空腹の季節
エネルギー枯渇の季節
◆コラム:食料の野外採集/キノコで紙とインクを作る

10.春の到来
斧をふるって/恋愛問題/二杯のお茶…/富と健康は比例するのか
◆コラム:セイヨウオオバコの花粉症対策

11.招かれざる客と遠方の同志
招かれざる客/海外にいたカネなしの同志
◆コラム:環境への負荷の小さい住居

12.夏
自転車に乗って/カネなしの夏の食事/タダのランチはない?/フェスティバルの季節/地元フリーエコノミー・コミュニティーの活用
◆コラム:タダ酒! /タダで楽しむ/タダで宿泊する

13.嵐の前の静けさ
野外食料採集の冒険/沈黙の一週間/メディアの嵐 ver.2.0
◆コラム:タダでファッションを

14.一巻の終わり?
フリーエコノミー・フェスティバル2009/続けるべきかやめるべきか(それが問題だ)/決心/フリーエコノミー・コミュニティーの長期的構想/夢と現実のはざまで
◆コラム:おむついらずの子育て/タダで月経に対処する

15.カネなし生活一年の教訓
他人を過小評価しないこと/中間地点としての地域通貨/地域社会の中での自給/将来に不可欠なスキル/与え合いの有機的循環/お金は手段の一つにすぎない/必要は発明の母/物の本当の価値/最後に一言

エピローグ


内藤誼人「お金持ちの習慣が身につく「超」心理術」

東洋経済新報社

2008年刊




 巷間に溢れるお金持ちになるための本が、役に立たない理由・・

≪そういうベストセラーで書かれたことは、ほとんど全部間違いである≫から。

 そもそもマインドが間違っているから。



 常日頃から、「勝利」「競争力」「成功」「目標達成」「遂行力」「幸福」
 などで頭をいつも満たしておくこと。



 「金を追うな、仕事を追え。金は仕事の後からついてくる」(岡野雅行)



≪自分からネガティブなほう、ダメなほうを見るのはやめよう。≫

≪いくら周囲が暗い要素だらけでも、不安だらけでも、それは見ない。≫




≪悪いのはすべて自分、
 その失敗を他人になすりつけるな≫

≪失敗したら素直に反省し、その原因を自分に引きつけて考えてみよう。≫

 失敗をどんどんしてもいいが、それを他人のせいにしない。



≪「○○さえあればなぁ・・」という言い訳をするな≫

≪ないものはない。

 それを踏まえて「じゃあ、どうしていこうか」という意識を持つことこそ
 健全な思考というものであり、逆境を跳ね返す原動力になる。≫




≪オレは「まだまだ若い」と思い込め≫



≪努力は、あなたを裏切らない。≫

≪やれば必ず成果は出る、と信じよ。≫

≪「オレはもう十分努力した」というところから、
 さらに一歩踏み込め≫

≪他の人に求められて努力しているようでは、せいぜい平凡な成績しか
 挙げられない。
 自分のために努力しなければならないのだ。≫

≪努力というのは、自分イジメをすることではない。
 楽しいことを、目一杯やることが努力なのだ。≫

≪ノルマ達成だけでよしとせず、さらなる成果を求めて、
 がんがん仕事をつづける人たちこそ、成功していたのである。≫



≪ツキというものは、”自ら行動して、初めてやってくる”ものなのだ。≫



≪運命はそのまま受け入れてはいけない。
 もがいたり、あがいたりして、自分の好ましい方向に変えてゆくのが、
 賢い人間のありようではないか。≫




<目次>
序論 お金持ちになるのは、運転免許証をとるのと同じくらいたやすい!
第1章 お金持ちになるには、この「発想」が決め手だ!
第2章 お金持ちがこっそりやっている「努力の方程式」
第3章 これがお金持ちへのステップだ!
第4章 お金持ちのコミュニケーション能力を身につけろ!
第5章 お金持ちはギャンブル、投資をこう考える


西原理恵子「生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント」(文春新書)

2012年刊



 リエゾウ先生に聞く人生相談・・

 素晴らしいヽ(^o^)丿




≪生きるって、みっともないことだし、みっともなくていい。

 あの手この手で、どうにかして生き残った者が勝ち。≫




 ブラック会社なんてやめてしまえ・・

≪・・嫌な会社って嫌な人しかいないの。
 
 それで、いい会社っていい人しかいない。≫

 いい人が、嫌な人を追い出してしまう会社か、

 嫌な人が、いい人を追い出してしまう会社のどちらかになる。





≪どんな間違った情報でも、真っ赤なウソでも、

 絶えず発信し続けた人間が勝つんです。≫
 





≪人の幸せが妬ましい、羨ましいと思うときって、

 自分が幸せじゃないときだから。≫

≪そういう自分の精神状態をまず認めること。

 そして、きちんと冷静に見つめれば、どこかにすごく

 無理してる自分が見つかるはず。≫

 その原因を取り除くこと。

 敵は、己の中にあり!








