高澤真治「それでも中国で儲けなければならない日本人へ」

成甲書房

2011年刊




○中国人と円滑につき合うための10箇条

1.褒めて褒めて褒めまくる。

 欠点、課題は客観的に指摘すると効果的。

2.中国人は同郷志向が強い。

 出身地を確認し、できる限り、その地方を話題にする。

3.イエス、ノーをはっきり言う方が効果的。

 遠慮謙遜は必要に応じて。

4.ご飯を一緒に食べに行く。

 それが中国理解の第一歩。

5.中国語がわからなくても、一言二言でも覚えて、しっかり伝える。

 大きい声で大胆に。それだけでも気持ちは通じる。

6.日本と中国の間には、まだまだ偏見も無理解も相互に多い。

 冷静に客観的に伝える姿勢を持つ。

7.中国の変化は激しい。目まぐるしく動き回る中国人とつき合うなら、

 多少のことではへこたれない粘り強さを持つこと。

8.利は利で終わるが、中国人も同じ人間。

 本当の友人関係を築けば、親身になって助けてくれる。

 時として、日本人よりおおらかさがある。関係構築には時間と投資が必要。

9.自分の言動は日本人を代表しているという自覚を持つ。

 大半の中国人にとっては、外国人と接することはまだ珍しく、

 一挙一動に注目ているのである。

10.違いを認める寛容さを持つ一方で、自らの意見は堂々と主張する心がけが必要。




中国・・≪この国を少しでも理解しようと思えば、とにかく見聞を広めること。

 ネットワークという窓口をより多く持ち、その窓から見える景色が断片的であっても、

 精緻に観察して、そこから全体を推察していくしかない。

 文献を読んだだけで理解できるような国ではない。

 「百聞は一見に如かず」どころか、二見や三見でも全然足りない。

 それくらい大きい。≫


≪「貧富の階層社会国家」それが現代中国≫

≪北京、上海、広州、深圳といった大都会ばかりが脚光を浴びるが、

 光には影があり、「貧富の階層社会」が形成されている。
 
 都市と農村とではさらに貧富の格差があるから、中国の所得層をより重層的に

 とらえなくてはならない。そしてエリアは広い。面として違い(風土、景色)、

 文化の違い(言語、慣習)を認識し、基盤や背景が異なるエリアの集合体であることを

 忘れてはならない。≫


 

≪政治リスクを心配する日本人も多いが、もはや中国という国と人の存在なしには

 日本経済は立ち行かないし、中国大陸の巨大な市場は今度も存在するのである。≫

 昨今の中国に振る舞いに憤慨する日本人もいるが、

≪国際的分業の時代と認識して、上手にバランスをとるしかないのだ。

 日本で、月給二万円で奉公してくれる若者がいるだろうか。≫

また、

≪全方位外交を展開している中国人は、日本だけではなく全世界に目を向けている。

 日本にとってだけ、中国は脅威なのではない。≫





≪今もこれからも保障のない中国社会≫

 現在は崩壊してしまったが、日本には、終身雇用、年功序列、企業組合といった三種の神器

があり、これらがあったからこそ、安定した経済活動が促進され、社員の忠誠心が得られた。

 
しかし、

≪中国の場合、消費に目覚めて働いても(繰り返すが)その先には保障がなく、

 あってもまるで不完全だという点が、日本との決定的な違いだ。

 働いても働かなくても生きていける能天気さは、今の中国にはない。

 国営企業もリストラが進んで、社会問題化している。

 市場経済のの下での「生きるか死ぬか」の戦いなのである。


 ある中国人は語る。

「先のことはわからないから、大事なのはまずは金。

 そして、世の渡りの経験だ。とりあえず金さえあれば、身を守れる」≫



≪中国社会は甘くはない。優良企業で働こうと思えば、高専卒以上の学歴と実務経験は

 必須である。それ以外は単純ワーカー(労働力の提供)しか道はなく、

 大多数の中国人はこの不安定な環境で、日々働き続けなくてはならないのである。

 成長経済であっても、末端の労働者はわが身第一で、したたかに生き抜かなければならない。≫





<目次>
【第一章】中国という「壮大なる混沌」を理解する
【第二章】消費に目覚めた中国人が経済発展を支える
【第三章】中国2010年代のキーワードは「品質」
【第四章】同じような顔でもこれだけ違う中国人と日本人
【第五章】中国ビジネスに必要なのはまず「自己主張」そして「体力」
【第六章】中国人はカネでどうにでもなるのか
【第七章】日本人が中国で働くということ
【第八章】したたか中国人と上手につき合う方法
【第九章】日本と中国、どうすれば隣国愛を持てるのか
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花岡大羽「中国で汽車旅を」

東京図書出版会

2009年刊


 2004年に、中国縦断汽車の旅をされた花岡さんの紀行。

 北京から南へ、桂林を経由し南寧へ降る。

 そこから北上し、峨眉・成都を経て、西安へ。

 西安からは飛行機で、ウルムチまで飛び、

 そこから再度、西安を目指す汽車の旅。


 車内での交流と、車窓からの景色が、なんとも良いです。


≪日本では鉄道会社が快適な長距離旅客輸送を提供することを諦めてしまっために、

 客車列車が今にも亡びようとしている。

 花形列車が延々と客車を連ねる様を見ることは、日本ではもう期待できないが、

 中国ではまだ当たり前のようにある。≫



 北京から乗った列車は、なんとハノイ行き!

