瀧本哲史「僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版」(講談社文庫)

2013年刊



 意外な事実・・

 パナソニックの2010年度の採用の8割は、外国人になった。

 有効求人倍率は、大企業は0.5倍であるが、

 従業員100人以下の中小企業は、4.5倍ある!!!



 
 コモディティ化した市場で商売することの最大の弊害は、

 「徹底的に買い叩かれること」


 労働者の賃金が下がったのは、

 「派遣」という働き方が本質的な原因なのではなく、

 「技術革新が進んだこと」にある。



 コモディティ化の潮流から逃れる方法は、

 「スペシャリティ」になること。

 「ほかの物では代替することができない、唯一の物」となること。





 投資家的な観点に立ったリスクの取り方・・

 トータルで成績を良くしたいと思うのであれば、

 リスクは回避するものではなく、

 リスクを見込んでも投資機会を増やすこと。

 できるだけたくさん張ること。

 人生のあらゆる局面において、

 「ハイリスク・ハイリターン」の投資機会をなるべくたくさん持つこと。



≪「投資」とは、

 お金を投資することだと一般的に思われているが、

 本質的な「投資」とは、

 自分の労働力や時間、人間関係を投資することでもあるのだ。


 先行きが見えにくい時代だからこそ、

 ある時点でのひとつの投資活動が、その後の自分の未来を大きく変えるのである。≫



<目次>
はじめに

第一章 勉強できてもコモディティ
第二章 「本物の資本主義」が日本にやってきた
第三章 学校では教えてくれない資本主義の現在
第四章 日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプ
第五章 企業の浮沈の鍵を握る「マーケター」という働き方
第六章 イノベーター=起業家を目指せ
第七章 本当はクレイジーなリーダーたち
第八章 投資家として生きる本当の意味
第九章 ゲリラ戦のはじまり
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瀧本哲史「君に友だちはいらない」

