中川美登利「モーツァルト」(講談社火の鳥伝記文庫)

徳田秀雄 イラスト

1987年刊



 ザルツブルグで、コロレッド大司教の下、

 コンマスをしていたときのモーツァルトの心境・・

「父さん、宮づかえっていのは、つらいもんだね。

 ぼくはもう、息がつまりそうです。

 ちゃんとしたオペラを上演する劇場一つない、こんな小さな町で、

 大司教のごきげんをとっていなけりゃならないんだから。」




 のちに、三大交響曲と呼ばれる交響曲39番~41番(ジュピター)を

 作られた当時、モーツァルトは経済的にもっとも行き詰っていた。



≪モーツァルトのことをしらべてみると、

 音楽の美しさにくらべて、その生涯があまりにも悲惨なものであったことに、

 強く胸をうたれます。

 どうしてあれほど苦しい生活を送りながら、こんな音楽がつくれたのだろうかと、

 ふしぎというより、おどろきのほうが先にたちます。≫ 
 

 その理由は、

 モーツァルトの音楽が、あまりにも進み過ぎていたため、当時の人々がついていかなかったため。
 
 そんなことがなぜ可能だったのか?

≪それは、モーツァルトのたましい(魂)が自由であったからだと思います。≫
 



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 パイプオルガンを聴きたくて、習志野文化ホールへ。


 なんだか懐かしい「アンナ・マグダレナの音楽帳」や
 
 パイプオルガンを足だけで演奏する「ペダル練習曲」の面白さ、

 バッハの息子たちの曲も、兄と弟でまったく違うこと、

 そして、

 バッハの弟子のホミリウスの曲が、とても良かったです。

 
 出演者全員でのアンコールも良かったのですが、
 
 曲名が不明なのが、ちょっと残念!



 写真は、調律中のチェンバロ・・パイプオルガン撮り忘れました(^^ゞ
 
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ゲスト フルート : 一木暎美

オルガン : 松居直美、勝山雅世、森亮子、聖徳大学音楽学部パイプオルガン専修学生



<曲目>
第一部

 J.S.バッハ:

     前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 547
     「アンナ・マグダレナの音楽帳」よりアルマンド BWV 813
     ペダル練習曲 BWV 598
     ソナタ ホ短調 BWV528

 W.F.バッハ:

     フーガ ハ短調 

 G.A.ホミリウス:

     汝を装え、おお、愛する魂よ

 C.Ph.E.バッハ:

     Sonata F-dur Wq 70/3,H 84


第二部

 C.Ph.E.バッハ:

     フルートと通奏低音のためのハンブルク・ソナタ ト長調 Wq.133 

 W.A.モーツァルト:

     自動オルガンのためのファンタジー ヘ短調 K.608

 J.S.バッハ:

     フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030
    


ひのまどか「メンデルスゾーン―美しくも厳しき人生」(作曲家の物語シリーズ)

リブリオ出版

2009年刊




 フェリックス・メンデルスソーンの早熟さ・・
 
 ツェルターが教え始めてたった1年で、60曲もの歌曲をピアノ曲を書く。
 
 この時、11歳!
 
 
 メンデルスゾーン自身が第二ヴァイオリンのパートを受け持った≪弦楽八重奏曲≫を作曲したのは、
 
 なんと16歳!


 20歳を超えてから、この作曲スタイルは変わります。
 

≪幾つもの作品を同時に書き進めながら、彼は慎重に書いては直し、書いては直しを続けた。
 
 音楽家として生きる決意を固めた今は、十代の頃の様に創意に任せてひと息で書き上げる

 やり方を、自分に許さなかった。

 
 ーこれから書く作品は、各国各地でくり返し演奏されることになるだろう。

 そのためにも完璧を目指さなくてはいけない。

 と同時に、きく人に創作の苦しみを悟らせてはいけない。

 音楽は、知性と詩情に溢れた優雅な仲間であるべきだ。

 
 彼の創作スタイルは、自分の納得が行くまで改訂を重ねる、

 ベートーヴェンの様な推敲型に変わっていた。≫
 
 
 
 作品は、現在わかっているだけで、約750曲、交響曲からピアノ、オルガン、歌曲、
 
 宗教音楽、合唱曲、オペラなどあらゆる分野に及ぶ。

 

 ・・働き盛りの38歳、卒中での突然死<(_ _)>
 



<目次>
1 家庭が「学校」
2 ベルリンの外れの小王国
3 蘇った『マタイ受難曲』
4 大旅行の日々・その前半
5 大旅行の日々・その後半
6 ベルリンとの決別
7 ライプツィヒの若きリーダー
8 王たちの要請
9 『真夏の夜の夢』と『ヴァイオリン協奏曲』
10 止まらない歯車