 先日、羽田でも、ハノイ行きがありましたが、「河内」とありました?!



 北京から南下する途上の風景・・

≪頻繁に対向列車とすれ違い、特快列車はその名に違わず高速で快走する。

 ポプラの林、レンガの家、低い林ではヤギが放牧され、蔬菜畑の次には、

 レンガ工場が現れる。目まぐるしく車窓は変わる。≫


 蔬菜・・シューツァイ・・野菜のこと。




≪列車は、今、ウルムチからトルファンへと天山山脈の鞍部を越えようとしている。

 勾配を喘いで登り、広漠たる塩湖の白い風景を過ぎ、岩壁に迫り、緑広がる草原の中を

 走った。草原には羊が白い粒のように点在し、あるいは寝そべり、あるいはゆっくりと

 動いている。その向こうには大きなグレーの山腹が壁のように立ちはだかっている。≫

 
 先日、ウルムチからの汽車の旅をした中国好きな方とお話しましたが、

 中国赴任中に、ぜひ体験してみたいです(^^♪
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上海浦東国際空港・・

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エアチャイナのファーストクラスラウンジ・・

 この日は、朝6時半にホテルを出発し、タクシーで7時15分頃、空港到着。

 ラウンジで、軽く朝食をいただきました。
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 歓迎会をしていただいたのは、淮海中路の通り沿いにある「順風港湾」さん。
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 食事した39階のフロアは、2時間で一回転し、上海の夜景を見ながら食事をすることができました(^^♪
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陝西南路駅・・

ユニクロ・・
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 花園飯店から、歩いて10分ほどのところにある、オフィスへ初出勤。

 雰囲気は、青山通りあたり・・もう少し歩くと銀座チックなところもあります。

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≪淮海路(わいかいろ、ホワイハイルー、拼音: Huáihǎi Lù)は上海の中心的な繁華街の一つ。

広義の淮海路は人民路から西蔵南路までの淮海東路、西蔵南路から崋山路までの淮海中路、崋山路

から虹橋路までの淮海西路の三つを含む。淮海東路は373メートル、淮海西路は1506メートルである

。終端は越境路まで続いている。淮海西路と淮海東路は淮海中路に繋がっているが一本道とは言え

ず、中路と東西路は趣が異なる。

一般的には淮海中路を淮海路と呼ぶ。淮海路は西蔵南路、崋山路の間の5500メートルの区間のこと

を言う。路に沿って並木が植えられている。元々この路はフランス租界の主要道路の一本であった

。東部はフランス租界の最大の土地となっており、中国人が商業、住宅区を形成していた。1914年

まではこの範囲での開発のみだったが、その後1920年代に入るとその後フランス租界は西へと拡張

されていき、大規模な高級住宅区を形成した。白系ロシア人が到来するとこの商店街は勢いを増し

て発展し、賑やかで高尚な商店街へと変わっていった。

現在でも多くのデパートが見られ、高級料理店やブティックが並ぶ。南京路と比べてもより小洒落

た雰囲気になっている。外資系の大型店舗も多く出店しており、日本の企業では伊勢丹が出店して

いた。

この路の南部には衡山路があり、高級なフランス住宅街になっている。

この路に沿って地下鉄が通っており、黄陂南路駅、陝西南路駅、常熟路駅の三つの駅がある。≫

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 今回宿泊したのは、「花園飯店」・・

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 朝食・・
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 実は、この日は、朝昼晩の3食とも日本食になりました。
 お昼は、ごまだれせいろそばセット 60元
 夜は、「すき焼き」((+_+))
 大連での白酒(バイチュー)攻撃とは異なり、車通勤のメンバーはお茶のみ、
 他の方々も、マイペースで、ビールを口にする感じ。
 ・・私は、「可?」(コーラ)でした(>_<)
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 上海虹橋国際空港空港・・

 赴任前の顔合わせのため、初めての仕事での上海出張・・

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 空港からタクシーを利用しましたが、長蛇の列で、結局1時間待ちました。

 
 市内まで、30分。

 ちなみに料金ですが、

 虹橋空港⇒市内(陝西南路駅・上海花園飯店) 46元(≒800円)

 市内(陝西南路駅・上海花園飯店)⇒浦東空港 171元(≒2900円)  

 
 次回は、午後一の会議に間に合うように、
 地下鉄10号線を利用しようと思います。

 地下鉄は、初乗り料金3元(≒50円)。
 6キロ以内は3元、それ以上は10キロ毎に1元というルールになっています。

 バスも乗りましたが、近距離は2元でした。

 小銭が貯まるのと、財布の出し入れが面倒なので、
 次回は、サービスカウンターで地下鉄・バスで利用できる「公共交通カード(ジャオトンカー)」が100元で手に入るようなので、入手したいと思います。
 (チャージは、「充?(チョンジー)」)
 昨日の朝、ゴルフ場に向かう車中で、