講談社

2013年刊




 語り合うだけの友達や、「いいね!」するだけの友達はいらない。



 現在の日本に必要なのは、

 「仲間づくり」(チームアプローチ)である。




 「ブラック企業」が増え続ける本質は、

 世界がグローバル化する中で、

 その企業の人間の労働が、商品同様、コモディティ化されたためであり、

 コモディティ化すると、正社員であっても安く買い叩かれる。


 一匹狼だと、必要な環境や情報が手に入らない。
 
 グローバル化、コモディティ化の流れに対抗するためには、

 「武器としてのチーム」を持つことである。




 「よいチーム」とは、

 1.少人数である

 2.メンバーが互いに補完的なスキルを有する

 3.共通の目的とその達成に責任を持つ

 4.問題解決のためのアプローチの方法を共有している

 5.メンバーの相互責任がある


  
 会社に入る前に、一流の大学に行っていくことの効用・・

 1.得られる友人の質が高い

 2.一流の図書館がある



 仲間作りのために・・

 人間関係は「ギブ&テイク」が基本。

 ならば、「ギブ&ギブ&ギブ&ギブ&ギブ」のギブの5乗をすればよい。



 ビジョンを持つ。

 ビジョンを作る上でもっとも大切なことは、「でかすぎる絵を描くこと」




<目次>
第1章 秘密結社をつくれ
『七人の侍』という奇跡を成し遂げたチーム/天動説が消えたのはなぜか/青年よ、小さなゲリラ的チームをつくれ/傍流の記者たちが成し遂げた報道の金字塔、「プロメテウスの罠」チーム/「最高の授業」を貧困地域の子どもに――バングラデシュの「ドラゴン桜」/エンジェル投資は「人への投資」/秘密結社の代表格、フリーメーソン/『ワンピース』ルフィの幻影/本物の海賊の行動原理/ほか
第2章 本当の「よいチーム」とはなにか
マッキンゼーの「チームアプローチ」/SNSでつながることの無意味さ/ロックフェラーのブラックブック/肥満は伝染する/東京大学の合格校が決まっている理由/見晴らしがよい場所に行け/ブートキャンプで自分を鍛えろ/バイトで潜り込むのもひとつの手段/人間の「交差点」がイノベーションを生む/会社はなぜ存在するのか/弱いつながりの重要性/私の成功は、私のまわりの成功で決まる――ネットワークの効用/東日本震災で生命の危機584人の透析患者を緊急搬送せよ/ネットワークの「棚卸し」/ほか
第3章 ビジョンをぶち上げろ、ストーリーを語れ
成功するチームに必要な「冒険者=ヒーローの神話スキーム」/最初のビジョンは大きいほどよい/教育改革で日本を変えるTFJの取り組み/グーグル、アップル、ディズニーを抑えて人気第一位の就職先とは/ビジョン策定のポイント/「ぶち上げる」ことの持つ力
第4章 よき仲間との出会いのために
倒産寸前のタクシー会社運転手の言葉に感動した/アルマゲドン・メソッド/クレーマーをも仲間に引き込む/「業界軸」「会社軸」「自分軸」でラべリングする/共感をよぶストーリー/自己開示がもたらすもの/メガバンクに20年以上勤めた男の独白/大企業のなかで変革をおこすチーム/「なぜあなたと仕事をしたいのか」を明確に説明できるか/波紋が生じた岩波書店の採用条件/ほか
第5章 チームアプローチはあなたと世界をどう変えるか
アメリカの強さの秘密/レベルが違うアメリカのリクルーティング/非公式な組織に所属せよ/東京大学で始まる「Lobby」活動/いじめがおこる社会の特性/カリスマから群雄へ/なぜナショナリストには貧しい人が多いのか/「三丁目の夕日」の世界に戻ってはいけない/世界から人々がやってくる国に/ほか


武光誠「国境の日本史」(文春新書)

2013年刊




 江戸時代までの日本の国境は、「曖昧でおおらかなもの」であった。



 近代国家とは何か?

「安定した治安が保たれており、一定の国土が存在する。

 そしてそこに住む国民がおり、

 すべての国民が認める政府がその国土を治めるものを一つの国家とする」


 国境とはいかなるものか?

 1.国境は、武力によって決められてきたものである。

 2.国境を定める際には、強い国の利益が優先され、住民の権利は踏みにじられてきた。
  
   国境が変えられた時に、他民族の国に居住地を追われた者も多い。

 3.日本も、それ以外の国の国境も、その時々の国際情勢によって常に変化しきた。



 意外にも、国際法にも、「固有の領土」という概念はない。

 世界的にみると、

 「固有の領土」とは「現在、自国の支配が及んでいる土地」という意味しか持っていない。




 日本のDNAともいうべき「縄文文化」は、

 北海道から九州南方の種子島、屋久島に至るまで広範囲に広がっている。

 意外にも、沖縄本島南部の読谷村からも、7000年前の縄文土器が出土している。

 

 蠣崎(松前)慶広が治めた北海道南端は、

 豊臣政権の時はじめて、日本に組み入れられた。


 琉球王国が自立できたのは、

 1429年の尚巴志の統一から、

 1609年の島津家の征服までのあしかけ181年間にすぎない。




 日本の三度の危機・・

 一度目は、元寇。

 二度目は、応永の外寇。朝鮮王国の侵攻。

 三度目は、長崎が8年間、ポルトガルに領有されたこと。

 
 そして、

 1945年8月18日に、ソ連軍が行った占守島への攻撃。 





<目次>
序章 「日本固有の領土」という信仰
第1章 「国境」の誕生―神話と日本の特殊性
第2章 中世・変わっていく「辺境」―「貧しい土地」から「富を生む土地」へ
第3章 狙われる日本―江戸幕府と竹島・尖閣問題の起源
第4章 拡大する領土―植民地獲得へ
第5章 敗れた日本―竹島、尖閣、沖ノ鳥島終章 日本の国境の将来


堀田力「こけるな日本」(ベスト新書)