吉越浩一郎「どの会社でも結果を出す CEO仕事術 いつも「経営者の目線」を持て」

朝日新聞出版

2009年刊





≪以前、ある本で消防署の大隊長の話を読んだことがある。


 それによると、火災現場で大隊長に求められるのは「絶対に動かない」

 ということだ。

 どんな緊急事態が発生しても、自らそこに駆け寄って解決しようとしてはいけない。

 常に現場全体を把握しながら状況判断を下し、

 トップダウンの命令で部隊を動かして鎮火や救出を実行させる。

 「判断」と「指示」こそが大隊長の役割なのだ。≫



 経営者やリーダーだけでなく、現場の最前線で走り回るメンバーも、

 この目線を持つことで、リーダーとしての感覚が磨かれる。


≪リーダーは現場で動き回ってはいけないが、

 現場を知らなければ正しい指示を出すことはできない。


 したがって経営者の成長には、

 現場からの「叩き上げ」が欠かせないのだ。≫










<目次>
1 キャリアプランにも「デッドライン(締切)」を作る―「独立する気概」を持って働け
(社長がいちばん面白い理由
 Warm Heart,Cool Head―「仕事はゲーム」と割り切るメリット
 ゲームは「勝つ」から面白い ほか)
2 結果を出して、会社を変える管理職となる―「デッドライン会議」という仕組みを使いこなせ
(部下を動かすには「人望」が必要、という日本的幻想
 「結果」を出せば、部下はついてくる
 上司はマネジャー、プレーヤーではない ほか)
3 経営のプロフェッショナルとなる―「損益計算書に対する責任」を持て
「コーヒーのプロ」でも「下着のプロ」でもなかった私
 経営のプロは、売る物は何でもかまわない
 なぜ日本の「成果主義」はうまくいかないのか ほか)


吉越浩一郎「会社を踏み台にする生き方」

マガジンハウス

2009年刊






≪人生を決めるのは「能力」ではなく「考え方」。

 常に全体を俯瞰で見る習慣をつけろ。≫



≪その日、その日の、目の前に在る”作業”に費やす時間と労力を、

 そのまま”作業のシステム作り”にあてれば、

 自分自身も長期的には必ず楽になる。≫

 
 対症療法から、根本療法へ。


 仕事の成果 = 能力 × 時間 × 効率


 だから、時間を短縮すれば、能力か効率を上げざるをえなくなる。

 否応なく、創意工夫するための仕組みを考えるためには、

 時間を短縮することで必要になる。

  
 



<目次>
第1章 競争社会を生きるために必要なこと。
(もっと野性的になれ!草食系はこれからの社会では生き残れない。
むやみに頑張るのではなく、プラグマティックな方向での努力が大切だ。 ほか)
第2章 今いる会社で圧倒的な力をつける仕事術。
(まず会社や組織の「ワク」にはまれ。そこでの理不尽な経験が君を育てる。
日々の仕事でマニュアル化できない暗黙知の領域を人から盗め! ほか)
第3章 海外、外資で働いてタフな心をつくり上げる。
(日本とまったく違う環境に身をおくと、裸一つになったときの、本当の力が見える。
仕事は全知全能をかけたゲームだ。外国人はそれを楽しむ術を知っている。 ほか)
終章 豊かに暮らすために、自分で自分を育てる。
(自分を鍛え上げる道場は仕事のほかにない。)


吉越浩一郎「吉越式利益マックスの部下操縦術」

幻冬舎

2009年刊





≪たとえば、一人でも部下を持ったら仕事はそっくりその部下に任せ、

 管理職は口出しすべきではないと私は思っています。≫


 ・「部下に任せられない」のはダメな上司

 ・部下を「管理」しようとするのはダメな上司

 ・「ホウレンソウ(報連相)」は不要 ⇒ 最終的な結果のみ必要

 ・ 部下は「育てる」ものではない



≪そもそも、どう逆立ちしても無理だという仕事を与えているなら、

 それは上司として誤った指示を出している≫


≪これはと思う部下なら2段でも3段でもハードルを上げて

 苦しめてあげれば、それが飛躍的な成長につながっていく≫






<目次>
第1章 部下に仕事をまかせなさい(飲み会に連れ回す上司は下の下
仕事は教えてもらって覚えるものではない
帰宅時間の早い上司こそ有能だ
仕事は「ゲーム」、だからこそ絶対勝つ
何よりもスピードを優先せよ
部下に媚びるな。嫌われてこそ本望である
仕事ができるのか、運がいいのか)
第2章 部下はあなたのここを見ている(会社にとって正しい情報はすべてオープンにする
“部下のウソ”とどう接するか
再発防止策はすばやく、全社的に
仕事は部下に教えるな
できる社員2割、落ちこぼれ2割の法則は本当か?
残業禁止で、19年連続増収増益
女性を活かせる上司、活かせない上司
性別よりも能力別のスタンスで)
第3章 部下に嫌われてこそプロ上司(調整型の上司はよいリーダーか?
ものわかりのいい上司ほど墓穴を掘る
部下は「一を聞いて一も知らず」と心得よ
上司も部下もお互い選べない
辞めるという部下を引き止めるな
誰が何といってもやりとげる
やればできたぞ、ノー残業デー
君子は朝令暮改を恐れない
締め切りを決めて火事場のバカ力を出す
会社は辞めても、辞めなくてもいい)
エピローグ 60歳で社長をすっぱり辞めた理由―人生の本生を生きよう
付録 あなたはどれくらい部下を操縦できているのか―上司力チェックシート