 ニッポン放送を聴いていましたが、

 小林克也さんがパーソナリティをつとめる「Music Machine GO! GO!☆」で

 かまやつひろしさんの「やつらの足音のバラード」が紹介されました。



 『はじめ人間ギャートルズ』のエンディング曲ですが、
 
 久しぶりに聴くと、よい曲ですね~ 


「やつらの足音のバラード」

園山俊二作詞・かまやつひろし作曲


なんにもない なんにもない
まったく なんにもない
生まれた 生まれた 何が生まれた
星がひとつ 暗い宇宙に 生まれた

星には夜があり そして朝が訪れた
なんにもない 大地に ただ風が吹いてた

やがて大地に 草が生え 樹が生え
海には アンモナイトが 生まれた

雲が流れ 時が流れ 流れた
ブロントザウルスが 滅び
イグアノドンが 栄えた
なんにもない 大空に ただ雲が流れた

山が火を噴き 大地を 氷河が覆った
マンモスのからだを 長い毛が覆った

なんにもない 草原に かすかに
やつらの足音が聞こえた
地平線のかなたより マンモスの匂いとともに
やつらが やって来た
やって来た
やって来た

井上純一「今すぐ中国人と友達になり、恋人になり、中国で人生を変える本」(星海社新書)

講談社

2015年刊



『中国嫁日記』の井上さんによる中国人との付き合い方を紹介した本。


 13億人全員をひとくくりすることはできませんが、一つの見方だと思います。



「中国人と友達になる」ためにいちばん必要なルールとは何か?

 それは「利害関係」と「身内」。

≪中国人は「身内」という概念を何より大事にする≫

 その「身内」の内側か外側かで彼らとの人付き合いは全く異なる。

 中国人は身内の輪を「幇(ほう)」という字であらわせる。

 結論から言うと、中国の人付き合いの基本は、「利害関係」


 強い「身内」を作るためには、まず自分自身が個人として強くならなければならない。

 自分が強いなら、自分で友達を作れなくても、周りの人が近づいてくる。

 この「強さ」が何なのかというと、具体的には「経済力」を指す。

 身内は、経済的に同じレベルの人間が集まって形成される。

 だから、仲良くなりたい中国人に対しては、

「自分はあなたたちと経済的に同レベルの人間です」という自己アピールが必要になる。


 自分が「いい人」になったら、相手もいろいろ便宜を図ってくれる。

 この「いい人」には、経済力がかなり含まれている。
 
 だから、中国人は成功者にとにかく優しい。

 経済的な有利さと人間的な有利さはほぼイコールといえる。
 


 中国人と仲良くなりたかったら、最初に美味しい食事をおごってあげる、

というアイデアは良いかもしれません。その場合、支払は決してワリカンにせず、

必ずあなたがまとめて支払うこと。そうすれば、次はあなた以外の人が出さないといけないので

また誘ってもらえる。このように、あいつには借りがあるから借りを返そうということで、

中国人の人間関係は続いていく。

 だから、日本人のワリカンにはそれがない。貸しも借りもなく、その場で全部清算してしまう

わけだから。これは中国人からしたら「俺から借りを作らないとはなんて失礼なやつなんだ」

となるわけです。

 中国人にとっては「借りを作らない人間=心の内を見せない人間」ということになる。

「貸しと借り」は貸し合い、返し合うことでバトンが続いていき、それによって関係が強化されていく。


 


○明日からできる中国人との接し方

1.面識を作る

2.日常会話で自分の懐を開示する

3.贈り物をする

4.一緒に食事する

5.家に招いて食事をする

6.家に泊まる/泊める


 食事は、友達を作るための手段であるが、二段階ある。

 最初の段階は、一緒に外食すること。

 二段階目は、家に招いて食事をすること。




 酒が飲めないのは、恥ではない。

 でも、飲めるんだったらとことん飲めないといけない。

 最初の一杯を飲んだなら最後まで飲まないと失礼にあたる。

 だからこそ、飲めないなら、最初に言っておかないと大変な目に遭う。

w? buhui h?ji?。
我   不会 喝酒。
ウォ ブーフィ フージョウ




<目次>
1章 中国人と友達になるための極意(中国人の“人付き合い”の論理と神髄
今すぐ中国人と友達になろう)
2章 身内こそが最強の戦力となる(身内の力を集めて世界と戦う
義務を果たして身内を守る)
3章 最高の恋人作りは身内の紹介から(中国人と恋人になるには
中国人と家族になるには)
4章 中国で着る・食べる・住む(今すぐ中国に移住しよう
日本人として快適に中国で暮らす方法)
5章 中国で人生を変える(中国で人生が変わった人の話
中国のオタクとコンテンツ
井上純一、中国と日本と世界を語る)
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 汐留のコンラッド東京・・28階にある「セリーズ」さんにてランチ。

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・・魚も肉も、チーズケーキもボリューミーすぎでした((+_+))

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