2013年刊





 これからの日本、世界にとって最悪のシナリオは、第三次世界大戦になること。

 中国は危険な国。なぜなら、政治体制が、共産党独裁だから。

 中国と北朝鮮を危険でない国にするためには、
 両国を民主主義国にすること。


 戦争の懸念をなくすための根本策は、

 EUのような国の連合体を、5大陸の各地域の可能なところから広げていき、
 やがて世界政府にしてしまうこと。


 ・・どれも、どこから手を付けてよいやら、と思ってしまいますが、

 「育てるべき考え方」を提示されています。

 1.利己心(自己愛)を常に正常に働かせること

   =生きていくための自助努力が基本で、自分にできる努力ををしていない場合の
    責任は自分が取ること

 2.常に他人を尊重すること

   進んで共助を行うこと

 3.自分の能力を最大限に活かし、人や社会に役立つことをいきがいとする生き方を
   すること

   =無限の所有欲は有害無益であること
   
 




<目次>
第1章 私たちは、どうなるのか
第2章 最悪のシナリオは、第三次世界大戦
第3章 最善のシナリオは、世界政府の樹立
第4章 世界の人口爆発の抑制策
第5章 国と資本の狭いエゴの抑制策
第6章 人の狭いエゴの抑制策
第7章 東日本大震災があぶり出した日本の問題
第8章 日本の各年代層の動き


霞が関から日本を変える (マイナビ新書)

NPO法人プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)

2012年刊





霞が関にあるのは・・

≪・・ほとんど一切の例外を認めないような、恐ろしいまでの無謬性がある

 というのは、将来的に得られる可能性のある利益や、

 今までになかった新しいことを生み出す可能性の目を最初から摘んでしまっている

 ように思えてなりません。≫







≪亡国の悲劇とは、人材が欠乏するから起こるのではなく、

 人材はいてもそれを使いこなすメカニズムが機能しなくなるから起こるのだ。≫

 塩野七生『日本人へ 国家と歴史篇』





≪私一人が行動しても・・

 しかし、「私一人」が行動しないと、世の中が動かないのもまた

 事実なのです。≫




<目次>
はじめに
霞が関で働く人間の息づかいを

第1章 すべての公務員は全体の奉仕者である(池田 真)
公務員制度改革はなぜ進まないのか?
「改革」のための事務局と高い志をもった事務局員
公務員制度を改革するための法案提出への道のり
公務員制度改革が実現しない理由
私たちが望む公務員制度改革
公務員制度改革の真の目的を実現しよう

第2章 政治家がリーダーシップを最大限発揮できる仕組みとは?(福嶋慶三)
霞が関から最前線の自治体へ
リーダーシップが求められる時代
トップリーダーを支える体制・機能
国における司令塔組織
尼崎市におけるリーダーサポート体制
縦割り打破の処方箋
(1)組織の柔軟な変更
(2)採用・人事の一元化
(3)総理や大臣の長期在任
ほか

第3章 日本におけるオープンガバメントの推進 (竹内帆高)
現在の霞が関の問題点について
入口重視から出口重視の行政へ
インターネットによる行政の変革
米国におけるオープンガバメントの推進
行政事業レビューシートの改善
プロジェクトKの政策提言
(1)政策グランプリ ~大臣ダイレクト~
(2)政策オーディション
ほか

第4章 国民のために官僚の能力を100%使わせるには?(竹谷理志)
国連機関に出向して感じたこと
ドイツでの経験と官僚の能力を発揮するための課題
能力・適性を評価するシステムの不徹底(課題1)
業務の優先順位付け及びその強制の不徹底(課題2)
長時間残業の常態化(課題3)
新たなアイディア・関係構築につながる経験の不足(課題4)
ほか

第5章 地域からこの国のかたちを変える! (小紫雅史)
地方と中央の違い
スリムになっても弱くなっては意味がない
国と自治体でこんなに違う! トップダウンとボトムアップのバランス
自治体のボトムアップの力はなぜ弱くなったのか
ボトムアップの力を取り戻すために
小さくとも強い自治体を実現するために ~「協創」とは~
ほか

第6章 東日本大震災から復興するには?(久保田 崇)
東日本大震災から復興するために
被災地ボランティアから副市長へ
震災復興計画作りで見えてきた課題
「課題先進地」の被災地における新たなチャレンジ
「使い勝手のよい交付金」と言われたけれど
国の対応に足りないもの
ほか

第7章 それでも僕らは「霞が関」を信じている(中村隆之)
僕と霞が関のカンケイ。 ~霞が関で働くということ~
自分の過ごした学生時代
公務員を目指すことになったきっかけ
就職活動を経て文部科学省へ
入省、新しい世界。そこで見たものとは?
霞が関で働いて率直に思ったこと。 ~霞が関ムラの日々の一端~
ほか