吉越浩一郎「吉越式会議」

講談社

2009年刊



≪会議というのは、報告や発表をする場ではなく、物事を決める場、なのです。

 ・・

 顕在化した会社の課題や問題についての解決策について、

 「誰が、何を、いつまでに」というデッドラインを決めるのです。≫


 
 会議に出ないと、自分が損をすると思わせる状況を作る。



 情報は公開する。

 特定の人間しか知らない情報は、あってはいけない。

 また、定石・ロジカルシンキングから外れた判断基準のブレがあってもダメ。


 意思決定のプロセスを公開してしまうことによって、

 部下は正しい解を見つけるプロセスを学ぶことができる。


 



<目次>
序章 吉越式会議とは、どんなものか
第1章 吉越式、会議の考え方革命1
「一つの議題は2分で判断できる」
第2章 吉越式、会議の考え方革命2
「会議は仕組み化・スピードアップのためにある」
第3章 吉越式、会議の考え方革命3
「会議が社員を変える。リーダーが育つ」
第4章 吉越式、会議の考え方革命4
「会議は組織を変える、一体感を作る」
第5章 「吉越式会議はどのように行われていたのか」
第6章 「社長から課長まで。吉越式会議はこう実践せよ」


吉越浩一郎「仕事ができる社員、できない社員」

三笠書房

2011年刊




 結果がすべてと考える。

 それは、プロセスを大事にすることと両立する。

 プロセスが間違っていて失敗した場合、やるだけのことはやった、

 といっても、自己満足にすぎない。


 うまくいなかいことを周りのせいにしてはいけない。

≪逆境を自分の力で乗り越えようとするとき、人は大きく成長します。≫




 「損な役回り」を買って出る。

 
≪トラブルシューターとは、トラブルの解決を任せられるくらい実力があり、

 信用がある人なのです。≫



≪「ここぞ」という場面で実力を出すためには、常に頭を使って仕事をしなければなりません。

 体力と気力ではなく、能力を発揮して働くのです。


 温存された体力はいざというとき発揮されます。

 緊急事態が真夜中に起こっても、休日に起こっても対処できる馬力が残っています。、

 そこで馬力が利かない人は、仕事ができない人です。≫




 「早寝早起き」は、無条件にやる。

≪早寝早起きの善し悪しをいっているような人は、仕事ができない人です。≫





<目次>
はじめに 私が経営者として、絶対に手放せなかった社員とは?
1章 こんな「考え方」ができる人
2章 こんな「習慣」がある人
3章 この「能力」を持っている人
4章 この「仕事の基本」を守る人
5章 この「要領」をつかんでいる人
6章 こんな「性格」をしている人
7章 こんな「価値観」で動く人


レナード・バーンスタイン「答えのない質問 1・2」1973年ハーバード大学での講座と実演

脚本、講演、指揮:レナード・バーンスタイン

演奏:ボストン交響楽団

 

 1973年に、ハーバード大学で行われたレナード・バーンスタインによる

 「詩学」の講座と実演の記録。

 The Unanswered Question Six tales at Harvard

 「音楽はいずこへ行くのか?」

 という問いへのバーンスタインさん自身の仮説を語ります。

 当時登場したチョムスキーの生成文法論に啓発され、

 音楽を誕生を、音韻論、統語論などから解明しようとする試みでした。



  MUSIC LANGUAGE

1) note = phoneme
2) motive = morpheme
3) phrase = word
4) section = clause
5) movement = sentence
6) piece = piece



Lecture1 Musical Phonelogy 音楽的音韻論

1.オープニング
2.レクチャー

3-6.
 モーツァルト交響曲 第40番ト短調 K.550

7.エピローグ

Lecture2 Musical Syntax 音楽的統語論

1.オープニング
2.レクチャー1
3.レクチャー2
 モーツァルト交響曲 第40番ト短調 K.550(抜粋)

4.エピローグ
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 汐留に、「ウィキッド」を見に行く。



 公演後、前列の方はスタンディング・オベーションでした。


 皆さん、素直に感動されていたのだと思いますが、

 見ている間中、とても違和感を感じまくりでした。

 冒頭、西の魔女・ウィキッドが死んだことを大喜びしている人々がいて、

 途中、ウィキッドの妹・東の魔女が、竜巻で巻き上げられたドロシーの家の下敷きになって亡くなる、

 というあまりな展開を受け止めさせられます。

 内容は・・人種差別、障害者問題、動物虐待、三角関係に、女性の嫉妬あり、で、

 とっても激辛・・なテーマを扱った作品でした。

 でも、

 四季には珍しく大人向けの作品、歌も踊りも洗練されていることで二重マルでしょうか(+_+)


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<キャスト>
グリンダ   苫田亜沙子
エルファバ  雅原 慶
ネッサローズ 保城早耶香
マダム・モリブル 中野今日子
フィエロ   飯村和也
ボック    山本 道
ディラモンド教授 前田貞一郎
オズの魔法使い 渡辺 正


モノ食う人々・・
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