 お金を無心されたら・・


 相手が貸してくれという額の10分の1を「あげる」。
 
 そして、あと9人に頭を下げる努力くらいしてもらう。





<目次>
第1章 仕事編―商いは小さなことからコツコツと
(70社受けてもダメ。出口の見えない就活に疲れ果てました。
やっとの思いで就職した会社が、いわゆるブラック会社でした。 ほか)
第2章 家庭編―近くて遠くて好きで嫌いで
(結婚して5年。妻がぶくぶく太っていきます。
妻の飯がマズいんです。はっきり言うべきでしょうか。 ほか)
第3章 男と女編―ヤリたいときがヤレるとき
(彼女のアソコが臭いんです。はっきり言うべきでしょうか。
20歳以上も年下の部下の女性を好きになってしまいました。 ほか)
第4章 性格編―直すより慣れろ
(最近、涙もろくて困るんです…。
モノが捨てられない性格を何とかしたい。 ほか)
第5章 トラブル編―上手なウソは人生の通行手形
(夫が痴漢で逮捕されてしまいました。無実を信じたいのですが…。
念願のマイホーム購入。が、引っ越したら隣の家に“騒音おばさん”が…。 ほか)



ブラック・ジャック創作秘話 手塚治虫の仕事場から (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)

吉本浩二 イラスト
宮崎 克 原作




 マンガの神様・手塚治虫も、1970年代初頭は、

 アニメ事業の失敗、虫プロの倒産により、極度の不振に陥いります。

 持ち込みの原稿も、却下される始末・・

 でも、少年チャンピオンで始まった『ブラック・ジャック』で復活します。

 この時期の手塚プロの様子を、赤裸々に描いています。

 
 手塚さんの熱意、必死さ・・素晴らしすぎます。

 
 マンガを描くことに、文字通り、命を賭ける。

 それをアシスタントにも要求・・強要?!します。

 でも、世界の手塚さんと一緒に働ける喜びややりがいが、

 苛酷なマンガ作りに勝っていました。



 先週末、このマンガ読んで大いに啓発されたのですが

 実際に、火曜日からのシステムの本番障害対応で、

 3時間睡眠が4日続いただけで、今日はへろへろでした(>_<)

 気持ちだけでは、なかなか続きませんね~(^_^;)

 改めて、情熱に加えて、

 持続できる仕組みもセットで持たないとと思うのでした。
 

 



内藤誼人「ツキの絶対法則―イヤになるほどうまくいく最強の心理術」

大和出版

2005年刊




 ツキにあるきちんとした法則、一定の公式・・



 吉田兼好曰く、「運は日にあらず、人なり」

 つまり、棚ぼたよりも、本人の意識の方が重要。



「現実と認識が一致していれば、その人は精神的に健康といえる」


 理想がすぎる人のことを、「理想病」という。


偶然のチャンスをつかむためには、日頃から”努力しておく”こと



≪ツキのある人は、みんなカンというか、自分の内なる声を大切にしています。

 内なる声が、「とにかく、やってごらんよ」と囁やいてくれるなら、

 すぐにも行動してしまう性質をもっているのです。≫


≪なんでも”進行形”で考えられる人≫になる。

 「毎日、少しずつでも、前進している」


 ツイているかどうかを判断する場合には、長い目で見るクセをつける。



 失敗者は、失敗したときに絶望に打ちひしがれるのに対して、

 成功者は、失敗したときこそ、その失敗をバネにする。


 「トライしたこと自体が成功」と考える思考習慣をつける。



≪仕事で成功するには、「健康」が第一です。≫

 ルソー曰く、「胃が丈夫なら、幸福だ」

 アリストテレスの幸福条件は、「身体が健康で、元気に活動できること」
 


「マンハッタン計画」には、”悲観論者”をメンバーに加えなかった。






<目次>
第1章 まずは、「ツキの仕組み」を知っておこう―人生があっけないほど簡単に変わる「基本原則」
(ちょっとした意識改革で、たった今から人生を変えよう!
ツキをつかむ性格逃してしまう性格 ほか)
第2章 ツイてる人にはこんな共通項がある―心理学のデータが実証する「行動法則」
(よく笑い、いつもニコニコしている
大好きな仕事をしている ほか)
第3章 ビジネスの成功には、この発想法を活用せよ―才能・コネなしでもウソみたいにうまくいく「絶対法則」
(“雑用”こそがツキを呼び込むカギ
「夢を実現しつつある」と思っているか?
「業績が上がらない…」と悩んだときの処方箋
「挑戦」「変革」は躍進を続ける最低条件
「チームのツキ」を呼び、成功するコツ)
第4章 何があっても自分のツキを疑うな!―やることなすことうまくいかない時の「心理法則」
(失敗・逆境から成功を引きずり出す思考法
「小さな損」なら喜んでやってみよう
失敗を怖がる気持ちが失敗を呼び込む
コンプレックスにとらわれすぎない
出ない「やる気」が一気に湧いてくる「セルフトーク」)
第5章 9つの生活習慣でイヤになるほど運がついてくる―今すぐに始められるちょっとした「成功法則」
(プライベートだからといって手を抜かない
何はさておき健康 ほか)

PAGETOP