おわりに

プロジェクトKのメンバー紹介
前夜大雪でしたが、その後は快晴の3日間・・

大満足の野沢でした。

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・・そうそう、前週の大連で、白酒接待の後、
身体中の皮膚にジンマシンが出ていたのですが、
大湯と松葉の湯に交代に入ったおかげで、急回復する。

温泉効果を再認識しました(^o^)/
先週の白馬岩岳スノーフィールド・・

今シーズン最初のスキー。

初日、霧で前が見えず苦戦しましたが、

二日目は、快晴で、終日気持ち良く滑ることができました。

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50歳になると、35歳に見える人と65歳に見える人がいるらしい! ?―アラフォー過ぎの「きれい」を作る「食」「運動」「メンタル」

タカコ・ナカムラ&上大岡 トメ

主婦の友社

2013年刊



 30歳のときには、前後5歳の差がでる。

 つまり、25歳に見える人と35歳に見える人がいる。


 それが、

 40歳になると前後10歳差、

 自分のことを気にしている人は、30歳、

 気にしない人は、50歳に見える。


 50歳になると前後15歳差、

 つまり、

 35歳に見える人と、65歳に見える人がいる。



 自分に「構う、構わない」により、差がつく。

 何か一生懸命になれるものを持っている人・・

 たとえば芸術的なことに打ち込んでいたり、

 何かを創り出している人は、ちっとも老けてみえない。


 
 自分で「無理」の線を引いている人は、魅力的じゃないし、

 見た目も気持ちも老けている。


 言い訳しないで、「やりたいことはやる!」




<目次>
第1章 50歳になると、35歳に見える人と65歳に見える人がいるらしい!?
第2章 見た目の若さも健康も日々の「食」と「運動」の積み重ねがカギ!
第3章 タカコさんの暮らし 健康をつくるのは日々の食事。疲れているときにこそ、簡単でいいから自分で作るんです。体がほっとしますよ。(タカコ・ナカムラ)
第4章 トメさんの暮らし いつまでも、自分の足で歩きたいなら毎日、体を動かす習慣をつけるといいんじゃないでしょうか?(上大岡トメ)
第5章 死ぬまで、やりたいことがやれる体でいたいじゃない?
第6章 見た目が老けている人は、体の中も老化している!?―老化と糖化の関係についてドクターに話を伺いました(山岸昌一(久留米大学医学部教授)×タカコ・ナカムラ)


村上龍「自由とは、選び取ること」(青春新書INTELLIGENCE)

2013年刊



 村上龍さんの人生相談。

 うだうだ悩むことと、

 現実にきちんと向き合うべきことを、ぱしっと言い切ります。


≪給料が上がらないというのは悩みではなく、

 目の前に立ちはだかった現実です≫


 もしより多くのお金が欲しいのであれば、

 「悩む」のではなく、「よりハードに働く」ことです。





 新しいことには、失敗はつきものである。
 
 だから、 

 もし何か新しいことをやりたいのであれば、

 前もって成功しておくことが重要になる。

 
 新規ビジネスへの参入のタイミングは、

 「成功のあとの絶好調のとき」にやるべきである。




 
≪バカヤローと部下に怒鳴る人は

 心に余裕がない人です≫





≪アイデアというのは、誰でも最初は何も思い浮かびません。

 考え続けるしかないのです。

 ただし考え続けていても、必ずいいアイデアが生まれるとは限りません。

 じゃあどうするかというと、それでも考え続けるしかないんですね。

 楽ではないので、できれば自分の興味のあることとか、

 要するにどれだけ考え続けても飽きないという分野で仕事をする人が

 有利になるわけです。≫

 



≪人生でもっとも恐ろしいのは

 失敗ではなく後悔です≫





<目次>
序章 “不安"は“自由"であることの代償でもある

第1章 今「生き延びる」のは、決して簡単ではないです
―「働くこと」について の選択と自由

優先順位をつけることができれば、誰か に相談する必要はなくなります
わたしには「何か新しいことに挑戦して いる」という意識はありません
「高卒だからミスをする」と思うのは、 間違っています
新しいことをやりたいなら成功している ときに限ります
仕事の質を上げるほうが先、というのは 間違っています
「理想の会社」も「理想の結婚」もたい てい幻想に過ぎない
就活生が「何をやりたいのかわからな い」のは考えてみれば当然です
ムリして一発逆転を狙っても成功するの は限られたものだけ
どれだけ好きなのか? それがないと生 きていけないか?
バカヤローと部下に怒鳴る人は、心に余 裕がない人です
「壁」とは成功者だけが感じるもの
アイディアは、考え続けるしかありませ ん。浮かばなくても考えるのです
挽回を考えているうちはどんなに謝って も効果はありません

第2章 男は、女を巡って憧れと支配欲の間で揺れ動きます
―「恋愛・結婚・家族」 についての選択と自由

離れて暮らす高齢の親に対して、子ども ができることは案外限られています
シングルマザーが生き延びていくための 「戦略」は、何を優先すべきか
八方ふさがりのように見えるが「優先事 項」を決めれば話は少しだけ違う
会社に戻ることができれば、あとは何と かなる
一度浮気した女はまた必ず浮気する。 去っていった女はとてもよく見える
あなたの人生には女性は必要ないかも知 れない
きっと増えてしまった10キロの肉・脂肪は、いろいろなものを象徴しているのだと思います
誰だって、仕事で大失敗したときに他人 の立場になって考えるのはむずかしい
問題は、相手の気持ちです
わたしも、相手がどんな人かわからずに 会うのは苦手です

第3章 人生でもっとも恐ろしいのは失敗ではなく後悔です
―「お金」についての選 択と自由

やりがい、給料、リスク…。どんな優先 順位をつけるのか
妻が働き、夫が家事を受け持つというラ イフスタイルがあってもいい
『アリとキリギリス』のたとえは単純に はあてはまらない
共働きのほうが安定するとは一概に言え ないかも知れません
必死に社会保障の不備を批判してもお金 はもらえません
お金や健康よりも、人生には大事なもの があります
出世しても大して給料があがらないの は、日本企業の常です
「人当たりがいい」のは欠点ではなく明 らかに長所です

第4章 不安に耐え、恐怖と闘わなくてはいけないこともある
―「これから」について の選択と自由

いつでもどこでも携帯電話で連絡がとれ る分、不安や孤独感が強調される
生活ができなければ“選択の余地"はな い
現実を受け入れるときには、不安に 耐え、恐怖と闘わなくてはいけないこともあります
出世が遅れている原因には何かしら「他 より劣っているポイント」があるはずです
わたしの指示に従ってくれない場合は他 の人に代わってもらいます
自分のことを自分で守るというのは、今 の日本では正しい選択である
日本人同士で中国に不満を言い合っても 効果的ではありません

第5章 人生を賭けるようなものは、探しても見つかりません
―「生きること」につい ての選択と自由

人生を 賭けるようなものは、探しても見つかりません。出会うものです
35歳にもなって、アイドルに夢中になるの は恥ずかしいという感覚は極めて正常です
「誰かとコミュニケーションしたい」は 「知識を得たい」欲求よりも強い
マイナス思考のプラス面を考えてみる
グチの聞き役になることは、悪いこと じゃない
ニートや社会的引きこもりは、昔は非常 に少ないか、存在しませんでした
少しぐらい話しただけでは、その人のこ とはよくわからない
当たり前ですが、一緒にいじめを解決し てくれる人を探すことです

あとがき




村上龍「55歳からのハローライフ」

幻冬舎

2012年刊




 飲み物が飲みたくなる連作小説でした。


 心が揺れているときは、

 アールグレイに蜂蜜を入れて飲むと、

 気分が落ち着く。



 

 ホームレスに転落する人の共通点・・

≪彼らはまず仕事を失う。

 病気や事故などで健康を失う場合も多い。

 生活に困窮するとたいてい夫婦仲が悪くなり、

 やがて家族を失い、そして住居を失う。≫

だから、

「仕事、家庭、健康を徹底して守ること。

 住居の死守。

 借金は絶対にしない」

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